EBBRO・ebbro・エブロ!!~K-CUSTOM別館~

日本を代表するミニチュアカー・ブランド「EBBRO(エブロ)」
魅力あふれる「EBBRO(エブロ)」を紹介!

エブロ「CALSONIC SKYLINE (R33) JGTC」

2008-02-10 23:51:29 | EBBRO-RACING
「R33」GT-Rは1995年1月に発売となりました。
「R32型」に比べて全体的に大型化された事により、居住性は大幅に上がったが同時に車両重量も増加しました。
特に発売初期の頃はGT-Rも含めR31型程ではないが評価・評判共にあまり芳しく、「R33」が発表されたとたんに、在庫の「R32」に注文が殺到したというエピソードもあります。
また、日産(ニスモ)がル・マン24時間レース参戦用に「GT-R LM」と呼ばれるホモロゲーションマシンも1台だけ製作されました。

本日紹介するのはEBBRO1/43ミニカー「CALSONIC SKYLINE (R33) JGTC」です。
製品番号は43361。BOXは「RACING(黒)」です。

「TEAM IMPUL」
ドライバーは1993年・1994年とGT1クラス2連覇。
当時最速のGTドライバー影山正彦選手が担当しています。
そして、第三戦より星野一義選手がパートナーとなりました。

驚きの再生産となった、こちらのモデル。
久々に、発売前から話題となりました。
しかし、実はこちらのモデルは大きな「考証違い」があるのです。

こちらが、実際の画像。
ご覧のように「ホイール」「バンパー形状」が異なります。

「R33」独特のマッシブさと、黎明期のGTが持つ「市販車シルエット」の融合が絶妙。
各エアロパーツも非常にシンプルです。

初版品からの「主な変更点」は、

1.台座・BOX変更
2.ホイール変更
3.エッチングパーツの追加

が、確認できます。

1995年のリザルトは、

開幕戦 鈴鹿3位(R32を使用)
第二戦 富士13位(このラウンドよりR33)
第三戦 仙台4位(このラウンドより星野一義選手がパートナーに)
第四戦 富士11位
第五戦 菅生2位
最終戦 美祢9位

1995年のGT1クラスチャンピオンを獲得しました。

日産車のレースマシーンに「カルソニックブルー」は、欠かせない存在となっています。
「R33」GT-Rの「GT仕様」はこれから製品化ラッシュが続きます。
このモデルからコレクションをスタートさせるにも、良いタイミングかと思います。

今後、この様な「再販」モデルに期待したいと思います。

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エブロ「DENSO TOM'S 88C LE MANS 1989」

2007-10-04 20:35:24 | EBBRO-RACING
ル・マン24時間(耐久)レースは、以前はWSPC(世界スポーツプロトタイプカー選手権)などのFIAの世界選手権に編入されていたこともありました。
その長い歴史から「モナコGP・インディ500・ル・マン24時間」は世界の「3大レース」と呼ばれています。
そのためル・マンの総合優勝は「他のモータースポーツ(F1、WRC等)の年間タイトルを取る事と同じ位の価値が有る」と言われるほどのステータスがあります。

本日紹介するのはEBBRO1/43ミニカー「DENSO TOM'S 88C LE MANS 1989」です。
製品番号は43682。BOXは「RACING(黒)」です。

前年型からの正常進化モデルとなる「トヨタ 88C」。
「トヨタ 87C」からトヨタのワークスマシンとして「トヨタ」を冠した名を持つマシーンとなりました。(それまでは「トムス 86C」)
エンジンは「トムス 86C」と同じ「3S-G2.1リッター直列4気筒ターボ」を搭載しています。
「88C」は基本的に「87C」と同じ仕様。
1988年・1989年に製作されたものを「88C」と呼んでいます。

ドライバーは星野薫選手と鈴木恵一選手、ディディエ・アルゼ選手が担当。
サイドフェンス有無など、1988年仕様との細かい違いにも再現。
エブロのこだわりを感じます。

トムスからは「36」「37」「38」の3台がエントリー。
「36」「37」は「トヨタ 89C-V」を使用しましたが、この「38」のみ1988年参戦車から改良を受けた「トヨタ 88C」で参戦しています。

1989年レースリザルト
コース全長13.535km

予選
タイム-3'28"64
アベレージ-233.541km/h
グリッド-26位

決勝
リタイヤ
走行時間-3時間
リタイヤ理由-クラッシュ

サイドアウトレットからはウエストゲートが覗いています。
発売当初ヘッドライトが左右対象じゃない為、
「エブロの設計ミスだ!!」
との声がありましたが、実車自体が右回りのコースに対応するため「意図的に」この形で設計されていたコトが判明しました。

