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アナグマのメディスン

2017年04月03日 | ・アニマル・メディスン
今回は、アニマル・メディスン アナグマ Badger の巻です。


写真は、ネットからお借りしました。





動物として


アナグマ  イヌ型亜目 クマ下目 イタチ小目
      イタチ上科 イタチ科 アナグマ属
学名:Meles  英名:Badger 
別名:ムジナ、アナホリ、ササグマ、マミ


ヨーロッパアナグマ、アメリカアナグマ、アジアアナグマ、ニホンアナグマ、
ラーテル(ミツアナグマ)など、11種から成る。


多くの亜種が存在するが、
ヨーロッパやロシア西部などに分布するヨーロッパアナグマ、
中国やイランなどに分布するアジアアナグマ、
日本に分布するニホンアナグマに大別されることが多い。

ヨーロッパアナグマ




アジアアナグマ




ニホンアナグマ




アメリカアナグマ




ラーテル(ミツアナグマ)





平均的な体格は、ヨーロッパアナグマが最も大きく、
ニホンアナグマは最も小さい。

ヨーロッパアナグマ
体長 約44~100センチ
体重 約5~18キロ

ニホンアナグマ
体長 約40~50センチ
体重 約4~12キロ


一般的にアナグマとは、ヨーロッパアナグマを指す。


タヌキやハナグマ、ハクビシンに似ているが、
アナグマはイタチ科、
タヌキはイヌ科、
ハナグマはアライグマ科
ハクビシンはジャコウネコ科である。

タヌキ


ハナグマ


ハクビシン




山地から平野部の森林地帯、雑木林、草原など
様々な環境に順応し、幅広く分布。


ニホンアナグマは、
北海道を除き、本州・四国・九州に分布。


寒い地方に生息するアナグマは、
クマのように冬眠する。
暖かい地方に生息するものは、
冬も活動するが、寒い時には寝ていることが多い。


主に夜行性。


食性は雑食。
ミミズや昆虫類、カエル、トカゲ、ヘビ、
モグラやウサギなどの小動物、鳥などに加え、
果実やキノコ、トウモロコシなど農作物も食べる。


短時間であれば、
時速約30キロの速さで走ることができる。


泳ぎが得意。


視力はあまりよくないが、
鋭い聴覚と嗅覚を持つ。


四肢それぞれに5本の指を持ち、
前足の爪はとても長い。


クランと呼ばれる5~6頭の家族単位で生活する。
アナグマは一夫多妻制で、
オスが複数のメスのもとに通いながら暮らす。


水はけのよい斜面にトンネルを掘り、
地下2~3メートルの深さに
横方向に広がる巨大な巣を作る。


セットと呼ばれる巣穴は、
家族何世代にもわたって拡張され続け、
大小様々な大きさの部屋を持ち、
地下で複雑に絡み合う構造になっている。
大きいものでは、長さ50~300メートルにもなり、
出入口も50個を超えることがある。


家族で使う巣の他に、
単独や夫婦で使うため、小規模の巣穴を作ることもあるが、
そのような巣穴を長く使うことはない。


アナグマは非常にきれい好きで、几帳面である。
巣穴の中で糞をすることはほとんどなく、
巣穴の外の決まった場所で糞をする。


巣穴の中には、草やシダなどを持ち込んで敷き詰め、
巣材が湿ると、外に出して天日干しをしたり、
新しいものに交換したりする。


オスは、約1~4平方キロメートルの縄張りを持つ。
肛門腺から出る分泌液や尿などを擦りつけて、
縄張りを主張する。


分泌液を仲間同士で擦りつけることもあるが、
互いの識別やコミュニケーションのためと考えられている。


気性は荒く、非常に用心深い性質であるが、
小さい時から飼うと、人間によく馴れる。


ニホンアナグマはタヌキと同様に、
外敵に襲われそうになった時など、
擬死(死んだふり)をする習性がある。


ヨーロッパでは中世から、
アナグマを犬と闘わせたり、犬をけしかけてアナグマを追わせるなど、
アナグマを使ったブラッド・スポーツが行われてきたが、
1992年にアナグマ保護法が施行され、
許可を得ずにアナグマを殺すことは違法とされている。


イギリスにおいては、
アナグマはおおむね好感を持たれており、
アナグマの保護団体が多数存在する。


開発による生息地破壊や獲物の減少により、
世界各地で生息数が減少している。
ニホンアナグマは、絶滅危惧種に指定されている。



アニマル・メディスンとして


アナグマが象徴するもの
   ・・・攻撃、決断力、熱意、強い意志、集中、自信、独立心、
       積極性、信頼、自己表現、地下世界とのつながり、持続力、
      ヒーリング、植物とのつながり、大胆さ、


