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11月22日、今日は「いい夫婦の日」だ。と昨年もこのタイトルで拙ブログに投稿した。
これは、1988年に財団法人余暇開発センターが夫婦の余暇を楽しむライフスタイルを提唱して、そ
れをキッカケに新しく制定されたのが「いい夫婦の日」となったようだ。
その日付については、「いい夫婦」との語呂合わせで11月22日に決定したと言われている。
ならばこの日を「国民の祝日」にしてくれても良いのに・・と思うが、夫婦で無いものにとっては
関係の無い日となるのでボツだったようだ・・笑 (確証はありません)
せめて「夫婦の休日」なんてあれば良かったかも知れないが、今日は二人ともお仕事である・・。
夫婦100組あれば100通りの夫婦があり、決して同じ夫婦など存在しない。
「お前と結婚して良かったよ」「あなたを一生支えていくわ」「愛しているよ」なんて素直に言え
ない今日この頃だが、そんな事は無いとお互いに普通に言い合える夫婦だった居るはず・・。
「そばに居るだけで不快だ」「あなたは臭いのよ、あっち行って!」なんて罵声を言い合う夫婦も
何故か40年50年と別れずに同じ屋根の下で暮らしている事も不思議かも知れない。
「いい夫婦」「悪い夫婦」なんて誰にも分からない。他人には理解出来ないと思われても結構続い
てる夫婦は多いかも知れない。夫婦は「諦めが肝心」というセリフも聞いた事はあるが、「がまん
する事」が円満の秘訣という夫婦も居る。
千差万別・十人十色、まさしく夫婦ってそんなものだが、二人が二人で居られるようにどこかに互
いを思う優しさと少しの会話があれば、別れずに繋ぎとめている不思議な力が働いているのかも知
れないなぁ。
私たちは結婚して44回目の夫婦の日となった。
でも、長く続いているから仲良し夫婦とは限らない。逆に罵り合っている険悪な夫婦でもない。
わがままで勝手なオヤジの信用は全く無く、優しい妻もキレると怖い。だけど・・・。
ライフワークを自称する「夫婦登山」が唯一の共通点だが、いつも仲良くとは行かないもので、些
細な事で喧嘩する事はしばしばである。だけど・・・。
それが夫婦と締めてしまえばそれまでだが、ここまでついて来てくれた妻にはやはり感謝しかない。
ずっと夫婦で添い遂げたいと思っていても、一生共になんて在り得ない。
必ずどちらかが先に逝って最後は一人になるが、亡き相手を思いやり再婚もせずに暮らすのも夫婦
と言えるかも知れない。
夫婦を語ると山談議と同じ様にエンドレス。山登りも同じスタイルは無くひとそれぞれの登り方で
終始する。焦りは禁物、急登はジグを切って登る事で足の疲れを軽減するよ、大股で歩くと疲れや
すいし、適度な休憩と行動食を取る事も大事なんだ。若い時は、「あの山に何分で登った」と自慢
する事もあったが、継続は力なりで早く登る事だけがすべてではない事も次第に分かるものだ。
山の成り立ち、夫婦の成り立ち、山の歴史、夫婦の歴史・・・まさに山登りは人生と同じ、そして
夫婦も人生そのもので喜怒哀楽があってこそだと「いい夫婦の日」に思う・・・。
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2023年の「一名山」とした「奔然別 (ほんしかりべつ) (1005m) 」頂上にて 07.10
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