EBBRO・ebbro・エブロ!!~K-CUSTOM別館~

日本を代表するミニチュアカー・ブランド「EBBRO(エブロ)」
魅力あふれる「EBBRO(エブロ)」を紹介!

エブロ「DENSO SARD SUPRA JGTC 1995」

2007-07-17 19:22:06 | EBBRO-RACING
「トヨタ スープラ」
かつて日本国内では「セリカXX(ダブルエックス)」という名称で販売されていました。「スープラ」は「セリカXX」の海外での名称でした。
そのため日本国内での「スープラ」としての歴史は3代目からとなります。
1986年から2002年までの累計生産台数は28万5280台。
最後の1年(2002年)に生産されたのは、僅か340台でした。
国産車初の6速ミッションを装備するなど、時代の最先端を走り続けました。
因みに、「スープラ」という名前は、ラテン語で「至上かつ最高」「上へ」「超えて」(スーパー)と言った意味を持ちます。

「DENSO SaRD」
ドライバーはジェフ・クロスノフ選手。
1988年に来日し全日本F3000、全日本GT選手権等に参戦。
しかし、 1996年7月14日CART第11戦トロントでのクラッシュで帰らぬ人となりました。

本日紹介するのはEBBRO1/43ミニカー「DENSO SARD SUPRA JGTC 1995」です。
製品番号は43832。BOXは「RACING 黒」です。

現在のカリカリのレーシーングマシーンと違い、まだ「市販車」をメチャ改造しました感があります。
この年、4チームがスープラで参戦。
先日行われた「第46回静岡ホビーショー」で既にバリエーションが発表されています。

メッキ処理が施されたRAYS製2ピースホイールが再現されています。深リムはいつ見ても素敵です。
鍛造ワンピースホイールもイイですが、2ピースにも趣があります。

過激なエアロパーツを装着しておらず、リアウィングもノーマルの大型版のようなものを装着しています。

1995年のリザルトは、

開幕戦 鈴鹿3位
第二戦 富士16位
第三戦 仙台5位
第四戦 富士18位
第五戦 菅生3位
最終戦 MINE15位

年間ランキング8位となりました。
当時はカテゴリー創設2年目。
一人のドライバーでの参戦が許され、クラスも「GT1」「GT2」と呼ばれていた頃でした。

コレまでは、「ボンネットピン」や「ボンネットフック」はタンポ印刷による「マーキング」で再現されていましたが、このモデルは「エッチングパーツ」が貼り付けられており質感が大幅UPしています。
しかし、脱落してしまっているモデルもあるので購入の際は要注意です。

ルーフ上の「J・KROSNOOF」の文字を見るたびに、クロスノフ選手を思い出します。
クロスノフ選手の生涯戦績等に関してはこちらをご覧下さい。

「Stay Hungry」