今回は、アニマル・メディスン オポッサム Opossum の巻です。
写真は、ネットからお借りしました。
動物として
オポッサム オポッサム目 オポッサム科
学名: Didelphimorphia 英名:opossum
別名:フクロネズミ、コモリネズミ
ネズミによく似ているが、
カンガルーやコアラと同じ有袋類で、
お腹に育児嚢(いくじのう)と呼ばれる袋を持つ。
有袋類は、オーストラリアに生息するものが有名だが、
オポッサムは
北アメリカ大陸から南アメリカ大陸にかけて生息する。
北アメリカで唯一の有袋類。
代表的なものは、キタオポッサム Virginia opossum
オーストラリアでは、
カンガルー目のポッサム(フクロギツネ)のことを
オポッサムと呼ぶことがあったり、
アメリカでは、オポッサムのことを
短くポッサムと呼ぶこともあるが、
両者は全く別物である。
こちらがオーストラリアのポッサム
70種類以上のオポッサムが生息しており、
有袋類の中で最多である。
体長 33~50センチ
尾の長さ 25~50センチ
雑食で、木の実、草、果実、虫、ネズミ、カエル、ヘビ、鳥やその卵、
また、動物の死骸も好んで食べる。
夜行性。単独で生活する。
適応能力が高い。
森林から草原、民家近くまで、幅広く生息する。
ガレージなどに侵入したり、
ゴミ捨て場を荒らすことも多い。
主に地上で暮らすが、木登りが非常に得意。
前足、後ろ足がほぼ同じ長さで、
それぞれに5本の指があり、
しっかりと掴むことができる。
長い尾を物に巻きつけ、
手足のように使うこともできる。
雌の育児嚢には、12~13個の乳頭がある。
繁殖能力が高く、非常に多産で、
ほ乳類で最短の12日間という妊娠期間で、
時に20頭の子を産むが、
乳頭にありつけなかった子は死亡し、
無事に大人にまで成長できるのは
7匹程度。
子は、成長すると育児嚢から出て、
親の背中で過ごす。
その姿から、コモリネズミとも呼ばれる。
オポッサムは、天敵に襲われそうになると
擬死行動(死んだふり)をすることで有名。
数時間、死んだふりを続けることもある。
キタオポッサムは、死んだふりをしている間、
死臭のような臭い唾液を分泌する。
アニマル・メディスンとして
オポッサムが象徴するもの
・・・わきに逸らすこと、けん制、転換、陽動作戦、戦略
オポッサムの最大の防御は、“死んだふり”。
混乱した敵が諦めて去って行くか、
目を逸らしたら、一目散に逃げるのだ。
鋭い歯や牙で戦うこともできるが、
ほとんどの場合は、そうしない。
どうしようもなくなった時は、
攻撃ではなく、防衛によって身を守るという
戦略の最大の転換をして生き延びてきた。
その“死んだふり”の演技は、
動物界のアカデミー賞を受賞できるほど、
徹底的で完璧ある。
オポッサムが現れたら、
現在の状況下で、
戦略を立てるのが必要ということ。
追い詰められた状況から抜け出すには、
自分の本能・直感を信じるのが一番。
無関心のふりでも、怖くないふりでも、
自分の信じたように演技するのが大事。
戦士たちは何世紀にも渡り、
敵が近づいてきたり、
敵の数が多すぎる時は、
死んだふりをするという
オポッサムのメディスンを使用してきた。
敵が予想もしなかった瞬間に、
突然戦いの叫びを上げ、
敵が混乱している隙を突いてやっつけるのだ。
予想もしなかったことを考えてみること、
賢くふるまうことが勝利への道。
頭を使え。
障壁を飛び越え、先に進むために
演技やサプライズを駆使せよ。
時に、表面と内面が全く違うことがある。
本質はどうなのか、どちらが真実なのか、
視点を変え、ゆっくりと考えてみるのも大事。
オポッサムがトーテムアニマルの人は、
非常に知的であり、
望むものを得るために
体ではなく、頭脳と機知を使用する。
あらゆる状況で、
臨機応変に戦略を立てて実行する。
周りからは、思慮深く、堅実な人間に見える。
魔術師、戦略家、広報やスタイリストに向いている。
夢でオポッサムが出てきた場合は、
誰かや何かが真実を隠して騙していることを示す。
謀略、自己欺瞞、詐欺、誤解がある。
自分に対して不誠実ではないか、考えてみよ。
《逆位置》
オポッサムは、以下のことを警告している。
自分で作った人生のシナリオにとらわれすぎたり、
演技をすることに夢中で、
真実から目を逸らしていないか。
悲劇のヒロインであるかのように
自分の行動を正当化し、演技していないか。
真実を語る代わりに、
何かをしたくない口実を
作り出している可能性はないか。
たとえば、「病気です」「お金がない」
「忙しい」「疲れている」などと言って、
自分を正当化するパターンに陥っていないか。
言い訳をして自分を守るのではなく、
ただ礼儀正しく、
それは今の自分には無理であることを
相手に伝える練習をすること。
ただそれだけであることを理解せよ。
誰にも言い訳する必要はない。
防御しないことが、最善の戦略になることもある。
戦略の正しい使い方は、
戦略を立てる必要がない時を知ること。
自分の気持ちや経験に対し、
誰かに言い訳する必要はないのだから。
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
