酒かすで乳牛を育てる

そもそも牛を育てるときに、
ビールを飲ませたりしますから、
酒かすをえさにするのは違和感ない気がします。
でも、乳牛だったら、
牛乳の成分に問題があったら困るので、
ちゃんと調べたわけですね。

淡路農業技術センターさんが、
酒かすを大豆ミールの代わりにあたえて育てたところ、
普通のえさで育てた牛と
なんらかわらない牛乳が搾れたそうです。

目的は、もちろん
食品残さの活用と
家畜飼料の自給率の向上に結びつけることですが、
酒かすってそんなに困ってるんですかね・・・

兵庫県内で発生する酒かすは、年間３万トン。
ほとんどが食用になったり、
食酢の原料として再利用されています。

そうです。
酒かすは立派な食材。
牛に食べさせなくても、人が食べると思うのですが・・・

牛のえさの国内自給率を高めなければならないのは確か。
兵庫県は牛の生産量も多いし、酒蔵も多いから、
うまくジョイントすればいいじゃん！
と考えたんでしょうけど・・・

”酒かす牛乳”
売れるかなぁ・・・


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by　エ・ビ・ス