ひどいと思います

今月１１日、東京の両国国技館で行われた
「クラシック・ロック・アワード」というイベントで、
ジミー・ペイジが演奏しなかったため、
お客さんから「詐欺だ」「チケット代を返金して」と
不満が噴出しているという記事を読みました。


主催者のＫＬａｂ　Ｅｎｔｅｒｔａｉｎｍｅｎｔ（株）のコメントは、
「本イベントは、ジミー・ペイジ氏の単独コンサートではなく、
多数の出演者によって構成されるイベントですので、
演奏が行われませんでしたがイベント自体は成立していると判断しております。
そのため、チケット代金の返金は出来かねます」とのことです。


でも、みて下さい、このポスター


どう見ても、ジミー・ペイジはヘッドライナー扱いですよ。
まさか演奏もせず、ほんの数分
プレゼンターとして現れてオシマイだなんて
誰も想像しなくて当たり前じゃないですか。


ＫＬａｂの社長は謝罪文も発表していますが、
代わりにジョニー・デップやジョー・ペリーが飛び入り演奏したのだから
それで勘弁してくれといわんばかり。


私はサマソニやフジなど、フェスには何度も行っています。
途中で参加アーティストが変わることも
十分理解しています。


でも、ヘッドライナーの変更はさすがにひどすぎる。


２００９年、アジカン主催のＮＡＮＯ－ＭＵＧＥＮフェスでは
目玉だったマニックスが、急病でキャンセルになりましたが、
その時に限りということで、チケットの払い戻しがされました。
ヘッドライナーの変更ですから、
これは良心的だなあと感心しました。


今回はいやらしいことに、
どんな契約だったのか、いまひとつ曖昧なままです。


契約上は演奏するはずだったのが
土壇場でジミー・ペイジ自身が破ったのか、
演奏すること自体、契約には含まれていなかったのに、
その場のノリで演奏してくれるんじゃないかと
プロモーターが適当に考えていたのか・・・


「当日ギターとアンプの用意をしておりました。
ところが本番直前に、ジミー・ペイジ氏の意向により、
演奏が行われませんでした。
演奏が行われなかった理由について、
ジミー・ペイジ氏側に問い合わせをしておりますが、
現在のところ回答を得られておりません」とか、
ジミー・ペイジのきまぐれのせい、と言わんばかり。


また、広報担当者も
「当初はジミー・ペイジは演奏するという話で進めていた。
しかし、本番が近づくと、演奏はしないことになった。
それでも数日前に来日したときに、
ペイジはギターを持参していたんですが」とか
すっとぼけたことを言っています。



長年ショービズ界で活躍してきたジミー・ペイジが
契約を無視して、そんなことするものかなあ。
「日本は舐められている」と書いている人もいましたが、
本当にそうなんだろうか。


座席ごとに細かく値段が違っていて、
高い人は３０万、普通でも１万８千円もしたそうです。
ジミー・ペイジを目当てに来た人は多かったんでしょうに
よく暴動が起きなかったものだなあと。
日本人はつくづくおしとやかですね。


だいたい、洋楽ファンが少数派で、
ロックの本場でもない日本で
こういうイベントをするのがそもそも間違いじゃないのか、
盛り上がるわけがないと、私は思うのです。
だから、こんなことになっても
うやむやに終わってしまうんじゃないだろうか。


私が被害をこうむったわけじゃないですが
久々に大呆れし、腹が立った出来事でした。


不誠実なことをしたら
いずれ自分に還ってきます。




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カマキリ

買い物からの帰り道、
カマキリに出会いました。


自転車で歩道を通行中、
前方で、緑色のものがゆっくり動いているのが見えました。


最初は落ち葉が風に運ばれているのかなと思いました。
でも、それは明らかに意志を持って
歩道を横切っていることがすぐにわかりました。


思ったとおり、カマキリでした。


このままでは踏まれると思ったので、
こういうときのためにカバンに入れている
クリアフォルダーを取り出し、乗ってもらいました。

虫が苦手な方、ごめんなさい。
でも、このカマキリに会えた記念として
下に写真を載せます。








カッコいい。


カマキリのレスキューは、今まで何度もやりました。
カマキリは人間にとてもよく似ているので、
見かけると、私は放置できないんです。




車道から離れた植え込みの
まだ青く茂る木の上に載せました。



カマキリは英語で　Ｐｒａｙｉｎｇ　Ｍａｎｔｉｓ．
Ｍａｎｔｉｓだけでも通じますが、
“お祈りをしている”という意味の
Ｐｒａｙｉｎｇをつけて呼ぶ方が私は好きです。
頭を垂れ、本当にお祈りをしているように見えるときがあるから。


