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ハイエナのメディスン

2017年09月24日 | ・アニマル・メディスン
今回は、アニマル・メディスン ハイエナ Hyena の巻です。


写真は、ネットからお借りしました。







動物として


ハイエナ     ネコ目(食肉目)ハイエナ科
学名:Hyaenidae  英名:Hyena 
別名:タテガミイヌ


イヌやオオカミに似ているが、
ジャコウネコ科に最も近縁である。


以下の4種から成る。


■ブチハイエナ■ Spotted Hyena







熱帯雨林を除き、
サハラ砂漠以南のアフリカ大陸に広く分布。

草原などに生息。

体の模様から、マダラハイエナとも呼ばれたり、
鳴き声が人間の笑い声に似ていることから、
笑いハイエナとも呼ばれる。

ハイエナの中で最大種。
体長 95~165センチ
体高 70~90センチ
体重 40~85キロ

食性は、動物食。
ヌーなどの大型哺乳類、鳥類、爬虫類、魚類、昆虫、
動物の死骸などを食べる。
他の動物が倒した獲物も横取りする。

10~50頭程度から成る
『クラン (clan) 』と呼ばれる母系の群れを形成し、
共同の巣穴で生活する。
群れの中では、メスが優位を保っている。

狩りは、群れで協力して行う。
同等のサイズの動物の中で、最も強力な顎を持ち、
驚異的な早さで獲物を食べ尽くす。

食べ残しは、水中や泥中に貯蔵することもある。

12種類の鳴き声を使い分け、
仲間とコミュニケーションを取っていると考えられている。


■カッショクハイエナ■ Brown Hyena







アフリカ大陸南部のナミビアやボツワナ、
南アフリカ共和国などに分布。

砂漠やサバンナに生息。
かつては海岸域も含まれていたが、
現在はあまり見られなくなっている。

チャイロハイエナとも呼ばれる。

体長 85~140センチ
体高 70~80センチ
体重 40~70キロ

家族単位か、数頭の小規模な群れ(クラン)を形成し、
共同の巣穴で生活する。

危険を感じると、全身の毛を逆立て威嚇する。

食性は、動物食の強い雑食。
ライオンなどの食べ残しや、死肉を主食とし、
ほかに昆虫類、甲殻類、魚類、小型爬虫類、鳥類や卵、
果実等を食べる。

ブチハイエナと競合し、食料を奪われている地域もある。


■シマハイエナ■ Striped hyena







サハラ砂漠以北のアフリカ大陸北部、
アラビア半島、中東、インド、ネパールなど
ハイエナで唯一ユーラシア大陸まで広く分布。

草原や半砂漠に生息。
(サハラ砂漠など砂漠を除く)

体長 100~120センチ
体高 70センチ
体重 25~55キロ

通常は群れを形成せず、単独で生活する。

危険を感じると、全身の毛を逆立て威嚇する。

食性は、動物食の強い雑食。
動物の死骸を主食とし、
ほかに昆虫類、甲殻類、魚類、小型爬虫類、鳥類や卵、
果実等を食べる。

ほとんど鳴き声を発しない。


■アードウルフ■ Aardwolf







アフリカ大陸東部と南部に分布。

草原やサバンナ、低木林などに生息。

ツチオオカミと呼ばれることもある。

ハイエナの中で最小種。
体長 55~105センチ
体高 40~50センチ
体重 8~14キロ

単独で生活するが、
家族単位と思われる小規模な群れで生活することもある。

食性は動物食。
シロアリを主食とし、
ほかに昆虫類、鳥類の雛、小型哺乳類、動物の死骸を食べる。
大きな哺乳類を捕らえることはない。



■以降、共通の特徴■


ほとんどが夜行性。


聴覚、嗅覚、視覚が鋭い。
10km先で、肉食動物が狩りをしていたり、
ハゲタカが死肉を食べているのを探知できる。  


メスの方が大きく、攻撃的である。


昆虫食のアードウルフ以外のハイエナは、
頑丈な顎と消化器官を持つ。


顎力は、哺乳動物では最も強いライオンと
同程度の280~320kgであり、
人間の約7倍といわれている。



他の動物が食べ残す骨なども噛み砕いて食べる。
糞になるのはカルシウムくらいなため、
出すのは白い糞となる。
強力な消化能力により、
骨の髄に含まれる栄養も摂取するが、
消化しきれなかった角、骨、蹄などは、
ペレットとして吐き出すこともある。


肛門付近に、臭腺を持つ。


雌雄の外部生殖器が似ていて区別が困難なため、
長らく両性具有であるとか、
性別を転換できると考えられていた。


時速65kmで、数km走り続けることができる。
ブチハイエナは、並外れた持久力も持ち、
獲物が疲れるまで、執拗に追いかけ回す。
食事の6割以上は自分で捕えた獲物であり、
優秀なハンターである。


