映画を観た
有楽町に出てビルの最上階にある映画館に行こうと思ったら
エレベーターホールは大勢の人が並んでいる
「そんなに注目されてるの!?」と半信半疑で満員のカゴに乗ったら
2人を残して1階下のホールで全員が降りた
映画館では待っている人がまばら…
10分前にしか開扉しないのでロビーをウロウロ
若尾文子祭や市川雷蔵祭もこの映画館で開催されるみたい
この2人好きだったなぁ~!
ビル・エバンスの映画をやるらしい!
『その出自、キャリアのスタートから人間模様、死の間際までを8年に渡り迫った、
貴重な証言・映像・写真の記録!』とパンフにはある これも、観に来なきゃ!
で、昨日の映画は「ソローキンの見た桜」
日露戦争当時、松山市に実在したロシア人捕虜収容所が舞台
ビックリしたのは、当時の日本は欧米列強に肩を並べる一等国になりたいと
愚直なまでに「ハーグ条約」の捕虜に関する取り決めを遵守し
檻のない収容所で将校クラスには飲酒も外出も認めていた
お金持ちの将校が街でお金を使うので、街は収容所景気にわいていたこと
そして、日本人には武士道精神がありロシアには騎士道精神があった…
そんな時代背景の中で物語は進んでいく
主演は阿部純子とロデオン・ガリュチェンコ、
脇は斎藤貢、イッセー尾形、六平直政が固める
史実にフィクションを絡めた映画というので
このストーリーが本当にあったのかなかったのか不明だが…
ロシア海軍少尉の」ソローキンを看病するのが阿部純子演じる、ゆい
ゆいには親が決めた婚約者がいて、ゆいの兄弟は日露戦争で戦死しているが
ゆいはソローキンを慕うようになる
ソローキンも反帝国主義者である密命を受けて捕虜になったのだが…
彼もゆいに恋をする さて、2人は結ばれるのか…??
果たしてソローキンはどんな桜を見たのだろうか??
というような話でした
今も松山市のロシア人捕虜の墓地は雑草ひとつなく保存されています
by よしの ふくすけ