大きく跳ね上がったディフューザー。
市販車の様な佇まいのテールライト・・・
エンジンレスですが、駆動系が可能な限り再現されています。
個性あふれる「Cカー」の魅力が凝縮されたモデルです。

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【RECKLESS MODELS】

エブロ「TOYOTA CELICA LB TURBO Gr,5 TOM'S」

2007-10-02 19:53:19 | EBBRO-RACING
「トヨタセリカ」
先進的なデザインを積極的に採用している、スポーツクーペです。
そのため、比較的デザインがおとなしいといわれるトヨタ車の中でも、セリカは他のどのモデルよりもデザインが先進的で斬新なものが採用されていました。
因みに「セリカ」という名前は、スペイン語で「天上の、空の、神々しい」と言った意味を持ちます。

本日紹介するのはEBBRO1/43ミニカー「TOYOTA CELICA LB TURBO Gr,5 TOM'S」です。
製品番号は43261。BOXは「RACING(青)」。
総生産数は2640pcsです。

このマシーン、実はエブロと不思議な縁があります。
トムスは79年にドイツのシュニッツァーからシルエットフォーミュラ(グループ5)に改造して使われていたセリカLBを購入して、投入していました。

しかし、当初はトラブルが多発!
どうしたものかと悩むトムス陣営・・・
そこへヒントを与えたのが、当時は田宮模型で現在はエブロの社長を勤める木谷真人氏。
「もう今、ドイツではそんな形式流行ってませんよ」
と、アドバイスしたそうです。

木谷氏は模型造りのためにレーシングカーの細部を調査・撮影するマニアックな仕事ぶりで有名な人物でした。
この時も車体の裏側からも写真を撮っていて、ドイツで走っているセリカの最新型との違いを指摘したのだそうです。

そのときの資料を基に、このモデルが製作されたのでしょうか。
ルーバーの奥に埋もれたようになっているヘッドライトにも、しっかりとレンズが入れられています。

実車でのマテリアルの違いも、メッキパーツなどを効果的に使用することにより表情豊かに再現されています。
車内の燃料タンクや消火器も、モデルの魅力を引き立てています。

リアから覗くと、テールライトが現れます。
ロングテールタイプなコトもあり、左右に張り出したフェンダーのワイドさに驚きます。

発売中の「Racing On」にトムス×エブロ特集が掲載されています。
よ~く記事を読むと、特別情報が・・・必見です。

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【RECKLESS MODELS】

エブロ「PORSCHE 908 LONG TAIL LE MANS 1969 NO,64」

2007-09-14 19:35:43 | EBBRO-RACING
ル・マン24時間(耐久)レースは、以前はWSPC(世界スポーツプロトタイプカー選手権)などのFIAの世界選手権に編入されていたこともありました。
その長い歴史から「モナコGP・インディ500・ル・マン24時間」は世界の「3大レース」と呼ばれています。
そのためル・マンの総合優勝は「他のモータースポーツ(F1、WRC等)の年間タイトルを取る事と同じ位の価値が有る」と言われるほどのステータスがあります。

本日紹介するのはEBBRO1/43ミニカー「PORSCHE 908 LONG TAIL LE MANS 1969 NO,64」です。
製品番号は43740。BOXは「RACING(黒)」です。

1968年のプロトタイプカーの規定改正に合わせて製作されたオープン2シーターのプロトタイプレーシングカーです。
しかし同時期にGTの規定が存在し、ポルシェ自身がGTの規定に合わせた「ポルシェ917」を製作したため「908」活躍の場は殆んどありませんでした。

ドライバーは71・73年のル・マンで優勝し、後にF1チーム「ラルース」を設立する事になるジェラール・ラルース選手。
パートナーには翌70年のウィナー、ハンス・ヘルマン選手が担当。

全長6キロにも及ぶロングストレートの「ユノディエール」を安定して、高速走行するために長く伸ばされたテールエンドが特徴。
後端に取り付けられた「可変ウィング」も印象的です。

