シリン・ネシャット、女性の写真家。
今日の新聞に彼女の写真とコメントが掲載されていたのを読み初めて知った。
イラン出身の方。イスラム社会で生まれ育ち、現在はアメリカ国籍を取得しているらしい。
その方が「再び我々は、はかりしれない苦しみに彩られた世界史の残虐で暴力的な瞬間を生きています」というメッセージを寄せている。
瞬間という言葉を選んだのはこの方がきちんと「瞬間」を感じているからだと思う。
私はニュースでどれだけ痛々しいことを聴いても、窓の外を見れば安全だと無意識に思い込んでいる。
世界が危ない方向へ行っていると分かっていても「瞬間」を感じる力が弱い。
世界での悲しいことに涙しても、悲しいことが自分に起こると思ってないのかも。
戦争や地震や事故などに対する恐怖感はあっても、その恐怖に対する備えを持ちえてない。
これって、本当に怖いことだなと思う。
死のイメージもないまま、死に急ぐ人たちと変わらないように思う。
今週の土曜日から広島市現代美術館で開催される
第6回ヒロシマ賞受賞記念 シリン・ネシャット展
行ってみたいなぁ。
今日の新聞に彼女の写真とコメントが掲載されていたのを読み初めて知った。
イラン出身の方。イスラム社会で生まれ育ち、現在はアメリカ国籍を取得しているらしい。
その方が「再び我々は、はかりしれない苦しみに彩られた世界史の残虐で暴力的な瞬間を生きています」というメッセージを寄せている。
瞬間という言葉を選んだのはこの方がきちんと「瞬間」を感じているからだと思う。
私はニュースでどれだけ痛々しいことを聴いても、窓の外を見れば安全だと無意識に思い込んでいる。
世界が危ない方向へ行っていると分かっていても「瞬間」を感じる力が弱い。
世界での悲しいことに涙しても、悲しいことが自分に起こると思ってないのかも。
戦争や地震や事故などに対する恐怖感はあっても、その恐怖に対する備えを持ちえてない。
これって、本当に怖いことだなと思う。
死のイメージもないまま、死に急ぐ人たちと変わらないように思う。
今週の土曜日から広島市現代美術館で開催される
第6回ヒロシマ賞受賞記念 シリン・ネシャット展
行ってみたいなぁ。