えびのエコミュージアムセンター ~天候・火山・交通情報~

霧島のえびの高原にあるえびのエコミュージアムセンターのブログです。
毎朝更新。えびの高原へ出発前にチェック!

♪霧島連山登山道の情報♪

硫黄山 噴火警戒レベル1(活火山であることに留意) 新燃岳噴火警戒レベル2(火口周辺規制) 硫黄山と新燃岳の一部の範囲とそこへ至る登山道は規制が継続しています。 【登山ができる山】韓国岳・白鳥山・池巡り自然探勝路(不動池まで)・甑岳・高千穂峰・栗野岳・丸尾自然研究路・御池野鳥の森など  【登山規制継続中の山】硫黄山周辺・新燃岳周辺 <登山者は通常通り、事前に天気や登山道、火山の状況について調べ、安全対策をしたうえでお楽しみください。 また入山に際しては登山届を出しましょう。>

4月30日のえびの高原

2012年04月30日 | 日記

センターから見る韓国岳は霧の中。
今日のえびの高原は朝から雨まじりの強風が吹いています。
11:40の気温は9.5℃。肌寒い一日です。

【新燃岳情報】

○新燃岳上空の風向き
 実況(3:00)南東18m
 予測(9:00)南東17m
   (12:00)南東17m
   (15:00)南東15m
   (18:00)東15m
○昨日(29日)の火山性地震の回数 14回
        火山性微動の回数 0回
○火山の状態(山体のふくらみ):大きな変化なし
○最近起こった噴火:平成23年9月7日6:00

今日はお客様も少ないです。

本日のボランティアガイドさんたち。「今日はひまですね~
悪天候のため池めぐりはとりやめて、館内で解説してくださっています。
えびの高原にお越しの方はセンターでゆっくりお過ごしください。


丸尾自然探勝路の新緑。
タブノキやシイの花でしょうか、林冠がいろいろな色をしています。

【追記】目をこらしてよく見てみたら、タブの花は今が盛りですが
    シイの木の花はまだ咲いていないよう。薄いのは赤ちゃん葉っぱの色のようです。
    望遠鏡をもっていかなくちゃ。(Y)





4月29日のえびの高原

2012年04月29日 | 日記

今日のえびの高原も午前中はさわやかに晴れました。
写真は志學館大学人間関係学部の岩船先生が学生さんを連れて巡検にいらっしゃいました。
館内の案内やノカイドウ自生地などをご案内させて頂きました。
午後からは風が強くなり、気温も低下。15:30の気温は12℃でした。

ノカイドウのつぼみ。だんだんふくらんできました。あと数日で咲きそう!?

今日から館内で『のとキリシマツツジ写真展』を開催しています。
ぜひご覧ください。

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1.名称:渋谷利雄の世界 能登キリシマツツジ写真展
2.主催:霧島連山希少植物保全調査会
3.共催:えびの自然保護官事務所、一財)自然公園財団えびの支部、霧島国際ホテル
4.概要
1)開催日時:平成24年4月29日(日)~平成24年5月25日(金)
2)開催場所:えびのエコミュージアムセンター(無休9:00~17:00)
       霧島国際ホテル(無休 お問合わせ0995-78-2621)
3)入館料・観覧料:無料です。ご自由にご覧ください。
4)展示内容:解説パネル、のとキリシマツツジ写真パネル 計40枚程度

渋谷利雄氏 プロフィール
  石川県羽咋市島出町在住 日本写真協会会員 石川県観光スペシャルガイド
  受賞歴:石川県文化活動奨励賞 日本観光協会中部支部観光功労賞 他
  著書:『写真譜「能登の歳時記」』『能登八十八景』『のとキリシマツツジ写真紀行』 他
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5月10日の地質の日に関連して、霧島ネイチャーガイドクラブ主催による新燃岳についての講演会と
ノカイドウ観察会が開催されました。