1969年レースリザルト
コース全長13.469km

予選
タイム-4'28"2
アベレージ-180.792km/h
グリッド-41位

決勝
総合2位
周回数-371周
アベレージ-208.25km/h

モデルを裏側から覗くと、デフケースや底面から伸びるエキゾーストを見ることができます。

クリアーのエンジンフードから、「水平対向8気筒エンジン」を見ることができます。
国産車が中心のエブロですが、ポルシェに対しても強い意気込みを感じます。

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エブロ「MAZDA RX-7 DAYTONA No.77」

2007-09-07 19:31:28 | EBBRO-RACING
RX-7とは、1978年3月サバンナ(輸出名RX-3)の後継として「SA22C型 サバンナ RX-7」が登場しました。

エンジンは水冷2ローターエンジン「2ANA」(自然吸気)仕様を搭載。
1983年のマイナーチェンジの際に日本仕様のみ「12Aターボ」に変更されました。
「ロータリーターボエンジン」の搭載は世界初搭載の「ルーチェ/コスモ」から1年後でした。
日本以外では、1984年~1985年に「13BEGI」自然吸気エンジン搭載仕様車が販売されました(こちらの仕様は日本では未発売)

本日紹介するのはEBBRO1/43ミニカー「MAZDA RX-7 DAYTONA 1979」です。
製品番号は43239。BOXは「RACING 青」。
以前紹介した「No.7」とは違い、総生産数は3000pcsです。

1979年デイトナ24時間レースに参戦したモデルです。
ウォルト・ボーレン選手、ジム・ダウニング選手、ロジャー・マンデビル選手がドライブ。
No.7」に続き、見事GTUクラス2位を獲得。
RX-7での1-2フィニッシュとなりました。

ノーマルのボディに後付されたエアロが迫力です。
巨大な「湾岸羽」がシルエットに特徴を持たせています。

右サイドウィンドウは閉じられていますが、反対側のウィンドウはキャッチネットが再現され、開口された状態になっています。

スポンサーがほとんど無く、「コーポレートカラー」で彩られたマシーンが時代を感じさせてくれます。
24時間レースの特色でもある追加された識別灯、フロントライトが素敵です。

リアに設置された追加の給油バルブも精密に再現されています。
数多くのメーカーからモデル化されている同マシーンですが、やはりエブロの完成度が一番だと思います。

「デイトナ・ゴール」はこんな感じだったのでしょうか。
コノ2台。リトラが開閉するようなのですが、硬くて動きません。
壊してしまいそうになったので断念しました・・・

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エブロ「NISSAN R 91 CP DAYTONA 1992 WINNER」

2007-08-31 19:59:02 | EBBRO-RACING
「デイトナ24時間レース」とは自動車の耐久レースの1つです。
フロリダ州デイトナにあるデイトナ・インターナショナル・スピードウェイで開始以来毎年1月の最終週と2月の初頭に開催されている。
レーススタイルはル・マン24時間形式を踏襲。
3人のドライバーがチームとして1台の車を走らせ、24時間という決められた時間内に最も長い距離を走行したチームを優勝となります。
ル・マンと異なるのは、公道を一切使わず名物のオーバルコースを使用した専用のサーキットのみを用いる点です。

本日紹介するのはEBBRO1/43ミニカー「NISSAN R 91 CP DAYTONA 1992 WINNER」です。
製品番号は43529。BOXは「RACING(青)」。
総生産数は3000pcsです。

リアカウル上部のエンジン吸気用エアインテークが特徴的です。
ヘッドライト内部も細かく作り込まれており「コーナーライト」も別パーツで再現されています。

ドライバーは長谷見昌弘選手、星野一義選手、鈴木利男選手とアンダース・オロフソン選手が担当。
ニッサンワークスオールスターチームとなりました。
ワークスの証である、トリコロールのボディーカラーが鮮やかです。
タバコ広告がモデルカー分野にも影響を及ぼしていますが、このモデルのボディサイドには「CAMEL GT」のロゴがマーキングされています。

レースでは、23号車が2位に浮上したジャガーXJR-12Dに9周の差をつけて、それまでのレース周回数記録(90年ジャガーの761周)を更新する762周で総合優勝を獲得。
日本製のマシンと日本チーム、そして日本人ドライバーが初めて達成した快挙となりました。
しかし、結局ル・マン24時間への参戦は見送られた非運のマシーンとなってしまいました。

フロントからリアまで流れるようなラインがキレイです。
リアウィングもロードコースに比べてやや低く作られています。
ボディー部分はダイキャスト製。
ルーフ部分はプラスチック製のため塗装の「ノリ」に違いがでやすいですが、このモデルでは違和感無く仕上がっています。

