goo blog サービス終了のお知らせ 

SRV250&Jazzのカスタム記録:良爺ライダー(Peetar・Phoneda)

SRV250アメリケン&Jazz縦型エンジン(Ape80&XLR125R)
Win120のメンテナンス・カスタム記

チョヴィットソンCV1 懸念のプラグ交換と ダミーパンヘッドの構造公開

2015-03-14 07:47:08 | バイクのカスタム
最低気温7.8℃ 最高気温14℃予報 現在8℃ いよいよ春です。
暖かいので、もう毛布は要りません。とっても暖かな朝です。

良爺ライダーのアーレー・チョヴィットソンは
ご存じの通りダミーのOHV仕様です。
 
制作当時からプラグ交換がやりにくく
まあ!。殆ど扱わないので、プラグレンチの改良で済ましてきました。
だが、BRS250TypeⅢの改良によって
プラグ交換が簡単になったのを切っ掛けに、重い腰を上げました。
ダミーパンヘッド改良のついでに、チョヴィットソンのパンヘッド構造も
途中に挿入しますので、参考にして下さい。

タンクを外して、パンヘッドのカバーを外すと
ダミーOHV仕様の、骨格見えます。
下の画像で両サイドの穴が、OHVのパイプが取り付く所です。

この取り付け金具の機種は、忘れましたが重量車種のヘッドカバーです。
このヘッドカバーを、削り込んで取り付け台を制作
パンヘッドのカバーは、ホンダCB750のポイントカバーでした。
このポイントカバーを、削り込んでカバーを制作

では何故プラグ交換が大変なのかと!。
エンジンのホンダXLR125R
このプラグ位置が、異常に起きている。80度くらいです。
空間がないのと、プラグが起きているので、
通常のプラグレンチが使えない。
プラグレンチは、其の空間に入るように、短く加工する。
ラチェットが、使えるようにしていますが
作業範囲が狭く(ダミーのパイプに当たる)
その時は考えるのを止めました。
BRS250TypeⅢの改良で目覚め、


そこで、チョヴィットソンに目を向けた。
まずプラグの、立つ角度をストレッチで計測
次にプラグ先端の位置を計測
これで解りました。
取り付け金具の取り付け位置より手前へ15mmの所に罫書き線を入れる。
今度はプラグのセンター位置へは左へ、5mmの所に罫書き線を入れる。
其のセンターにポンチでマーキング
最初は小さな錐で(3mm)下穴を空ける。
下穴を空けた方が、大きい錐で空けた時に、ズレが生じない。
手持ちで大きい錐がない場合は、リーマで穴を拡張して行く。

これで一度セットして見る事に。
上から覗くと、取り付け台が当たる。

そこでカネキリノコで、不要な部分を削除する。
もう一度上から覗くと、角が当たるみたい。
卓上グラインダーで有る程度削れる所まで、削り込む。
取り付けてみて細部の調整。

プラグレンチを差し込み、位置の確認する。
今度は当たりそうな所を、半丸ヤスリで、修正する。
何度か修正すると、ラチェットのジョイント棒を差し込んでみる。
簡単に差し込めれば、作業は完了。

納得の行くまで、修正はする事。
最後に、ヘッドカバーの穴の処理ですが
良爺ライダーは、Win120のニュートラルSWのカバーを使用しました。

このカバーは、耐熱性があるので、最適です。
リーマで、このゴムキャップの径まで修正して、取り付けの事
キャップを取り付ける時、少し渋いくらいが良い。
削りすぎない事、走行中に外れる。


丁度良い機会ですので、ダミーパンヘッド構造の紹介です。
下部ロッド受け側は、やはり機種は解りませんがUpガレージより機種不明で購入
想像を働かせて上部・下部の取り付けた所をシミュレーションする
大まかに削り込んで、細部の調整により出来上がります。
出来上がった下部のロッド受けです

