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イタチのメディスン

2017年03月08日 | ・アニマル・メディスン
今回は、アニマル・メディスン イタチ Weasel の巻です。


写真は、ネットからお借りしました。











動物として


イタチ     ネコ目(食肉目) イヌ亜目  クマ下目  イタチ科 イタチ属
学名:Mustela  英名:Weasel 


25属70種ほどから成る。


オコジョ、イイズナ、ミンク、フェレット、ラーテル、クズリも
イタチ科に含まれる。

イイズナ


ラーテル


クズリ



オーストラリア大陸、南極大陸、マダガスカル島など一部の島を除き、
ユーラシア大陸、アフリカ大陸、南北アメリカ大陸、日本など
世界に幅広く分布。


日本には、外来種のアメリカミンクを含め、
5種8亜種が生息する。


森林、草地、畑、砂丘、高山、沿岸、ツンドラ地帯に生息する。
餌があれば人里近くでも生息する。


多くが体重2キロ以下で、
ネコ目の中で最も小柄な種である。


イイズナは、その中でも最小の種であり、
アメリカイイズナは、30~70グラム
ニホンイイズナも、25~250グラムしかない。

アメリカイイズナの子供


ニホンイイズナ



イタチ類の特徴として、
オスに比べてメスが極端に小さく、
メスは、オスの半分~3分の1の大きさである。


壁の穴や木の切り株などに、草や葉を使って巣を作る。
狩った獲物の巣穴を利用する事もある。


食性は、主に動物食。
ネズミなどの小動物、両生類、爬虫類、鳥類、魚、昆虫、
甲殻類などを食べる。
野菜や果物など農作物を食べることもある。


非常に気が強くて凶暴であり、
自分よりも大きなニワトリやウサギなども
単独で襲い捕食する。


非常に敏捷で、
垂直の壁でもたやすく登ることができる。


水泳も得意。


一般的に夜行性と思われているが、
生息環境に大きく影響され、
昼間に行動するものもいる。


非常に鋭い嗅覚を持つ。


イタチは広い縄張りを持ち、
肛門腺からの分泌物をこすりつけて、縄張りを主張する。


イタチの代謝は非常に高いため、
小柄ながら大食漢であり、
体重の半分近い量の食事を毎日摂る必要がある。
このため、見た目は小さくて可愛いが、
イタチは凶暴な殺し屋であり、
ジャガーと同様、獲物の後頭部に噛みつき、
頭蓋骨や脊髄に穴を開けて仕留める。


イタチはまた、必要以上に獲物を捕ることがあるが、
食べきれなかった分は貯蔵する。
特に寒い地域に棲むイタチは、
巣穴の入口近くに小さな穴を掘り、冷蔵庫を作る。
荒れた天候の時など、
冷蔵庫に蓄えたものを食べて飢えをしのぐ。


イタチは獲物を追い込んだ時など、
不規則に飛び跳ねたり、体をねじらせたり、
独特な『戦闘のダンス』を踊って、相手を挑発・混乱させる。
イタチのダンスを見ただけで、
恐怖のあまり死んでしまうウサギもいる。
また、狩りとは関係なく、
単なる遊びでダンスをする時もある。


イタチは空を飛ぶことも恐れない。
襲った鳥によって運ばれることもある。



イタチは危険が迫ると、スカンクと同様、
肛門腺から分泌する悪臭を放つ油性の液を
相手の顔めがけて吹きかける。


日本では古来から、イタチは妖怪視され、
イタチに出会うと縁起が悪いと嫌う風習があった。
江戸時代には、
イタチの群れは火災を引き起こすとされ、
イタチの鳴き声は、
不吉なことが起こる前触れと考えられていた。


ヨーロッパにおいても古代から、
イイズナに関して、類似の俗信がある。
ボヘミア(チェコ)においては、
イイズナの姿をちらっと見ただけで目がつぶれるといい、
アイルランドでは、イイズナ出くわすことは不吉とされる。
逆にドイツにおいては、
屋根の上にいるイイズナを見ることは吉兆とされる。



アニマル・メディスンとして


イタチが象徴するもの
   ・・・敏捷性、戦士のスピリット、荒々しさ、大胆、働き者、鋭い直観、隠密、
    賢さ、勇気、柔軟さ、好奇心、遊び心、孤独、創意工夫、静観、物静か


イタチのメディスンは、隠密である。
イタチは音を立てず、目にも留まらない速さで動き回り、
周りに気付かれることなく、隠密の行動を取れる。


イタチは、その小さな体からは想像もできないほど
強大なエネルギーや行動力、
そして創意工夫をするパワーを持っている。
しかしながら、イタチのメディスンはしばしば、
持つのが難しいメディスンと捉えられている。