鳴き声を使い分けて、
仲間とコミュニケーションを取る。
5km先でも聞こえるほど大きい声で鳴く。


他の群れと出会っても、極力争いを避け、
獲物を譲り合うなど、平和的な一面を持っている。


強い仲間意識と、高い社会性を持つ。
群れの中の順位は不変であり、
怪我をしても、その順位は変わることはない。
このため、他の肉食動物とは違い、
怪我をしたものも、見捨てられることはなく、
食べ物にありつけ、生き延びることができる。


子育ては、共同の保育場で行われる。
授乳は通常、実の母親が行うが、
母親同士が親子や姉妹などの場合、
お互いの子供に授乳することもある。
協力しながら子育てを行うことで、
子供の1年後の生存確率は
野生動物としては極めて高く、
60%以上となっている。


優れた問題解決能力や、学習能力を持つ。
数を数えられるということがわかっている。
縄張りに侵入してくる競争相手の群れの規模を、
吼え声から判断できると考えられている。
また、仲間のすることを観察し、
仲間が失敗した場合には、
違うやり方を試そうとするなど、
創造力も豊かであると考えられている。


アニマル・メディスンとして


ハイエナが象徴するもの
   ・・・掃除屋、貪欲、臆病、女性性、怒り、攻撃性、死 不死身、
      忍耐、力、愛、戦略、コミュニティ、リーダーシップ、
      チームワーク、コミュニケーション、笑い、バランス


ハイエナは、死骸を食べる掃除屋であることから、
死や、死を告げるものの象徴である。
また、生きた獲物より死骸を好むとして、
臆病者の象徴ともされている。


ハイエナは、死骸を食べ尽くすことで、
病気や細菌が蔓延するのを防いでいる。
またハイエナは、実際には多くの獲物を狩っており、
獲物とする動物の増え過ぎも防いでいる。


ハイエナは、地球のバランスの維持に
大きく貢献している優れた捕食者であり、
生と死のバランスを象徴する。


ハイエナはわれわれに、
死は生につながっていること、
すべての生き物は、
生命の大きなサイクルの中にいることを教えている。


ハイエナのメスは、オスよりも体格が大きく、
攻撃的である。
群れにおいては、メスがリーダーであり、
すべてのメスが、すべてのオスの優位に立つ。


ハイエナは、強い女性性、女戦士、
パワフルなプリンセスなどを象徴する。
さらに、戦士としての強い女性像は、
男性性と女性性の統合も表している。


ハイエナは、高度な社会性を持っている。
仲間や家族と協力しあうことで、
より多くの子供が生き残ることができ、
怪我を負ったものも、生き延びることができ、
群れの体制が維持され、
群れ全体の命が守られることにつながっている。


ハイエナは、不変の愛を象徴する。
ハイエナは、どんな状況下においても、
仲間や家族を見捨てない愛情深さを持っている。


ハイエナはまた、協調性を象徴する。
ハイエナはわれわれに、
仲間と協力し合うことによって、
独りより、より大きな仕事をすることができ、
成功も喜びも、
より大きなものとなることを教えている。


ハイエナのカードが出た場合、
集団の中で、仲間をもっと信頼し、
協調性を持つよう促している。
他の人を助けることは、
自分を助けることにつながると、
ハイエナは教えている。


集団で暮らすハイエナは、
強いリーダーシップを象徴する。


ハイエナのメディスンを持つ人は、
集団を統率するのが得意であり、
リーダーであることに、名誉と誇りを感じる。
また、自分にはリーダーの素質があることを
周りに証明できる知性を持っている。
大抵の場合、親切で思いやりに満ちているが、
時に自分のやり方に固執し、
他の人に対して、自分に従うよう
強く主張することもある。


ハイエナは、怒りを象徴する。
ハイエナは、思い通りにならないことがあると、
激しい怒りを爆発させたり、
群れの中にいながら、単独で狩りするなど、
わざと孤立することがある。


ハイエナは、われわれに
怒りの感情をあらわにすることは、
決して悪いことではないと伝えている。


わわわれは、怒りは負の感情で、
悪いものと見なす傾向にあるが、
ハイエナは、怒りも自分を成す要素であり、
怒りを否定したり、なかったことにするのは
間違いだと伝えている。


世界は、光と影、善と悪、喜びと悲しみなど、
ふたつの側面から成り立っており、
どちらも必要不可欠である。
ハイエナはわれわれに、
何かに怒りを感じた場合は、
その怒りを感じ尽くすよう伝えている。


