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蝦式電影生活(新館)

ずっとほったらかしやったんですけど、ブログ人のサービスが終了するらしいんで、ここを作って過去のデータを引っ越しました。

父、パイパティローマの南へ。

2007-12-17 12:54:58 | 日々雑感。

昨日夕刻、那覇市内の病院で父が急逝しました。

親父の還暦祝いに、親族一同で
二泊三日の沖縄旅行に来たのがこの金曜日(事情1=家族旅行)。

到着後、前日までぴんぴんしていた親父の様子がおかしいので
病院に連れて行ったところ、即入院。敗血症と診断されました。

長期になるとのことだったので、正月明けまで休暇をとり、
市内のマンスリーマンションを契約したのですが(事情2=入院の付き添い)、
父はあれよあれよというまに弱っていき、
合併症もびしばし併発、日曜夕方に息を引き取りました。

結局、たった「二泊三日」の入院で帰らぬ人となり、
皮肉なことに臨終は、予定していた帰りのフライトと同時刻。

沖縄では、家の外で亡くなった人はそこに「まぶい(魂)」を落としていくので、
女性のシャーマンが「まぶやーぐみ」という
トラディショナルな儀礼で、魂を呼び戻すんだとか。
(確か、『ホテルハイビスカス』でもやってましたね。)

どうやら父のまぶいは、予約した便に乗って共に帰還したようなので、
「まぶやーぐみ」は必要なさそうです。

本人も「いたって健康体」を自負しており、周囲もそう信じていたのですが、
結局隠れた地雷が沢山あって、些細な契機に次々と誘爆したようです。
私も口では「たまには人間ドックとか行けよ」とか言っていたのですが、
勝手に予約してでも受けさせるべきだったと後悔しています。

皆様のご両親やご自身についても、
当家の二の轍を踏まないように、くれぐれもご注意ください。

本日、結局一泊しかしなかった新居を引き払い、父の亡骸と本土へ戻ります。

「君を必ず、故郷へ連れて帰る。」(ジョルノ・ジョバーナ)


いろんな人がいる。

2007-09-24 01:56:43 | 日々雑感。

いろんな人がいる。

先日よく行く書店で、
上品なおばさんがレジのお姉さんに話しかけていた。

客「あのー、あの絵本ありますかしら?」
店員「あ、絵本でしたらあちらのコーナーに・・・」
客「あのね、絵本みたいだけど地図なのよ。」
店員「タイトルとかは分かりますかね?」
客「歯医者さんにあったのよ。待合室に。
 どちらにあるかしら?」
店員「・・・えーと、どんな本ですかね?」
客「とってもきれいな本なのよ。」
店員「・・・他には何か・・・」
客「そうそう、孫にも見せたいって思ったのよ~」

よっぽどの話題作でもない限り、
そんな主観的な特徴ばっか挙げられても絶対に分かるはずがない。
店員さんも大変やなぁ。

と思ったら、数日後、別の大型書店で。

ふらっと店に入ってきたおじさん、
「自己啓発・資格試験コーナー」の平積みを見渡して、
客「なんや、この店は五木寛之置いてへんのかッ!」
と店員さんに食って掛かってました。

・・・自己啓発コーナーには無いやろ?
(まぁ、言われてみたら自己啓発かも知れんけど・・・)

いろんな人がいるのー。

MBSの深夜番組で、久しぶりにジャリズムをTVで見た。
渡辺鍾の才能は恐ろしいと思う。

ジャリズムの単独ライブでは、腹筋切れるくらい笑うんやけど、
テレビとか、今のお笑い市場では、すっかり「昔の人」扱いなんやなー。
(ところでムーディー勝山のあのネタ、ジャリズムの『夢童くん』のパクリとちゃうのか?)

解散と再結成が無かったら、結構良いポジションに居たやろうに。残念。


『ロックロックこんにちは!』仙台編後編。

2007-08-31 18:54:15 | 日々雑感。

日中、塩釜から松島へ向かう遊覧船の甲板で、
船を取り囲むウミネコに手渡しで「かっぱえびせん」を
あげるという遊びに没頭。
ウミネコが船に併走するので、
飛んでいる鳥の姿を間近で、ゆっくり観るという
珍しい体験ができました。(写真も後で挙げますな。)
・・・「島巡り遊覧船」やったのに、島ぜんぜん観てないでやんの。

さて、「ロックロックこんにちは!」仙台の二日目は、
入場前の行列からテレビの取材が入ってました。
なんでも、スキマスイッチの番組を作ってるそうで。
インタビュアーに声をかけていただいたけど、
お目当てはスキマでは無いのでインタビューは受けず。

・・・スキマスイッチ、曲はあんまし知らんのですが、
とにかく生アフロが見てみたい!アフロアフロ!

本日の一発目はチャットモンチー。
ボーカルのえっちゃん、ロックバンドのボーカリストとは
思えんくらいの人見知りの激しさ。
喋らへんボーカルの代わりにMCをするベースとドラムの会話が、
関西の大学生の日常のダベりみたいで面白かったです。
徳島出身やもんなー。
(関西広域機構とか近畿ブロック知事会議には、
 徳島県もメンバーに入ってるって知ってた?)

もちろん、音楽面でもとても気に入りました。
『腑抜けども悲しみの愛を見せろ』の主題歌、
「世界が終わる夜に」も生で聴くことが出来ました♪

舞台上、やたらと沢山の楽器が出てきたと思ったら、
次がスキマスイッチ。サポートメンバーがあんなにいたのか。
生アフロに感激。昨年の『bonobos』のパーカッションも凄かったけど、
本日のアフロは完全な「球」でございました。

先日発売になったスキマスイッチのベストアルバム、
店頭掲示のポスターではなんかアフロがもさもさがさがさしていて
なんか違うなー、という違和感があったのですが、
仙台の地で、神レベルのアフロを拝ませて頂きました。
寿命が延びる気分です。

「全力少年」って、DoCoMo関西のCMソングやったけど
ちゃんと全国的にも知られてるのな。
この曲で、めちゃめちゃ盛り上がってスキマ終了。バイバイアフロ。

トリのスピッツは、新曲「群青」を
スキマスイッチ大橋君のコーラスで実演。
そのほか、スキマの「飲みにこないか」をスピッツの演奏で、と
イベントならではのコラボが楽しめました。

そしてなんと。
昨年度に続いて、今年度もZepp仙台で
草野マサムネのピックをキャッチしてしまいました!

お客さんが1500人くらいいるとして、
ピックはスペア合わせて5枚程度やから、
・・・ざっと300分の1を二年連続☆

職場のスピッツ好きのお姉さんは、
この凱旋報告を聞いて「きっとえぇコトあるな~」と
おっしゃってくださいましたが、「えぇコト」の運は
ここで使い果たしてしまったような気がします・・・。

この日の夜も、草野マサムネにあやかり
駅前の「べこ政宗」にて牛タン尽くし。