と、ココまでは前回紹介した「NISSAN R 91 CP DAYTONA 1992 WINNER nismo」と、違いはありません。
しかし、次の画像をよく見てください。

実車「NISSAN R91 CP」のエキゾーストはディフューザー内排気のため、初期生産版のようなサイド出しタイプではありません。
それが二期生産版では改修されています。

更にフロントのニッサンエンブレム。
エンブレム無しが正しい仕様となります。

以上の2点がニッサンからのクレームで改修。
二期生産版が製作されたとの事です。
エラー品である初期生産版の方がプレミア品となっています。

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エブロ「DOME S101 TEAM DEN BLA AVIS GHO」

2007-08-29 18:38:25 | EBBRO-RACING
株式会社童夢(Dome Co.Ltd)は、1975年に林みのる氏により、京都府に設立された自動車会社(主に自動車ショーでのモデルカー製作)及びレーシングカーコンストラクターです。
現在では滋賀県米原市に本社を置きます。
本業は自動車ショーに各企業が出品するモデルカーの作成です。
一方で、各モータースポーツカテゴリーに自社製作のレーシングカーを出場させ、数々の成功を収めています。

本日紹介するのはEBBRO1/43ミニカー「DOME S101 TEAM DEN BLA AVIS GHO」です。
製品番号は43212。BOXは「RACING(青)」。
総生産数は3000pcsです。

この年、ル・マン初参戦となった「DOME S101」
こちらは2004年に総合優勝を遂げる「チーム郷」の物です。

ドライバーはキャスパー・エルガード選手と加藤寛規選手、ジョン・ニールセン選手が担当。
ホワイトボディにレッドのマーキングが鮮やかです。

このモデルは「ガバッ」とリアカウルが脱着が可能!
精密に再現されたエンジンを見ることができ・・・るのですが、私にはこの保護シールを外す勇気がありません。
いずれ「エンジン覗き用」にもう一台購入しようと思います。

2001年レースリザルト
コース全長13.605km

予選
タイム-3'40"958
アベレージ-221.662km/h
グリッド-15位

決勝
リタイヤ
走行時間-9時間
最終走行順位-32位

純国産マシーンの「DOME S101」
2001年以降のモデルもエブロは毎年リリースを続けています。
一つのシャシーが、レギュレーション変更などに対応していく進化の過程を比較する事が出来ます。
バリエーションも多いので、コレクション性も抜群です。

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エブロ「NISSAN FAIRLADY 240ZG RACING 1973」

2007-08-27 18:27:13 | EBBRO-RACING
「フェアレディZ」は1969年、前身となるオープンボディの「フェアレディ」に代わって登場しました。

コンペティションモデルである「432」とは、「4バルブ・3キャブレター・2カム」の意味です。
その他、競技用ベース車両としてヒーターすらオプション。
更に、アクリル製ウィンドウを採用するなどの軽量化が施された「432R」も存在します。
「432」系の車両は、販売期間の短さ。
また、開発やメンテナンスの優先順位をめぐる旧プリンス陣営との確執などもあり、競技への参戦は意外と少ないです。
ほとんどの戦歴は後に登場する「240Z」が打ち立てています。

本日紹介するのはEBBRO1/43ミニカー「NISSAN FAIRLADY 240ZG RACING 1973」です。
製品番号は43627。BOXは「RACING(青)」です。

ボディはノーズからリアエンド、フェンダーまでワンピース構造になっています。そこへ精密にモールドが施されています。
見えにくいですが、マフラーは左サイド出しです。

「ニッサントリコロール仕様」です。
ドアパネルのマーキングが特徴的です。

ノーマルでも装着されているブリスターフェンダーですが、迫力が違います。
フロアエンドに吊り下げられた燃料タンクもバンド部分が塗り分けられ、雰囲気が良く出ています。

こちらのモデルの仕様を調べたのですが、どのレース仕様なのか詳しい事がわかりません。
唯一写真が見付かったのが、2005年12月4日に開催された、
ニスモ・フェスティバル 2005
にて、「Z遣い」柳田春人選手がドライブしているところでした。
マシンは大森ファクトリー所有のテストカーとのこと。

シンプルながら、70年代のレーシングカーらしいマッシブなプロポーションを見事に再現しています。
ホワイトボディにガンメタのリアガーニッシュが映えます。

非常に気になったトコロがひとつ。
こちらの画像を良く見てください。
ベルトに「nismo」のロゴが入っています。
このロゴに変わったのが1997年ですので、年式が合いません。
モデルの仕様が詳しくわからないのでなんとも言えませんが・・・