上部ロッド軸受け部もパンヘッドカバーに合わせて削り込んで制作

上部・下部のロッド受けが完成すると、次は
ロッドカバーの制作 パイプはSUS304を使用します。サビに強い為
下部は、XLR125Rに取り付けて
パイプの長さ調整します
パイプの長さが決まれば、下部の孔に合わせてパイプをグラインダー等で削り込みます。
少しテーパーを付けた方が、差し込んだ時にきっちりと、はまり込むので振動対策になります。
余ったパイプは、15mm位に2本切断します。
切断したパイプに、片方だけ割りを入れます。
割りを入れると少し広がりますが、そのままではロッドパイプに入りません。
割りに鏨などを挿入して広げパイプに差し込みます。
このままでは外形と内径に差があるので隙間が出来ます。
割りの入ったパイプをバーナーで炙り軽く叩いてロッドと同じ径に修正します。
そのままだと直ぐに外れるので割りの方を縮めます。
最後にバイスなどを利用して割りの入ったパイプを
ロッドパイプに挿入します。2本とも同じように差し込めば
ロッドパイプの完成です。


これで部品がそろいました。
いよいよ取り付けです。
割りが入った方を、後ろ向きに挿入します。

2本ともロッドパイプが入ったら、
下部ロッド受けのホーローボルトを良く締め込む事
上部のロッドパイプに受け部を、差し込みます。

パンヘッドカバーを取り付けたら、ダミーパンヘッドカバーの完成です。
 
ガスタンクを外したついでによく見えるのでエンジンハンガーを見て下さい。
ヘッドのエンジンハンガーは必ず取り付けの事
振動対策です。
材質はSUS309ですので、少しサビが出やすい
板厚も未だ薄い方がよい(丁度良い部材が無かったので、これで制作)


次回はJazz80チョヴィットソン(APE)用の、配線図です。

 
過去記事続編のメニューへジャンプします。
http://blog.goo.ne.jp/ebucci/e/12976a2391147dade928ddef5906d980
         

Jazzチョッパー120配線基本図 フル画像編

2015-03-11 08:32:01 | バイクのカスタム
最低温度3.6℃ 最高9.0℃ 現在4.2℃
昨日は風が冷たく寒かった。
良爺ライダーのモーターサイクルは
現在全て、このJazzチョッパーから、基本配線図は出来ています。
初期型の、モンキーの配線図が、頭の中に入っていたので
製図は簡単でした。

初期型はポイントからCDIへと変わり
バッテリーも6Vから12Vへ変わり
整流器もセレンからレギュレーターICへと変わりましたが
基本的な事は変わっていません。
一つの配線図が頭に入ってしまえば、
配線色が変わるだけで、何処のメーカーも同じです。

まあ!配線図の書き方は、メーカーによって違いますけど。
どんなに複雑になっても基本配線図に沿って、配線していく事は同じです。
だからホンダJazzでもヤマハSRVでも同じだ、と言う事です。

ですが、配線の全てを知る為には、ハーネスを紐解く事から始めます。
最初はJazz50のハーネスを紐解き配線図を作り
イージーラーダースのWin120を購入した時に付属した配線図。
Jazz50の配線図とWin120の配線図を見比べて最終チェック
それに他機種の電装品を使う為に配線の手直しをして出来上がりました。

その為、オリジナルとは、違う所が出てきます。
配線図がない時など、電気系統を調べる時に、利用して下さい。
SRV250も同じように紐解いて出来ています。

今回はJazzチョッパーWin120用ですが、
基本的に、Jazz50などにも適用出来ます。
ですが、配線色が全て同じだという事はありません。
年式などで微妙に変わっていますが、
例:黒に赤帯と言った具合に、基本黒(+?V)に赤帯と言うように
  配色されています。解らない時は其の基本の色を見極める事です。
サムネイルクリックで、拡大画像 拡大画像クリックでフル画像になります。
本文へ戻る時は左上部の青い矢印(戻る)を、押して下さい。