ハイエナは、非常に強い消化力を持ち、
骨、蹄、角まで消化することができる。
不完全燃焼させた感情は、
われわれの心の奥に溜まり、
内から蝕み、ゆっくり腐敗させてゆく。
ハイエナはわれわれに、
どのような感情にもしっかり向き合い、
完全に消化するよう伝えている。


ハイエナのカードが出た場合、
霊的な消化力を高めるような
多くの経験や機会が与えられるかもしれない。


ハイエナは、非常に強い顎を持っている。
また、たくさんの声色を持つことから、
コミュニケーションを象徴する。


ハイエナはわれわれに、
自分の顎から発する言葉に
気をつけるよう伝えている。
激しい言葉は、人を深く傷つけることがある。
誰に対し、どのような言葉を使うべきか、
よく考えてから話すよう伝えている。


ブチハイエナは、
人間の笑い声のような声を発することから、
笑いハイエナとも呼ばれている。
ハイエナは、笑いは生きる上での強壮剤であり、
時に、思いきり笑うよう伝えている。


ハイエナのトーテムを持つ人は、
ユーモアのセンスがあり、
人生を重苦しく考えることをしない。
精力的で、外向的であり、
人を引き寄せる魅力を持っている。


ハイエナは、無駄な争いを極力避ける
平和的な側面を持つ。
ハイエナは、寛大さ、平和を象徴する。


ハイエナの群れでは、基本的に
順位争いが起きることはない。
まれに争いが起きた時も、
負けた相手は追放されず、
群れに留まることが許される。


また、獲物を巡って、
群れ同士がにらみ合いになった時も、
片方が譲り、争いは極力避けようとする。
同じ群れではなくとも、
同族に対して、強い仲間意識を持っている。


ハイエナは、非常に鋭い嗅覚を持つ。
ハイエナはわれわれに、
見かけや言葉に騙されず、
自分の内なる嗅覚を信頼して、
誰を信じ、何を信頼すべきなのかなど、
識別するよう伝えている。


ハイエナは、忍耐と戦略を象徴する。
ハイエナの狩りは、短時間で獲物を倒すのではなく、
仲間と協力しながら、
時速65キロで獲物を追い回し、
じわじわと弱らせて距離を詰めるやり方である。


ハイエナはわれわれに、
チームワークの大切さと、
目標に向かい、粘り強く取り組むことの大切さを
教えている。


ハイエナは、国によっては
不道徳、不浄、死など、悪の象徴とされたり、
愛や豊饒など、善の象徴とされたり、
両極端なイメージを持たれている。


古代ギリシャやローマなどにおいて、
ハイエナは、人間を悪から守り、
豊饒をもたらす生き物として、
身体の一部を薬に利用していた。


古代バビロンにおいて、ハイエナは
知恵と賢さの象徴であった。


中世ヨーロッパにおいて、
ライオンはハイエナと交配し、
伝説の魔獣クロコッタが生まれたと考えた。
クロコッタは人間の声を模倣し、
旅人を死に至らしめると怖れられた。



アフリカにおいて、ハイエナは
悪魔や魔女と深い関係を持つとされている。
魔女や魔術師は、ハイエナに乗るか、
ハイエナに変身すると考えられていた。


西アフリカにおいて、ハイエナは
不死身、悪い習慣、暗黒の側面などを象徴する。
タンザニアでは、ハイエナは魔女の使いとされ、
ハイエナが鳴いている間に生まれた子供は
泥棒になると信じられていた。


東アフリカにおいて、ハイエナは
太陽を象徴する。
ハイエナは、冷えた地球を温めるため、
地球に太陽をもたらした動物と考えた。


アフリカとペルシャにおいては、
ヨーロッパにおける狼男のような
ハイエナ男の民間伝承がある。


中東やインドにおいて、ハイエナは
愛や豊穣を象徴し、
身体の一部から媚薬が作られている。


ハイエナは、ユーモラスな外見と
死肉を漁る『サバンナの掃除屋』という習性のため、
軽んじられる傾向があるが、
非常に賢く、大型動物も戦略的に仕留める
優秀で手強いハンターである。


茶色い毛を持つハイエナは、
グランディングや、地球とのつながりを象徴し、
愛に満ち、生命の命を霊的に具現化した
尊い存在である。


《逆位置》


独善的になり、他の人に対してイライラし、
協調性を失っていないか。

弱い者に対し、思いやりを失っていないか。

怒りの感情を溜めこんでいないか。

自分を愛しているか。
自信を失い、自分を否定していないか。

自分の人生において、リーダーシップをとっているか。

粘り強く仕事に取り組んでいるか。

笑いを忘れていないか。
深刻になりすぎている時は、たくさん笑いなさい。


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