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エブロ「PORSCHE 911 RSR TURBO 1974 LE MANS 24 #22」

2007-08-24 17:14:38 | EBBRO-RACING
ル・マン24時間(耐久)レースは、以前はWSPC(世界スポーツプロトタイプカー選手権)などのFIAの世界選手権に編入されていたこともありました。
その長い歴史から「モナコGP・インディ500・ル・マン24時間」は世界の「3大レース」と呼ばれています。
そのためル・マンの総合優勝は「他のモータースポーツ(F1、WRC等)の年間タイトルを取る事と同じ位の価値が有る」と言われるほどのステータスがあります。

本日紹介するのはEBBRO1/43ミニカー「PORSCHE 911 RSR TURBO 1974 LE MANS 24 #22」です。
製品番号は43535。BOXは「RACING(青)」。
総生産数は6000pcsです。

1974年になると、ポルシェはプロダクション・モデルをベースに開発したターボ・チャージャー付きプロトタイプを擁してエントリー。
エントリー・マシンのスペックは、レギュレーションどおりの総排気量2,142ccで、最高出力500PSでした。

ドライバーはハーバート・ミュラー選手とジェズ・ヴァン・レネップ選手が担当。
リアフェンダー前方にはメタルパーツが埋め込まれ、質感をアップさせています。

巨大なリアウィングが目を引きます。
ノーマルとは比べ物にならないほど、張り出したブリスターフェンダーが素敵です。

1974年レースリザルト
コース全長13.64km

予選
タイム-3'52"4
アベレージ-211.291km/h
グリッド-7位

決勝
総合2位
周回数-332周
アベレージ-188.631km/h

リアからロールケージなどのインテリアを見ることが出来ます。
ボディの両サイドを「マルティニストライプ」が流れています。

このモデル最大のお気に入りポイントである、
「リアエンジン」の再現。
控えめでありながら細かくモールディングされています。
エブロのポルシェに対する意気込みが強く感じられます。

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エブロ「CALSONIC NISSAN R92CP」

2007-08-17 18:34:22 | EBBRO-RACING
1982年、国際自動車連盟(FIA)は大幅に規則を改変。
従来耐久レースに参加するカテゴリーだったグループ6(オープントップのスポーツプロトタイプカー)とグループ5(シルエットフォーミュラー、市販車大改造車)を、「グループC」カテゴリーに再編しました。
「グループC」とは、排気量無制限の代わりに、使用燃料総量を制限した「クローズドボディ」のスポーツプロトタイプカーです。
この「グループCカー」によって争われる世界耐久選手権(WEC)は、1982年から富士スピードウェイでも「WEC-JAPAN」として開催されるようになりました。

本日紹介するのはEBBRO1/43ミニカー「CALSONIC NISSAN R92CP 1992 #1」です。
製品番号は43530。BOXは「RACING(青)」。
総生産数は6000pcsです。

複雑に構成されたフロントマスクもシャープに仕上がっています。
独特な配置のミラーやアンテナなども興味深いです。

エンジンは3.5リッターV型8気筒ツインターボのVRH35Zを搭載。
改修前の富士スピードウェイの直線では400km/hオーバーを記録したと言われています。
その際、ドライバーを恐がらせないように
「ストレートエンドで360km/hくらいだった。」
と、嘘を伝えたという逸話が残っています。

「グループCカー」独特のエアロダイナミクスで構成されたボディを精密に再現しています。
フロントフェンダー上のフィンは別パーツが使用されています。

1992年のリザルトは、

開幕戦 鈴鹿500km 8位
第二戦 富士1000km 優勝
第三戦 富士500マイル 優勝
第四戦 菅生500km 優勝
第五戦 富士1000km 優勝
最終戦 MINE500km 優勝

6戦5勝。圧倒的な強さで星野一義選手がC1クラスチャンピオンに。
更にメイクスタイトルも獲得しました。

燃費規定のグループC(カテゴリー2)としては究極のマシンと言え、このカテゴリーは国際的には2年前(1990年)に終了。
1992年シーズン用のマシンを製作された唯一のマシーンです。

純国産究極のCカーの細かいディテールを手の上で観察できるモデルです。
各メーカーより様々な「Cカー」が製品化されているので、マシーンごとの特徴を見比べるとおもしろいと思います。

9月5日 画像更新。

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