アナグマは、常に自分に自信を持ち、
自分にとって重要なことは何かをよく理解している。


アナグマは、人生の明確なビジョンを持ち、
目標を達成するためには、
集中し、粘り強く取り組む強さを持っている。


地下に住むアナグマは、
四大元素の『地』のエレメントと強いつながりを持つ。
アナグマをトーテムに持つ人は、
どんな状況下においても、
グランディングし続けるパワーを持っている。


大地にしっかりと根ざすことは、
自分の人生の目的に繋がることである。
アナグマはわれわれに、
グランディングの重要さを教え、
大地とのつながりを失い、混乱している者に対しては、
グランディングのサポートを与えてくれる。


アナグマは、穴掘り能力に非常に優れ、
地ネズミやモグラを凌ぐスピードで穴を掘ることができる。
アナグマは、地底世界との強いつながりを持っている。


地底世界は、生命や創造の謎、
それらに関する魔術や秘宝が隠されている場所であり、
動物・植物の精霊との強力なつながりを象徴する。
アナグマは、現実世界と精霊の世界との間で
うまくバランスを取る方法をわれわれに教えてくれる。


アナグマはまた、鉱物、根、植物や薬草、
伝承に登場するノームなど、
地下に存在するものとも関連が深く、
パワフルなヒーラーであり、薬草の守り手である。


ネイティブ・アメリカンのプエブロ族はアナグマを
薬草、種子、および植物の謎のすべてに精通する
偉大なメディスンの長と考えた。
アナグマは、長い間人間が忘れている根の知識や
根のもつ神秘的な治癒力をわれわれに教えてくれる。


アナグマはヒーラーでありながら、
時に周りから、攻撃的すぎると思われることがある。
しかし、アナグマはどんな場合においても
忍耐強く治療法を見つけようと努力し、
そのヒーリングは大抵の場合、
非常に大きな効果をもたらす。


しかし、アナグマのやり方はユニーク過ぎるため、
周りからは、正統的でないと思われることがある。
しかし、その独創性こそ、
アナグマがわれわれに与える最大の教えである。


アナグマは、個性や独創性を象徴する。
アナグマはわれわれに、
周りが自分のことをどう思うかを気にせず、
自分の個性を確立する大切さを教えている。


アナグマのトーテムを持つ人は、
優秀なヒーラーであり、
自分独自のやり方を貫くガッツを持っている。


アナグマのカードが出た場合、
暗い穴の中にコソコソ隠れていないで、
自分の個性を堂々と表現するよう、
自分を世界にアピールするよう伝えている。


それはまた、“自分のペースで自分の道を行け”というメッセージでもあり、
アナグマはわれわれに、
何よりも自分自身と自分の能力を信頼し、
他人に惑わされてはならないと伝えている。


地下に潜るアナグマは、
すべてのものや人の表面下に隠されているものを
見通す能力を持っている。
アナグマはわれわれに、
目に見えているものに惑わされず、
その下にある真実に注目するよう教えている。


アナグマは、望むものを得るまで諦めることがない。
アナグマをトーテムに持つ人は、
一度始めたことは最後までやり遂げる強さを持つ。
強固な意志を持つアナグマのスピリットは、
われわれの粘り強さの側面をサポートしてくれる。


アナグマは、独立・自立も象徴する。
アナグマは、体は小さいが、
非常に獰猛で攻撃的であり、恐れ知らずである。
脅かされたり、追い詰められると、
鋭い牙と爪をもって、
極めて勇敢に、死にものぐるいで戦う。


アナグマはわれわれに、
必要な時には攻撃を厭わず、
自分で自分を守るのが大事と教えている。
しかし、その場合、
健全で建設的な攻撃であるよう、
心に留めなければならないことも伝えている。


アナグマは基本的に非社交的であり、孤独を好む。
アナグマは自分自身を信頼しており、
自分自身の中で充足している。


アナグマのトーテムを持つ人は、
いかなる状況においても自分自身を保持し、
権威に屈することがない。
自分の気持ちをストレートに表現することが多く、
結果、周りにどのような影響を及ぼすかを
あまり気にすることがない。
そのため、周りから疎まれることもあり、
他人との関わりにおいて、
時に困難が生じることもある。


しかし、アナグマの強みは、
自分自身をはっきりと表現できることであり、
自分の望みを叶えるために戦う積極性である。


アナグマは小さいが、体も精神も強健である。
ネイティブ・アメリカンは、
アナグマの足跡は幸運のしるしと考えた。
アナグマの足跡を見つけることは、
潜在的な創造力につながり、
あらゆることが可能になるというメッセージと捉えた。


