「アウシュビッツ(独語)」(ポーランド語:オシフィエンチム)に行けたことは、
凄いことだった。
その場所・強制収容所は、今では普通の観光コースにも入っている。
訪問したからと言って、普通の「旅」と何ら変わらない。
今の世界にはもっと凄惨な場面があるだろう。
ただ、私にとってアウシュビッツ訪問は、歴史を「追体験」したような
貴重な体験だった。
公園のように綺麗に整備され、できるだけ恐怖からは遠くなるように
展示にも気を使っている。
その、さらっとしている分だけ、「真実の重み」がより感じられた。
★今回の「台風19号」に出会って
アウシュビッツ(オシフィエンチム)のことをどこまで書いたら良いのか迷っていた。
そこへ、台風19号がやってきた。
東日本各地の河川や人々の様子がニュースで迫って来る。
「命」の重みを知らされた。
言葉が出ない。
多摩川には、子供時代からのたくさんの思い出がある。
今は真摯に「命や自然」に向かい合い、祈りたい。