この配線図は個人の使用を目的としています。
Web等その他での記載・転載を禁じます。


質問にキットのCDIに交換したら安全装置が効かなくなった。
市販のCDI本体には、緑に白帯は配線されていません。
よって安全装置が解除されます。
ノーマルのCDIを使えばそのまま安全装置は使えます。
バッテリー6Vから12Vに変えたら、CDIへの電源は、何処から供給する?
バッテリー点火でないので
CDIの電源は配線図を見て、解るようにフラマグ(黒に赤帯)から
直接供給されています。6V・12Vは関係有りません。
よって、バッテリーが劣化しても、エンジンは掛かります。

又疑問が有れば、メール下さい。
次回はJazz80(APE)の配線図フル画像で何か疑問が有れば
メールもしくはコメントで


過去記事続編のメニューへジャンプします。
http://blog.goo.ne.jp/ebucci/e/12976a2391147dade928ddef5906d980

アーレーチョヴィットソン125CV1の配線図フル画像編

2015-03-07 08:24:04 | バイクのカスタム
Jazz50のカスタムを、行われている方から
小さい字が見にくいという事でしたので
良爺ライダーのオリジナル配線図ですが
フル画像で更新します。
この画像は個人で閲覧する事を目的としています。
よって他のWebでのHPなどへの記載・転載など禁じています。

Jazzのフレームに、縦型エンジンを!。
ホンダオフロードエンジン XLR125Rへの換装
その為フレームの改造等、施してあります。
CDIはXLR125Rの新品を購入。
ワイヤハーネスはJazz50を紐解きを、それを基本に、引き直ししました。
入手可能であればXLR125Rの、ハーネスを購入した方がよい。
ハーネスの色分けは、ホンダ車に合わせていますので、解りやすいと思います。
友人から頂いたNSR250の電装部品なども使っています。
配線の基本図は、イージーライダースの、WIN120を、購入した時に
付属した配線図をも、参考にしています。
配線の部品配置も、ホンダの配線図的に配置しています。
拡大画像は下のサムネイルをクリックして下さい。
フル画像は拡大座像をクリック


下の配線図は、南海部品のダブルホーン(リレー付き)が
セールで、安かったので購入しました。
取り付け時の参考にして下さい。

最近Jazz乗りの方も、訪問されて要るみたいで、嬉しく思います。
今回は、小さい所が見えない、という指摘で更新しました。
この後順次Jazz120(Win120)やJazz80(Ape50のボアUp版)の
配線図をフル画像で、更新します。

_________________________________

過去記事続編のメニューへジャンプします。
http://blog.goo.ne.jp/ebucci/e/12976a2391147dade928ddef5906d980

ホイールの振り取り

2015-03-05 06:46:38 | バイクのカスタム
最低3.1℃ 最高10℃の予報 AM6:30現在5℃
最近は3温4寒の周期です。
昨日梅も満開になりました。
我が家のオーディオスピーカーJBL4343、
R側のドライバーJBL2420から、音が出ていない事に気づき
ダイヤフラムの交換をします。
このドライバーのオーバーホールは、かなり難物で大変です。
ドライバーを、分解しておいたので、
内部のクリーニングや高密度ウレタンを少し厚めに制作(歪み防止)
しっかりと準備万端、後は部品待ちです。
分解手順は、やめと来ます。まねして失敗されても困りますから。
これも、技術がないと出来ません。(出来ない事はないですけど)

友人が良爺ライダーの所へ来て
Jazz用に17インチアルミホイールとスポーク購入したので
組んで欲しいと来ましたが、"忙しいから綾組だけして"、と言ったら
電話で何度か注意点など話し、どうにか組んできました。
振り取りも、自分でやってみたが、縦振りと横振りが
”どうしても取り切れない”と言うので
フロントフォークと一緒に、先週の日曜日持ってきました。
土曜日に来るというので、早速振り取り開始。
良爺ライダーは、振り取り機を持っていないので
簡易的に、治具を作ります。
倉庫の中を探していると、
SUSの溶接棒が有ったので、これを使います。
針金でも何でも良いのですが、
有る程度強度がある物が良い
3.2mmの、溶接棒。
付いている被服を剥がし、フロントフォークのナットを緩めて、
溶接棒を、アクスルシャフトの径と、同じ大きさに曲げます。
サムネイルクリックすると拡大画像 拡大画像をクリックでフル画像