写真は、ネットからお借りしました。
動物として
オポッサム オポッサム目 オポッサム科
学名: Didelphimorphia 英名:opossum
別名:フクロネズミ、コモリネズミ
ネズミによく似ているが、
カンガルーやコアラと同じ有袋類で、
お腹に育児嚢(いくじのう)と呼ばれる袋を持つ。
有袋類は、オーストラリアに生息するものが有名だが、
オポッサムは
北アメリカ大陸から南アメリカ大陸にかけて生息する。
北アメリカで唯一の有袋類。
代表的なものは、キタオポッサム Virginia opossum
オーストラリアでは、
カンガルー目のポッサム(フクロギツネ)のことを
オポッサムと呼ぶことがあったり、
アメリカでは、オポッサムのことを
短くポッサムと呼ぶこともあるが、
両者は全く別物である。
こちらがオーストラリアのポッサム
70種類以上のオポッサムが生息しており、
有袋類の中で最多である。
体長 33~50センチ
尾の長さ 25~50センチ
雑食で、木の実、草、果実、虫、ネズミ、カエル、ヘビ、鳥やその卵、
また、動物の死骸も好んで食べる。
夜行性。単独で生活する。
適応能力が高い。
森林から草原、民家近くまで、幅広く生息する。
ガレージなどに侵入したり、
ゴミ捨て場を荒らすことも多い。
主に地上で暮らすが、木登りが非常に得意。
前足、後ろ足がほぼ同じ長さで、
それぞれに5本の指があり、
しっかりと掴むことができる。
長い尾を物に巻きつけ、
手足のように使うこともできる。
雌の育児嚢には、12~13個の乳頭がある。
繁殖能力が高く、非常に多産で、
ほ乳類で最短の12日間という妊娠期間で、
時に20頭の子を産むが、
乳頭にありつけなかった子は死亡し、
無事に大人にまで成長できるのは
7匹程度。
子は、成長すると育児嚢から出て、
親の背中で過ごす。
その姿から、コモリネズミとも呼ばれる。
オポッサムは、天敵に襲われそうになると
擬死行動(死んだふり)をすることで有名。
数時間、死んだふりを続けることもある。
キタオポッサムは、死んだふりをしている間、
死臭のような臭い唾液を分泌する。
アニマル・メディスンとして
オポッサムが象徴するもの
・・・わきに逸らすこと、けん制、転換、陽動作戦、戦略
オポッサムの最大の防御は、“死んだふり”。
混乱した敵が諦めて去って行くか、
目を逸らしたら、一目散に逃げるのだ。
鋭い歯や牙で戦うこともできるが、
ほとんどの場合は、そうしない。
どうしようもなくなった時は、
攻撃ではなく、防衛によって身を守るという
戦略の最大の転換をして生き延びてきた。
その“死んだふり”の演技は、
動物界のアカデミー賞を受賞できるほど、
徹底的で完璧ある。
オポッサムが現れたら、
現在の状況下で、
戦略を立てるのが必要ということ。
追い詰められた状況から抜け出すには、
自分の本能・直感を信じるのが一番。
無関心のふりでも、怖くないふりでも、
自分の信じたように演技するのが大事。
戦士たちは何世紀にも渡り、
敵が近づいてきたり、
敵の数が多すぎる時は、
死んだふりをするという
オポッサムのメディスンを使用してきた。
敵が予想もしなかった瞬間に、
突然戦いの叫びを上げ、
敵が混乱している隙を突いてやっつけるのだ。
予想もしなかったことを考えてみること、
賢くふるまうことが勝利への道。
頭を使え。
障壁を飛び越え、先に進むために
演技やサプライズを駆使せよ。
時に、表面と内面が全く違うことがある。
本質はどうなのか、どちらが真実なのか、
視点を変え、ゆっくりと考えてみるのも大事。
オポッサムがトーテムアニマルの人は、
非常に知的であり、
望むものを得るために
体ではなく、頭脳と機知を使用する。
あらゆる状況で、
臨機応変に戦略を立てて実行する。
周りからは、思慮深く、堅実な人間に見える。
魔術師、戦略家、広報やスタイリストに向いている。
夢でオポッサムが出てきた場合は、
誰かや何かが真実を隠して騙していることを示す。
謀略、自己欺瞞、詐欺、誤解がある。
自分に対して不誠実ではないか、考えてみよ。
《逆位置》
オポッサムは、以下のことを警告している。
自分で作った人生のシナリオにとらわれすぎたり、
演技をすることに夢中で、
真実から目を逸らしていないか。
悲劇のヒロインであるかのように
自分の行動を正当化し、演技していないか。
真実を語る代わりに、
何かをしたくない口実を
作り出している可能性はないか。
たとえば、「病気です」「お金がない」
「忙しい」「疲れている」などと言って、
自分を正当化するパターンに陥っていないか。
言い訳をして自分を守るのではなく、
ただ礼儀正しく、
それは今の自分には無理であることを
相手に伝える練習をすること。
ただそれだけであることを理解せよ。
誰にも言い訳する必要はない。
防御しないことが、最善の戦略になることもある。
戦略の正しい使い方は、
戦略を立てる必要がない時を知ること。
自分の気持ちや経験に対し、
誰かに言い訳する必要はないのだから。
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