今回のカマキリは、もうそろそろ寿命なのかもしれません。
でもどんな生きものでも、
静かに穏やかに、そしてその貴い命の尊厳が
最期の瞬間まで守られる形で
天に召されてほしいと私は願っています。


もしかしたらカマキリも、
私のアニマル・メディスンのデッキに加えてほしいのかも・・・
今回の出会いで、そう思いました。
もちろん、加えようと思っています♪



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乾燥ショウガ作成中

今回の風邪で、
チューブ入りのショウガを飲み物に入れて
まめに摂っていたところ、
治りがとても早かったので、
これからは、風邪を引いていなくても
ショウガを積極的に摂ろうと思い立ったのです。

チューブ入りのショウガは持ち歩きに不便なので、
乾燥ショウガを初めて自作してみました。

一見ピザみたいですが、スライスして広げたショウガ一塊分です。


お天気が良かったので、外に干しました。
すると、約１日でこんなに小さく縮んでビックリ。


まだ若干ソフトなので、
もっとカリカリに乾燥したら、さらに小さくなりそう。

すぐに使い切ってなくなりそうなので、
さらにもうひと塊、追加分をすぐに仕込みました。



先週は強風が吹き荒れて、とても寒い週末でしたが、
今週末はポカポカ陽気、穏やかなお天気でした。

先週、慌てて室内に取り込んだ観葉植物を
もう一度ベランダに移動して、
頭からお水をかけ、傷んだ葉を取ってサッパリしました。
これでようやく冬越しの準備ができました。



切って乾燥させるだけでも、
自分で作るということが、何だかワクワクして楽しい。
シイタケやワカメもやってみようかなと思っています。





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サケのメディスン

今回は、アニマル・メディスン　サケ　Ｓａｌｍｏｎ の巻です。


写真は、ネットからお借りしました。








動物として


サケ　　　　　サケ目　サケ科　サケ属
学名：Oncorhynchus keta　　英名：Salmon / Chum salmon


“salmon”という名前は、ラテン語“salmo”に由来し、
“salmo”はまた、「跳躍する」という意味の
“salire”に由来すると言われている。


一生のほとんどを海で過ごすが、
生まれた環境が淡水なので、淡水魚に分類される。


川で生まれ、海を回遊しながら成長し、
３～４年後、産卵のために生まれた川に戻る（母川（ぼせん）回帰）。
産卵後、すべてのサケは力尽きて絶命する。


日本で獲れるサケのほとんどはシロザケで、
日本の川で生まれた後、
数千キロ離れたアラスカ湾やロシア近海まで回遊する。


赤い身をしているが、白身魚に分類される。
身が赤いのは、
エサにしているオキアミが
カロチノイド系アスタキサンチンという
抗酸化力を持った赤色の天然色素を多く含んでいるからである。


どうやって生まれた川に戻るのか、
その仕組みはまだ完全に解明されていないが、
有力な説は、嗅覚刷り込み説で、
母川の匂いの記憶を頼りに回帰するという説。


高精度な生体時計をもち、
地磁気コンパスと太陽コンパスによって
自分の位置を割り出し、回遊していると考えられている。


シロザケ一匹は産卵時、約３,０００～３,５００個の卵を産むが、
無事に成長して川に戻るのは、そのうち２～３匹に過ぎない。


サケが川に戻って死ぬことは、
川や湖だけでなく、
周囲の森にまで大きな恩恵をもたらしている。
サケを貴重な栄養源とするのは
熊や狐などの野生動物だけではなく、
プランクトンもサケの死骸を食べて分解する。
そうして増えたプランクトンは、
孵化した稚魚のエサになり、
大きな生命のサイクルを育む仕組みになっている。


アイヌは、サケを“神の魚”を意味する
“カムイチェプ”と呼んで、大事にしていた。


アニマル・メディスンとして


サケが象徴するもの
　　　・・・叡智、意志の強さ、軽快さ


サーモンは、叡智や内なる知の聖なる保有者。


サケは、目の前にあるすべての障害を克服する。
サケの意志は非常に強固であり、
その意識は、自分の起源の川に着くことだけに集中し、
途中に滝があっても、捕食者が待ち構えていても、
決してたじろぐことはない。


サケは私たちに対し、
人生の意味と目的の探求に必要な知恵を与え、
スピリチュアルな旅を
着実に歩んでいけるようサポートしている。


ケルトの物語には、聖なる井戸に棲むサケの伝説がある。
その井戸は、古代ドルイド寺院側を流れるボイン川の源泉であり、
サケは、知恵の源であるヘーゼルナッツを食べ、
動物の中で最も古くから賢い動物とみなされていた。