地質の日とは…
 「私たちの住んでいる大地は、地層、岩石、土壌などできています。これらの性質のことを「地質」と呼びます。
  地質とは、まさに大地の性質 = Quality of Earth のことです。
  地質はエネルギーやさまざまな素材の基となる鉱産資源、温泉や美しい景観など私たちに豊かな恵みを与えて
  くれます。また、構造物の建設、地下空間利用や、廃棄物処理などの環境面でも地質は重要な役割を果たします。
  しかし一方で、地質は、地震、火山噴火、斜面崩壊などによって大きな災害をもたらすこともあります。
  このように、「地質」は、人間社会と深く関わっていますが、「地質」の重要性や、地質に携わる人々の活動は、
  一般には、ほとんど知られていません。
  一般の人々が、地質をより身近に感じ、理解できることによって、安全・安心で豊かな暮らしが確保できると
  ともに、地球や環境を大切にすることにもつながります。
  地質の日は、この地質への理解を推進する日として、制定されました。さまざまなイベントや日常の活動を通じて、
  地質をより身近に感じて下さい。」(産総研地質調査総合センターHPより引用http://www.gsj.jp/geologyday/index.html)

今日は霧島としてはめずらしく(笑)、若い人もたくさんお越しになりました。

“うえのさんとゆかいな仲間たち”が遊びにきてくれました。きまってますね
またのお越しをお待ちしております

おっと、忘れていました。

【今日の新燃岳情報】
新燃岳上空の風向き
○実況(3:00)南東8m
 予測(9:00)南9m
   (12:00)南8m
   (15:00)南8m
   (18:00)南9m
○昨日(28日)の火山性地震の回数 22回
        火山性微動の回数 0回
○火山の状態(山体のふくらみ) 大きな変化なし
○最近起こった噴火 平成23年9月7日6:00 (Y)

4月28日のえびの高原

2012年04月28日 | 日記

今日のえびの高原はすっきりと晴れて行楽日和です。
今年はじめてハルゼミの鳴き声がしています。
9:00の気温は15℃でした。

新燃岳情報
○上空の風向き
 実況(3:00)南6m
 予測(9:00)南5m
   (12:00)南5m
   (18:00)南東5m
○27日の火山性地震の回数 49回
    火山性微動の回数 0回
○火山の状態(山体のふくらみ)
 大きな変化なし
○最近起こった噴火
 平成23年9月7日6:00

連休初日、駐車場にだんだん車が多くなってきました。


今日から5月6日までのゴールデンウィーク期間中、えびのエコミュージアムセンターでは
えびの高原ボランティアレンジャーの会のメンバーが常駐し、自然解説を実施しています。
石井会長
展示解説やえびの高原内のガイドツアー(1時間程度)などをおこないますので
ご希望の方がいらっしゃいましたらえびのエコミュージアムセンターへお越しください

ツアーは随時行っていますが、ガイド実施中で不在の場合もありますので、ご予約いただけると確実です。
ご予約・お問い合わせは0884-33-3002えびのエコミュージアムセンターへどうぞ!(Y)

4月27日のえびの高原

2012年04月28日 | 日記
明日から連休ということで、えびの高原は賑やかになってきました、

ノカイドウのつぼみ。まだ開くまでは3日以上かかりそうです。


九州高体連登山部OBの皆さまがノカイドウを訪ねていらっしゃいました。
見ごろまではもう少しかかりそうです。また一週間後に来るよ、とおっしゃっている方も。


ヒカゲツツジも咲き始めました。
ヒカゲツツジはツツジ科ですが、シカが食べるため最近は数が少なくなりました。
えびの高原のホテル跡地では大きな株を見ることができます。


今日も独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構果樹研究所の池谷さんのノカイドウ調査をお手伝いしました。
池谷さんは集団遺伝学がご専門で、最近はズミ、エゾノコリンゴなどバラ科リンゴ属の植物について調査されているそうです。

集団遺伝学とは…
 「集団遺伝学(しゅうだんいでんがく、英: population genetics)は、生物集団内における
  遺伝子の構成・頻度の変化に関する遺伝学の一分野。」
 (ウィキペディアhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%86%E5%9B%A3%E9%81%BA%E4%BC%9D%E5%AD%A6より引用)

えびの高原のノカイドウの個体群内の、遺伝子の違いを調査する目的で
えびの高原内のすべてのノカイドウからサンプルを採取されました。
(ノカイドウは国指定天然記念物、指定植物となっており、採取には許可が必要です。
 調査法は個体への影響がないよう配慮されています。)

