美味しい佐渡の酒「北雪」 (修正版です)

昨日はNPO E-OJISAN主催の「美味しい日本酒を楽しむ会」
第6回目の日本酒シリーズで今回は佐渡の銘酒「北雪」

参加者36名の前で社長の羽豆史郎(はず・ふみお)氏が自らお酒の説明





今回は酒米の違い、磨きの違いに重点を置いておられたようだが



幹事としての雑用(本業?)で説明に耳を傾ける時間が少なく
余り披露はできない…



個人的には一番気にいったプレミアム酒「純米大吟醸YK35」
Yは山田錦、Kは熊本酵母、35は35%まで酒米を磨いているということ



人気が高かった「純米大吟醸遠心分離」(五百万石)は
通常なら布袋で絞るのだが、大吟醸酒のもろみを文字通り遠心分離機で抽出したものだが
高額な遠心分離機は60Lの容量があっても清酒の取れ高は30L
通常の製法の取れ高なら40L強なので、高級なる所以
(因みに獺祭は全量遠心分離製法だとか)
前者が深みのある味わいのなかにスッキリとした後口に対し
後者は透明な味という印象…どちらも香りはとてもよい


            (説明後の宴会中)

興味深かったのは社長の羽豆という名前にかかわる由来
そもそも流刑の島で金銀を採掘していた佐渡…労働者の安寧を図るようにと
愛知の熱田神宮が選ばれたが、熱田神宮と直系最上位である
知多半島の羽豆神社がその任にあたったらしい
そして、ニューヨークの高級和食店「NOBU」とは独占契約を結んでいて
NOBUでは日本酒は北雪のみ提供していて
新しいレストランがオープンするときは必ず羽豆社長が立ちあっておられ
そのパートナーであるロバート・デニーロ氏にも毎回お会いされているようだが
彼は利き酒ができる繊細な舌をもっていて驚いたという話もあった


           (説明後の宴会中)

日本酒が昨今、欧米で人気なのは例えば魚くささを後味に残さないことで
白ワインでは甘さと一緒にそれが残ってしまうので重宝されているとの話も合点がいく

このあたりで、もう、何種類も試飲していて参加者みんな良い気分
おつまみにどうぞと出てきたのは酒粕を炙ったもの



大吟醸の酒粕だろうが子供の頃火鉢で炙って食べたものとは美味しさが違う!
でも、おつまみと言っても酒が残っているので酔いの相乗効果?



「素彩屋」の美味しい料理が出てきた頃にはすっかり出来上がっていた





でも、鯖の甘酒味噌焼き(砂糖不使用)の美味しさは忘れられない



そして、〆に出されたNPOメンバーが作った手打ち蕎麦は
出すたびにあっという間に無くなって、記念撮影を全員で撮ってお開き



その前に残ったお酒をじゃんけん大会で争奪戦

小生は残念ながら指運はなかった…



次の36名イベントはワインの会です!

by よしの ふくすけ

 
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コメント
 
 
 
Unknown (ヨ~そろり)
2017-06-12 09:37:04
楽しい会ありがとうございました。
高級酒をたっぷり飲ませてもらいながらの面白い酒造りやマーケティングの話 楽しませてもらいました。 料理も蕎麦もGOOD! 
 
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