えびのエコミュージアムセンター ~天候・火山・交通情報~

霧島のえびの高原にあるえびのエコミュージアムセンターのブログです。
毎朝更新。えびの高原へ出発前にチェック!

♪霧島連山登山道の情報♪

硫黄山 噴火警戒レベル1(活火山であることに留意) 新燃岳噴火警戒レベル2(火口周辺規制) 硫黄山と新燃岳の一部の範囲とそこへ至る登山道は規制が継続しています。 【登山ができる山】韓国岳・白鳥山・池巡り自然探勝路(不動池まで)・甑岳・高千穂峰・栗野岳・丸尾自然研究路・御池野鳥の森など  【登山規制継続中の山】硫黄山周辺・新燃岳周辺 <登山者は通常通り、事前に天気や登山道、火山の状況について調べ、安全対策をしたうえでお楽しみください。 また入山に際しては登山届を出しましょう。>

4月29日のえびの高原

2012年04月29日 | 日記

今日のえびの高原も午前中はさわやかに晴れました。
写真は志學館大学人間関係学部の岩船先生が学生さんを連れて巡検にいらっしゃいました。
館内の案内やノカイドウ自生地などをご案内させて頂きました。
午後からは風が強くなり、気温も低下。15:30の気温は12℃でした。

ノカイドウのつぼみ。だんだんふくらんできました。あと数日で咲きそう!?

今日から館内で『のとキリシマツツジ写真展』を開催しています。
ぜひご覧ください。

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1.名称:渋谷利雄の世界 能登キリシマツツジ写真展
2.主催:霧島連山希少植物保全調査会
3.共催:えびの自然保護官事務所、一財)自然公園財団えびの支部、霧島国際ホテル
4.概要
1)開催日時:平成24年4月29日(日)~平成24年5月25日(金)
2)開催場所:えびのエコミュージアムセンター(無休9:00~17:00)
       霧島国際ホテル(無休 お問合わせ0995-78-2621)
3)入館料・観覧料:無料です。ご自由にご覧ください。
4)展示内容:解説パネル、のとキリシマツツジ写真パネル 計40枚程度

渋谷利雄氏 プロフィール
  石川県羽咋市島出町在住 日本写真協会会員 石川県観光スペシャルガイド
  受賞歴:石川県文化活動奨励賞 日本観光協会中部支部観光功労賞 他
  著書:『写真譜「能登の歳時記」』『能登八十八景』『のとキリシマツツジ写真紀行』 他
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5月10日の地質の日に関連して、霧島ネイチャーガイドクラブ主催による新燃岳についての講演会と
ノカイドウ観察会が開催されました。

地質の日とは…
 「私たちの住んでいる大地は、地層、岩石、土壌などできています。これらの性質のことを「地質」と呼びます。
  地質とは、まさに大地の性質 = Quality of Earth のことです。
  地質はエネルギーやさまざまな素材の基となる鉱産資源、温泉や美しい景観など私たちに豊かな恵みを与えて
  くれます。また、構造物の建設、地下空間利用や、廃棄物処理などの環境面でも地質は重要な役割を果たします。
  しかし一方で、地質は、地震、火山噴火、斜面崩壊などによって大きな災害をもたらすこともあります。
  このように、「地質」は、人間社会と深く関わっていますが、「地質」の重要性や、地質に携わる人々の活動は、
  一般には、ほとんど知られていません。
  一般の人々が、地質をより身近に感じ、理解できることによって、安全・安心で豊かな暮らしが確保できると
  ともに、地球や環境を大切にすることにもつながります。
  地質の日は、この地質への理解を推進する日として、制定されました。さまざまなイベントや日常の活動を通じて、
  地質をより身近に感じて下さい。」(産総研地質調査総合センターHPより引用http://www.gsj.jp/geologyday/index.html)

今日は霧島としてはめずらしく(笑)、若い人もたくさんお越しになりました。

“うえのさんとゆかいな仲間たち”が遊びにきてくれました。きまってますね
またのお越しをお待ちしております

おっと、忘れていました。

【今日の新燃岳情報】
新燃岳上空の風向き
○実況(3:00)南東8m
 予測(9:00)南9m
   (12:00)南8m
   (15:00)南8m
   (18:00)南9m
○昨日(28日)の火山性地震の回数 22回
        火山性微動の回数 0回
○火山の状態(山体のふくらみ) 大きな変化なし
○最近起こった噴火 平成23年9月7日6:00 (Y)