ちなみに池谷さん、植物の分類にも精通されており植物談義がとっても楽しかったです。
霧島のヤマザクラが遅れて咲くものがある(いま見頃です!)理由をお尋ねすると、
九州内のヤマザクラは同じ種の中での変異が大きく、
人間でいうところの“人種のるつぼ”みたいな感じなのだそうです。
で、いろんなヤマザクラがあるから時期もずれるのでしょうが、全部同じ「ヤマザクラ」なのだそうです。
わかったようなわからないような。おもしろーいですね。

世界中で霧島にしかないノカイドウ。
どのような性質をもっているのか、研究が楽しみですね。(Y)

4月26日のえびの高原

2012年04月27日 | 日記

今日のえびの高原は朝まで霧が漂っていましたが、じきにすっきりと晴れ
澄んだ青空が広がりました。
お昼の気温が15℃(駐車場調べ)。すがすがしい一日でした。

さて、今日もお昼からノカイドウの調査のお手伝いをしました。
ノカイドウは世界中で霧島にしかないバラ科リンゴ属の落葉小高木で380株ほどが確認されています。
園芸種のハナカイドウを地味にしたような清楚な花を咲かせます。
つぼみが濃ピンク色、開花するにつれ白くなります。

例年ゴールデンウィーク頃見ごろを迎えますが、今年はすこし遅れ気味です。

まだつぼみも小さいので、見ごろは連休の後半頃かもしれません。

今年の花つきは例年よりやや少なめですが、昨年よりは多いようです。
開花情報やどこで咲いているかわからない時には、えびのエコミュージアムセンターでお気軽にお尋ねください。

池巡り自然探勝路ではハルリンドウやキリシマミズキ、シロモジなどが見ごろです。

スイカズラ科ガマズミ属のオオカメノキも咲いて、林内にレースを飾ったように目を引きます。(Y)

4月25日のえびの高原

2012年04月25日 | 日記
今日のえびの高原は午後から雨が降りだしました。
韓国岳は雲の中です。

16:00の気温は10℃(駐車場調べ)。ひんやりしています。

今日の新燃岳情報です。
【新燃岳上空の風向き】
実況(3:00)南東8m
予測(9:00)南13m
  (12:00)南12m
  (15:00)南16m
  (18:00)南西17m
【昨日(24日)の火山性地震の回数
火山性地震 6回
火山性微動 0回
【火山の状態(山体のふくらみ)】
大きな変化なし
【最近起こった噴火】
平成23年9月7日6:00

さて、今日はえびの高原自主防災連携組織の避難訓練と総会、勉強会がおこなわれました。

避難訓練は今回が4回目でした。
今回は駐車場職員が新燃岳の噴火を発見したと想定し、えびのエコミュージアムセンターへ連絡します。

センターから自主防災連携組織へ連絡し、気象台への確認と関係機関への連絡を行います。
えびの高原内の施設は一斉に館内外へ緊急放送を実施し、野外にいる方を屋内へ誘導します。
いろいろ課題は見つかりましたが、GWを前に初動体制を確認することができました。

学習会では鹿児島大学大学院理工学研究科の井村准教授が避難訓練についての講評と
新燃岳の現状について講義をしてくださいました。
まだまだ不足の点はあるものの、住民がいないえびの高原で観光客と従業員の安全を守るための
自主防災連携組織の取組について、一定の評価と励ましのお言葉を頂き、うれしく思いました。

えびの高原は平成23年1月26日のような噴火が起きても、比較的影響は少なく、火砕流などが
起きる可能性は低いと思われるが、風に乗って飛来する小さな噴石には注意が必要とのことでした。

新燃岳は表面上は落ち着いて見え小康状態にありますが、地下では火山性地震が頻発しており
まだまだ予断を許さない状態だということです。
新燃岳にたまっている溶岩の内部はまだ高温の状態を保っており、噴火を繰り返す可能性はあるとのことです。
また、えびの高原のえびの岳の地下9㎞あたりにマグマだまりがあって、もしかすると10年後やそれより先には
えびの高原は噴気が活発になったり、水蒸気爆発が起きたりする可能性もあるとのことです。

こういうと怖いことばかり書くようですが、このような科学的な観測の情報や、
それに基づく規制の状況等の情報を適切に提供し、その上で各自が自己の行動に責任をもって
野外活動を楽しむことが、国際的にはリスクマネジメントの考え方となってきているとのことでした。

それにしても、マグマだまりが自分の足元にあるなんて、なんだかわくわくしますね!?

