大阪の絶滅危惧種

それはエ・ビ・スのことではありません（笑）
天然記念物のような堅物だ！とか言われますが、
絶滅しないように保護しようとは言われません・・・
いやいや、冗談はさておき。
大阪市民環境調査隊で、
「大阪府における保護上重要な野生生物」という資料をもらいました。
そう、いわゆるレッドデータブック大阪版です。

以前、エ・ビ・スの記事に、

＞日本の都市部は３℃以上の気温上昇にみまわれておりますが
＞生体系の異常といえるほどのものは認められていないと思います。

というコメントをいただいていて、
都市部の生態系はどうなっているのか気になっていた矢先です。

この「大阪府における保護上重要な野生生物」には、
なぜ絶滅したかは書いていません。
そりゃ都会の生物は、きっと過酷な生活をしているので、
温暖化のせいだとは言いませんが、
逆に、そもそも大阪にこんなに野生生物いたのか？って感じです。

大阪で絶滅しっちゃった生きものは？
淡水魚類　　　１
昆虫類　　　１２
淡水産貝類　　５
シダ植物　　　７
種子植物　　７７

お会いすることもなく、お亡くなりになったのは、全８４種。
なんか哀しい・・・

あとは、大阪府のエコギャラリーを見ていただくとして、
http://www.epcc.pref.osaka.jp/books/red_data/main/main.html
どんな生きものが絶滅危惧種なのか見てみますと・・・

たとえば、哺乳類。
しかも大阪府下の山間部ではなくて、大阪市内の準絶滅危惧種は、
なんと、キツネ！
市内でキツネを守らないといけないとは！！！

鳥類だと、オオタカ、ウズラ、フクロウ、カワセミ、コガラ、ウグイスなどなど、
絶滅が危惧されています。
カラスならいっぱいいるのに・・・と思ったら、
コクマルガラスとかミヤマガラスが準絶滅危惧種・・・

逆に考えたら、この大都会で、これまで良く頑張ってきたと感心します。
やっぱ守らなきゃならないんだけど、
どうすりゃいいんだろ・・・


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by　エ・ビ・ス