アナグマは前足に強力な爪を持つことから、
ネイティブ・アメリカンのプエブロ族は
アナグマを熊の弟分とみなし、
その強さと頑なな精神を崇めた。


プエブロ族はまた、
アナグマの黒と白の均等な縞模様は『夏』の象徴であり、
夜と昼の中間に在る象徴とみなし、
アナグマは『南』の守護者であり、
部族のシャーマンとつながる偉大なヒーラーと考えた。


ネイティブ・アメリカンの他の部族は、
アナグマが地面を力強く掘り進むさまを、
胎児が子宮から産道を通り抜けるさまと重ね、
出産が近い母親は安産を祈願して、
アナグマの足のお守りを持った。


日本においては概して、
アナグマは凶暴で危険な生きものと考えられた。
また古くから、アナグマは姿形を変える能力と、
同時に2か所に存在する能力があるもの(シェイプシフター)と信じ、
黒魔術に関係するものと信じられた。
その反面、アナグマは
暗黒のエネルギーから守ってくれる
強力な保護者でもあると考えた。
さらに、お稲荷さまと同様に
アナグマは米の精霊であり、米の成長を助け、
豊かな実りをもたらすものとも考えた。


中国においては、
アナグマは遊び好きで、いたずら心に満ちた動物と考えた。
アナグマは『陰陽』における『陰』の生きものであり、
日本同様、変化(へんげ)の超能力を持つと信じた。


アナグマのメディスンを持つ人は
危機に直面すると直ちに行動を起こし、
決してパニックに陥ることはない。
パワフルなメディスン・ウーマンの多くは、
ヒーリングを行う際、アナグマのパワーを召喚した。


アナグマのエネルギーを召喚することで、
ヒーリングがより深く心身に浸透すると考えられた。
レイキヒーラーの動作の多くは、
古代のアナグマのメディスン・マンの動きと通じるものがある。


アナグマのカードが出た場合、
自分の中の癒しの能力を使うべきだと伝えている。
自己を表現する新しいレベルを模索し、
アナグマのように勇気をもって前進する時であると
伝えている。


アナグマのメディスンには、
ヒーリングに加え、予言も含まれている。
地上と地下世界の両方につながるアナグマは、
現在としっかりつながりを保ちながら、
過去と未来の両方を見通す力を持っている。


アナグマの強靭な顎は、表現力の強さも象徴する。
アナグマは「言葉」の神秘・秘儀、
ストーリーテラーの魔力とも関連が深い。
アナグマのメディスンを持つ人にとって、
直接的な対話をするよりも、
ストーリーテラーとして
他との関係を築きやすい場合がある。


アナグマは大変きれい好きで、
寝床の草を頻繁に取り替える。
アナグマのカードが出た場合、
日々の生活において、身の回りをもっと整然とし、
時間を有効活用するよう伝えている。


アナグマはまた、同盟も表している。
アナグマがハチミツを探す時、
鳥を追跡することがあり、
鳥の動きによって蜂の巣が見つかると、
巣を壊し、鳥にもハチミツのおすそわけをする。


アナグマのメディスンは、
自分と異なるものとも協力し合う
同盟関係が大事であることを伝えている。


アナグマのカードが出た場合、
自己表現と自分に対する信頼を育む時であると伝えている。
自分自身や自分の人生について、
新しい物語を始めるときが来たことを伝えている。


アナグマのメディスンとは、戦士のメディスンであり、
癒やし手としてのパワー、
守り手としてのパワーも象徴する
非常に力強いメディスンである。



《逆位置》


あなたは十分に深く物事を掘り下げているか。
表面の下に隠されているものが何か、充分調べたか。

地球や動物の精霊と、より深く繋がる必要がある。
子供の頃に大好きだった物語を思い出してみなさい。
その中には、あなたの現在の人生で起こっていること、
これから起ころうとしていることが
象徴的に描かれていたかもしれない。

いま、十分積極的か。
無気力だったり、あるいは逆に
過度に攻撃的だったりしないか。

目的を達成するには、
あなたは少し消極的すぎると伝えている。
望むものを手に入れるため、
あなたはいつまで待つつもりなのか。

現在の自分の状況を変えたいのなら、
もっと積極的になるよう、
建設的・創造的な方向で
怒りのパワーを使いなさい。

怒りを不健全なやり方で表現していないか。
その場合、怒りは自分の無力さに対する怒りである。
すべての怒りは、自分に向かっていることを忘れてはならない。

例えば、あなたの友人が
あなたの秘密を周りに漏らしてしまい、
あなたがその友人に対して怒りを感じているとしたら、
それは、秘密を他人に話した自分自身に対して
怒りを感じているということである。

怒りを感じているのなら、
その怒りの本質はどこに根ざしているのか、
じっくりと考えてみなさい。

体や心を癒し、リラックスするため、
もっとハーブや根を利用しなさい。

人生において、より積極的な行動を取る必要がある。
痛みを伴わない創造はないことを
常に心に留めておきなさい。


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