LANOVE SYOHA

草間始の同人活動(オリジナル小説)の情報

コミティア105配布物

2013-08-16 23:22:39 | イベント直前情報

 新刊の発行ができなくなってしまいましたので、8/18のコミティアでは既刊在庫を持っていくことにしました。

 昨年秋と今年春の文学フリマ新刊2種で、コミティアでは初配布です。

 昨年秋発行の『開放』は、昨年9月のコミティアで配布した新刊『吐血する精霊』、それに登場する主人公ウィラードと魔女さまの出会い、ウィラードくんの学生時代のお話しです。そうした設定ですので、シリーズの第1話的な面もありますので、むしろ初めての方むけになっていると思います。

 物語の舞台は、異世界ファンタジー風ながら、かつて存在した魔法が人々から忘れさられている、ちょっと新しめな時代設定。中身がカラッぽのヨロイが学校内を徘徊する、そうした都市伝説の真偽をたしかめるため、そのヨロイが眠るという校内の保管庫にウィラードが向かうところからはじまる話です。A5の32ページ、読み切りです。

 今年春発行の『慈愛の道化師』は、平和な辺境の町で医師として働く青年が、戦乱にある国の負傷した少年をみずからの診療所に運ぶところからはじまる話です。その少年は母国の事態打開のため、ある兵器を探しにこの地方にまでやって来たというが・・・。A5の56ページ、読み切りです。

 持ちこむ(机に並べる)本の種類は、少ないほうが手にとっていただきやすいんですよね。だからなるべく減らしているのですが、もう1種類くらいは持っていきたいので、最近コミティアでは配布していない、昔書いたFT世界のJUNE(BL)もの、『新自由諸国』を持っていきます。逃亡中の王子様と従者が主人公。

 コミティアのスペースは、「ぬ18a」です(東6ホール)。