国補助事業をめぐり12道府県の補助金の不正経理は総額約5億5000万円に上ることが18日、会計検査院の調べで分かったようだ。不正額が最多の約1億3000万円だった愛知県は、県単独事業も含め3億円の不正を認めた。検査院は各自治体への委託事業の国庫金計約3億円についても不正の有無を調査中で、自治体単独事業などを含めると、不正経理の総額は10億円を超える可能性がある。12道府県はいずれも私的流用などは否定している。京都府は同日、会計検査院から不適切だと指摘された額は、補助金で約4920万円と発表した。
検査院や岩手県の発表によると、不正経理額は愛知県に次いで岩手県が約1億1500万円。ほかの自治体では数100万-数1000万円が確認された。
検査院の調べなどでは、愛知、岩手両県では、事務用品を架空発注して業者に裏金をプールする「預け」という手口が目立った。
また各自治体では、補助事業と関係ない部署で雇用しているアルバイトの賃金を支出したり、自治体単独事業なのに補助事業から旅費を捻出(ねんしゅつ)するなど対象外の事業に流用。予算を年度内に使い切るため備品を購入したことにして、翌年度に納入するケースもあった。
愛知県は18日、裏金づくりを認め謝罪した。岩手県は約1億1500万円、和歌山県は約5000万円、福島県は約3300万円の不正を認めた。
群馬、大分、栃木各県は2000万-980万円の不正を公表。残る4道県は不正額を公表していない。
■京都府は旅費など4920万円、返還へ
会計検査院が京都府などの不正経理を指摘している問題で、京都府の大槻茂会計管理者は18日、府庁(京都市上京区)で記者会見し、不適切と指摘された国土交通省と農林水産省からの補助金約4920万円について「故意ではないが不適切だった」と認め、返還する方針を示した。
検査対象の府の事務は、2006年度までの5年間分。建設交通部や農林水産部、各広域振興局などの旅費、消耗品費で指摘を受けた。
旅費では、国の補助金計約4140万円を受けた出張が、国庫補助事業とは関連がなく不正とされた。府によると、不適切とされた旅費には、国の事業とは直接関連しない職員のパソコン研修もあった。
大半は「国の事業で出張した際、府単独事業の関連業務をしたケース」と説明している。不適切とされた件数は、明らかにしなかった。
消耗品関係では、計約780万円の不正処理の指摘を受けていた。府の大槻茂会計管理者は会見で、コピー用紙を再生紙で契約しながら上質紙を納入させた例や、年度末に余った予算を消化するため、駆け込みでコピー用紙を追加発注し、納入が年度を越えた例が含まれていることを認めているようだ。
さて、この問題は今に始まったわけでなく平成13年かろTVでも言っていましたがもっと前から関係者から来たことがある気がします。
何でこんなことになるのかは予算消化しないと翌年度予算が少なくなるからだよね~
残したらそこの部署の部署の評価をあげて欲しいものですね。
予算が残ったら・・・
この考え方や評価を検討する必要があります。
それにしても誰も言わなかっただけで実はどこでもありそうな話ですね。
国補助事業だけではなくもっと幅を広げたら大変なことになうでしょう。
検査院や岩手県の発表によると、不正経理額は愛知県に次いで岩手県が約1億1500万円。ほかの自治体では数100万-数1000万円が確認された。
検査院の調べなどでは、愛知、岩手両県では、事務用品を架空発注して業者に裏金をプールする「預け」という手口が目立った。
また各自治体では、補助事業と関係ない部署で雇用しているアルバイトの賃金を支出したり、自治体単独事業なのに補助事業から旅費を捻出(ねんしゅつ)するなど対象外の事業に流用。予算を年度内に使い切るため備品を購入したことにして、翌年度に納入するケースもあった。
愛知県は18日、裏金づくりを認め謝罪した。岩手県は約1億1500万円、和歌山県は約5000万円、福島県は約3300万円の不正を認めた。
群馬、大分、栃木各県は2000万-980万円の不正を公表。残る4道県は不正額を公表していない。
■京都府は旅費など4920万円、返還へ
会計検査院が京都府などの不正経理を指摘している問題で、京都府の大槻茂会計管理者は18日、府庁(京都市上京区)で記者会見し、不適切と指摘された国土交通省と農林水産省からの補助金約4920万円について「故意ではないが不適切だった」と認め、返還する方針を示した。
検査対象の府の事務は、2006年度までの5年間分。建設交通部や農林水産部、各広域振興局などの旅費、消耗品費で指摘を受けた。
旅費では、国の補助金計約4140万円を受けた出張が、国庫補助事業とは関連がなく不正とされた。府によると、不適切とされた旅費には、国の事業とは直接関連しない職員のパソコン研修もあった。
大半は「国の事業で出張した際、府単独事業の関連業務をしたケース」と説明している。不適切とされた件数は、明らかにしなかった。
消耗品関係では、計約780万円の不正処理の指摘を受けていた。府の大槻茂会計管理者は会見で、コピー用紙を再生紙で契約しながら上質紙を納入させた例や、年度末に余った予算を消化するため、駆け込みでコピー用紙を追加発注し、納入が年度を越えた例が含まれていることを認めているようだ。
さて、この問題は今に始まったわけでなく平成13年かろTVでも言っていましたがもっと前から関係者から来たことがある気がします。
何でこんなことになるのかは予算消化しないと翌年度予算が少なくなるからだよね~
残したらそこの部署の部署の評価をあげて欲しいものですね。
予算が残ったら・・・
この考え方や評価を検討する必要があります。
それにしても誰も言わなかっただけで実はどこでもありそうな話ですね。
国補助事業だけではなくもっと幅を広げたら大変なことになうでしょう。