サケの旅を、人間の人生の旅と比較すると、
サケがなぜ動物で最も賢いと見なされたのかがわかる。
人生の旅においては、しばしば
行く手を阻むものに遭遇するが、
中でも克服するのが最も困難なのは、
内的葛藤、すなわち
変化することへの抵抗と恐れである。


サケが川を上るさまは
流れに抵抗しているように見えるが、
実際はそうではなく、
水面をジャンプして上っているサケは
流れと闘っていない。
流れは障害のようにみえるが、
サケにとっては、
障害にすらなっていない。


宙返りを意味する“summersault”は
サケのジャンプから生まれた言葉で、
サケは、転がり回りながら遊ぶ子供同様、
純真さ、無邪気さが人生において大事であることを
教えている。


サケは鋭い嗅覚を持ち、
生まれた川に戻ることができることから、
過去と非常に強い絆を持つ。
サケをトーテムに持つ人は、
先祖、親、伝統との強いつながりを持ち、
それらを尊重しつつ生きる人である。


人間も人生の旅を続けるにあたっては、
自分の歴史を深く理解し、
子供の心に時々戻る必要がある。
われわれがどこに向かっていようとも、
それは戻るべきところに向かっているということを
理解しなければならない。
流れと闘うのではなく
サケのように、軽やかに飛び跳ねながら
信じる方に進みなさい。


サケのメディスンは、人生で遭遇するすべての事柄が
知恵として集積されるものととらえ、尊重する。
流れに押し戻されているように感じる時も、
スピリットや内なる知という、
普段は隠された資源を使うことで
本能的に正しい方向に進むことができると教えている。


サケのカードが出た場合、
いま、自分の根性や内なる知を信じる必要があるということ。
利己的な他人の影響を受けないようにしなさい。


いま自分がいる流れが
自分にとって成長となる前進なのか、
それとも後退なのか、
経験に照らしてよく考えてみなさい。
答えはすべて自分の中にある。
内なる知に従うのなら、間違うことはない。


サケの銀色に輝く皮膚は、多くの学びを反映している。
あらゆる経験が学びである。
知恵は、簡単な経験、難しい経験、
両方から蓄積されることを知っていなくてはならない。
苦難を苦難としてとらえるのではなく、
貴重な学びとして大事にしなさい。
障壁は、成長するために必要な学びを含んだ
新しい冒険と考えなさい。
そのような真理を当てはめることで
知識は本物の知恵に変わる。



《逆位置》


単に無謀になってはいないか。
そのままだと、目標を達成できないかもしれない。

他人の賢明なアドバイスや、
自分の内なる知の声を無視していないか。

少しの間じっとして、流れを探した方がいいかもしれない。
どこかで集中が途切れ、気が散って、混乱したのではないか。
間違ったかもしれないと感じた場所にまで戻り、
静寂の中、内なる知にもう一度つながりなさい。

自分の知恵に訊くのではなく
他人に追従し、他人の承認ばかり得ようとするなら、
自分自身の権威を取り戻す時である。

本能的な知恵や内なる知を無視し、
状況の中にある真実を頑固に否定し、
自分を正当化し、コントロールしようとしていないか。
もしそうなら、マインドではなく
ハートにある知に戻りなさい。


～　～　～　～　～　～　～　～　～　～　～　～　～　～　～　～

信じられないことの連続

今年は特に、目を疑う、耳を疑うような
大きな事件・事故・天災が多いように思いませんか。



普通に歩いていたら、
車が突っ込んできて事故に遭う。


毎日通る道に大穴が開いて陥没する。


でも、思わず「えーっ？」と声を上げてしまったのが
米大統領選のドナルド・トランプの勝利。


英国は、ＥＵから離脱する。
アメリカでは、政治家でもない人が
これから国を動かそうとしている。


政治に疎い私でも、
既成の世界がどんどん変わっていく
空恐ろしい思いがします。


とにかく、何より
戦争や戦闘、暴力行為が
これ以上起きませんように。



動植物の命も守られますように。



ＷＷＦなどの調査結果によると、
１９７０～２０１２年の間で、
世界の主な野生動物の生息数が５８％も減少したそうです。


トラは７割、クロマグロは３割程度も減り、
このままでは、２０年までに７割近く減り、
最終的には、人間にも悪影響となると
警鐘を鳴らしているそうです。


人間がどうなろうと、自業自得。
でも、一度失われた種は、二度と戻らない。


地球は人間だけのものではない。
あらゆる面で、世界が破滅に向かわないよう、
私は必死で祈ります。





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