井村先生の研究室の学生さんたちも来てくださり、いろいろお話をさせて頂きました。

エコミュージアムの自然体験プログラム作りやこれからの進め方についてアドバイスをたくさんいただきました。
今後ともよろしくお願いいたします(Y)

霧島市役所へ

2012年04月24日 | 日記
このすてきな小道はどこでしょう?

正解は霧島市役所です。
霧島市役所の駐車場の一角に、「霧島ふるさと命の森をつくる会」第1号植林地があります。

霧島市は2011年から10年間10万本植林プロジェクトをはじめています。
横浜国立大学名誉教授の宮脇昭先生のご指導による、シイ・カシ・タブを中心とした郷土樹種の植林による“本物の森”の
再生プロジェクトです。
第1号植林地はそれに先立つ2009年3月に植林されたところで、もう人の背丈を超えて小さな小さな森をつくっています。
だんだん大きくなっていく木を見ていくとうれしくなります。

さて、今日は一般財団法人自然公園財団えびの支部所長と一緒に霧島市長のところへお伺いし、
市長と霧島ジオパーク推進連絡協議会の皆さまとお話をしました。

霧島市長は霧島ジオパーク推進連絡協議会の会長をなさっています。
今年度えびのエコミュージアムセンターのリニューアルが予定されていますので
それに関するお話や、ジオパークの拠点施設としての役割などについてお話を伺いました。

ジオパークの拠点施設としては、
1、霧島の地質や自然、火山活動についての情報発信
2、ツーリズムの拠点
3、野外で疑問に思ったことを、施設で調べられること
    などが期待されるとのことでした。

うむむ、また宿題が増えました


それから霧島市牧園町にある「塩浸温泉龍馬公園」に伺いました。

塩浸龍馬公園とは…
 「1866年(慶応2年)旧暦の3月、坂本龍馬、お龍夫妻が新婚旅行の際、18日間滞在した場所が塩浸温泉です。
  現在、塩浸温泉龍馬公園として整備され、宿泊はできませんが、坂本龍馬が湯治したと伝えられる温泉施設
  (2源泉)や、坂本龍馬とお龍の新婚旅行の地など、当時を回想する展示物や龍馬と霧島・薩摩がわかる
  資料館、二人の新婚湯治碑、公園内の足湯などがあります。」
  (霧島市HP http://www.city-kirishima.jp/modules/page059/index.php?id=173より引用)


今年度よりNPO法人薩摩龍馬会が管理を請け負っています。
資料館『この世の外(ほか)』では、スタッフの方が丁寧に解説してくださり興味深く拝見しました。

温泉の前の天降川(あもりがわ)の新緑がきれいです。
坂本龍馬は妻のお龍と霧島へ新婚旅行へ訪れ、ミヤマキリシマの咲くころに高千穂峰に登っています。

さて、事務所に帰って午後はノカイドウの現地調査のお手伝いをしました。
今年は昨年よりは花芽が多いですが、例年に比べると少なめのようです。
これについてはまた後日レポートします。

新燃岳情報を毎日掲載しますと言っておきながら、さっそく今日は事務所にほとんどおりませんでしたのでごめんなさい!
所長と副所長にも投稿していただかなくては(Y)

新燃岳情報について

2012年04月23日 | 新燃岳の活動について
えびの高原自主防災連携組織では新燃岳の活動状況について
毎朝鹿児島地方気象台に問い合わせ、教えて頂いています。

昨年のゴールデンウィークからはじめた取組みです。
えびのエコミュージアムセンターや足湯の駅えびの高原などに毎日の情報を掲示しています。
これからこのブログでもお伝えしていきたいと思います。

【新燃岳上空の風向き】
  噴火した場合、どちらに噴煙が流れるかの参考になります。
  えびの高原は「南東の風」の場合風下になりますが南東の風は比較的少ないです。           

・実況(3:00)北西 風速8m
・予測(9:00)北西 9m
   (12:00)北西 8m
   (15:00)北 7m
   (18:00)北 6m

【昨日(22日)の火山性地震の回数・火山性微動の回数】
  新燃岳の火山性地震・微動が増加すると噴火が起きる傾向にあります。
  これまでに噴火した際には一日の火山性地震が3ケタを超えていたことが多いですが
  この限りではありません。あくまで参考です。
  最近は比較的少ないですが、まだ桜島よりも地震の数は多いそうです。