下の画像のように、輪っかを作りシャフトと一緒に締め込みます。

最初に横振りから始めます
溶接棒(これより治具と表記します)を曲げて、
ホイールとの隙間を調整します。
数周回、ホイールを回転すると、
隙間の広いところと、狭いところが出来ます。
そこで一番隙間の狭いところに、
治具の先端に当たるか当たらないかぐらいに
治具の先端を近づけます。

スポークの張り具合を見てから、
スポークの張りすぎ(狭くなっている方)分を緩めます。
反対側のスポークを締めたら隙間が広くなるので
この作業を繰り返すと、
治具の先端の隙間が、同じようになります。
隙間が広いと良く判らないので
治具の先端をホイールに、出来るだけ近づけます。
これで又少し接触するところと、離れるところが出ます。
其の隙間が0が一番良いのですが、2mm以内の範囲で修正して下さい。
2mm以内は走行安全上の規格で、
それ以上振れると危ないですよ!位に思って下さい。

横振りが、これで取れたと思います。
現在動いているSRV250&Jazzでも、この様にして横振りを調べます。
実働車の場合は、後輪・前輪を上げ、
スイングアームやフロントフォークなどを利用して
指で掴み固定して、親指の爪の先端で振りを見ます。
これでも十分役に立ちます。
一応同じトルクで締まっているかスポークレンチで調べます

きっちり締まっていれば、

今度は縦振りに移ります。
縦振りは、ホイールを数周回転させて、
一番高い所を探します。
次は一番低い所を探します。
低いという事は引っ張りすぎですので、
進行方向に対して、左右のスポークを少し緩めます
もう一度回転させ高い所をレンチで締め込みます。
又一番低い所と高い所で緩めたり締め込んだりしながら
少しずつ修正してこれも2mm以内の範囲で修正します。
少し治具が短かったのでアルミの線を追加しています。
 
最後に横振りと縦振りの再度確認して終了です。
綾組は出来なくても、SRV250&Jazzの振りが出た時などに役立てて下さい。


過去記事続編のメニューへジャンプします。
http://blog.goo.ne.jp/ebucci/e/12976a2391147dade928ddef5906d980

G・GライダーさんSRV動きましたか!

2015-03-01 15:45:00 | バイクのカスタム
G・Gライダーから連絡が来ました。
良爺ライダーの予想道理にバッテリーでしたと。
原因が分かったので早速バッテリー注文したそうです。
バッテリー劣化・不良を見極めるシーズンです。

バッテリーが寒くなると弱くなるのは皆さんご存じだと思いますが
長年使っていると劣化して本来の性能を発揮出来ないのです。
劣化の初め位でしたら暖かくなると良くなるんですが
前のシーズン時に、変だな?と、感じていたはずです
そんな時は寒く成る前に予備を用意しておいた方がよい。
やはり劣化はジワジワとやって来るので
見極めづらいので時々エンジンを掛けてみる事です。
こんな時はキックペダルが欲しいですね。
2日くらい前までは、少し暖かかくてエンジンは掛かったが
その後急に寒くなった時などエンジンを掛けると
セルフボタン押して、エンジンが重たく感じたらバッテリーの劣化
及び不良だと考えて下さい。
この場合早急にバッテリーの手配をして下さい。
フラマグでしたら少々劣化しても使えますが、
バッテリー点火はそうはいきません。
プラグの火が小さくなりエンジンが掛かりにくくなります。
前回の記事を良く読んで下さい。


過去記事続編のメニューへジャンプします。
http://blog.goo.ne.jp/ebucci/e/12976a2391147dade928ddef5906d980