・火山性地震の回数 8回
・火山性微動の回数 0回

【火山の状態(山体のふくらみ)】
  GPSを使った観測機器により山体の膨張が調べられています。
  地下のマグマだまりにマグマの供給があると山体が膨張する傾向にあるそうです。

・火山の状態 大きな変化なし

【最近起こった噴火】
  下記の噴火が一番最近に起きた新燃岳の噴火です。
  噴火が起きないまま半年が経過しています。

平成23年9月7日6:00


以上です。

この情報は、毎朝9:30頃、電話で鹿児島地方気象台に問い合わせているもので
噴火を予知するものではありません。
当ブログへの掲載については、気象台にご了解頂いております。
新燃岳の活動については右側の「ブックマーク」にあります、鹿児島地方気象台や情報サイトに詳しく載っています。


新燃岳の火山活動についてお知らせすることは、いたずらに不安を煽ってしまうのではないかという危惧はあります。
えびの高原も来訪者は噴火前の6割以下の状態が続いており、観光関係者は厳しい状況にあります。

しかしそれでも、霧島で働く私たちが火山活動について正しく認知し、適切なリスクマネジメントを図ることが
大切だと考えていますので、あえて情報を共有したいと思います。
火山の噴火は人間には計り知れないものです。謙虚でありたいと思います。

えびの高原は新燃岳の噴火前、噴火中(笑)、噴火後もずっと元気にがんばっていますので
ぜひ遊びにいらしてくださいね!(Y)

4月23日のえびの高原

2012年04月23日 | 日記

今日のえびの高原は暖かな日差しに包まれています。
15:00の気温は22℃(駐車場調べ)。
センターから見る韓国岳はうっすらと霞んでいます。
来館された方が、えびの市内からは山が見えなかったとおっしゃっていました。
春霞は黄砂の影響や空気中の水分が増加するために起きると言われています。

黄砂とは…
「黄砂現象とは、東アジアの砂漠域(ゴビ砂漠、タクラマカン砂漠など)や黄土地帯から強風により吹き上げられた
 多量の砂塵が上空の風に運ばれて、浮遊しつつ降下する現象です。日本において、黄砂は屋外の洗濯物や車などを
 汚す場合や、視程を悪化させ交通機関などに影響を与える場合があります。…」
 (※気象庁HPhttp://www.data.kishou.go.jp/obs-env/kosahp/4-4kosa.html#kosa_kansokuより引用)


えびの高原に至る道路沿いには“また”ヤマザクラが咲いています。
霧島にはソメイヨシノと同じころ咲くヤマザクラと、遅れて開花するヤマザクラがあって
2回花見をすることができます。どうしてなのか私も知りませんが嬉しいです。(Y)

4月21日のえびの高原

2012年04月21日 | 日記

今日のえびの高原は一日中強い風が吹いていました。
雨はそれほど強くなかったものの、風上を向いて立っていられないほど!
お昼の気温は10℃でした。

今朝駐車場のトイレ掃除に行きましたら、掃除棚から物音が。

そっと開けてみるとアナグマが雨風をさけておくつろぎの様子。
お客様がびっくりしてしまいますので、説得して出て行ってもらいました。
うそです、先輩にホウキではたき出してもらいました

今日は宮崎大学の農学部の先生と学生の皆さんが実習でいらっしゃいました。

宮崎大学農学部森林緑地環境科学科清水准教授が新燃岳の噴火と砂防についてお話しされていました。

今年度よりえびのエコミュージアムセンターは年中無休、館内での飲食も歓迎となりました。
荒天で野外活動ができないときなどには館内でゆっくりお過ごしください。

最近ミヤマキリシマの開花時期についての問い合わせが増えてきました。
えびの高原では例年5月中旬頃に硫黄山が見ごろ、6月上旬につつじが丘が見ごろ、
6月中旬まで甑岳や池めぐり自然探勝路では花を見ることができます。

池めぐり自然探勝路の不動池近くでずいぶん気が早いミヤマキリシマが数輪花を咲かせていました。
今年は花芽が多いようなので、開花を楽しみにしています。(Y)