イタチの持つ優れたギフトは、
言葉の裏に隠された本当の意味を聞き取る耳と、
目に見えている現象の裏にある真実を見抜く目である。


ネイティブ・アメリカンの部族の首長やその家族は
イタチの毛皮を身につけていたが、
そのことには、以下の大きな意味がある。

ネイティブ・アメリカンの伝承によると、
戦の時、首長は敵の力を探るために
イタチを敵陣営に忍び込ませ、敵の情報を収集した。

イタチの観察眼は鋭く、どんな時も必ず
敵の数、強み、弱点を正確に把握し、
首長に報告することができた。

ある時、イタチは涙ながらに
ネイティブ・アメリカンに重大なことを伝えた。
その内容とは

アメリカ大陸に白人が船でやってきて、
ネイティブ・アメリカンの生き方を
全て否定するということ -

白人は、父なる空から雷を盗んで武器に仕込み、
人間の兄弟姉妹たる動物に少しの敬意も払わず、
雷の武器によって殺戮を始めるということ -

ネイティブ・アメリカンに対しても、
雷の武器を向けてくるということ -

白人の数はあまりにも多く、
霊魂以外のあらゆるものは白人に奪い取られるであろう -

ということであった。

これは、イタチがいかに類いまれなる洞察力や
未来を見通す直観を持つ生きものであるか、
いかにネイティブ・アメリカンにとって
重要な存在であったかを表している。


イタチのメディスンを持つ人は、
非常に鋭い観察眼を持つ。
他の人との競争において、
状況を冷静に見通すことができるため、
ビジネス上の強力なパートナーとなる。


イタチは非常に小さいため、
その能力をしばしば過小評価されるが、
体のサイズを遥かに超える能力を持っている。


イタチのメディスンと知恵は、
外見や大きさに惑わされ、
他の人や状況を過小評価してはいけないということと、
表面でなく、深層を見ることが大事であるということを
われわれに教えている。
イタチを騙し、出し抜こうとすれば、
逆にイタチの賢さに出し抜かれる結果になるであろう。


イタチはわれわれに、
問題を抱え、注目すべき人やものをよく観察し、
静かで控えめなやり方でサポートするよう伝えている。


イタチは、追跡の達人である。
優れた嗅覚を活用し、獲物を確実に追い詰めていく。
イタチの長くて細い体は、
ネズミの巣のような狭い場所にも入り込み、
通り抜けることを可能にしている。


イタチのメディスンは、
われわれが身動きが取れない状態にいる時、
そこから脱出するのを助け、
他のものには到達できない新たな領域へと
突き進む手助けをしてくれる。


イタチは優雅で孤独を好み、物静かな動物である。
イタチのメディスンを持つ人は、
単独行動を取ることが多いが、
他の人は気づいていない多くのことに
よく気がついている。


またイタチは、誰かと一緒にいる時も、
見えないものを見、聞こえないものを聞くことができる。
イタチはわれわれに対し、
静かに観察することの重要性を教え、
見に見える状況の背後に
何が隠されているのかを探るよう伝えている。


イタチのメディスンは、秘密を探し出すことである。
その際は何より、自分の直感を信頼するのが重要となる。
秘密を知ることにより、
より一層孤独になるかもしれないが、
孤独であることも、イタチのメディスンの一要素である。


イタチは通常、獲物の首に噛みつくと、
相手が死ぬまで放さない。
イタチのトーテムを持つ人は、
自分を脅かしたり、攻撃しようとする人を
容赦なく激しく攻撃する傾向があり、
特に言葉による攻撃では、
相手に深い傷を負わせ、長い苦しみを与えることもある。


イタチはチャンスをうまく捉え、
盗めるものは何でも盗み、安全な場所に隠しておく。
イタチはわれわれに、
創意工夫を凝らし、自分だけの安全な避難所を作って、
将来に備えて蓄えるよう伝えている。


イタチはわれわれに
逃げる際の避難場所は用意してあるか、
視野を狭くし、全体像を見えなくするような
固定的な考え方で自分自身を縛っていないか、
観察することが、逆に行動の妨げになっていないか、
確認するよう伝えている。


イタチは、われわれのパワフルな同盟者であり、
われわれが自分自身について
まだ気づいていない側面を発見する手助けをしてくれる。
人生の謎に対する答えは、
深層に埋もれているのが常である。
もしも、人生の一部を理解するのが困難と感じるのなら、
イタチを召喚しながら瞑想し、
イタチのアドバイスに従って行動しなさい。


イタチのメディスンや能力を嫌う人もいるが、
イタチのメディスンは、
決して悪いメディスンではない。
あらゆる生きものはそれぞれの力を持って、
母なる地球を癒すために存在しているのである。


《逆位置》


注意しなさい。
誰かが陰謀を企てているかもしれない。

誰かが秘密の戦術を使い、
イタチをあなたの周りに送り込んでいるかもしれない。
ドアに鍵をかけ、慎ましくしていなさい。

あなたは自分自身に嘘をついていないか。
あなたにとって真実ではないとわかっていながら、
それを認めようとしていないのではないか。

自分自身と他人に対する正直さが最も重要である。
勇気をもって、正直でありなさい。

自分の気持ちに疑いがあるのなら、それを認めなくてはならない。

イタチは直立し、研ぎ澄ませた感覚を持って、
すべての行動、感情、状況を観察する。
自分がどう感じているのか、
周りでに何が起こっているのかわからない時、
猜疑心はあなたの進歩の妨げとなる。

頭の中から鈍さを振るい落とし、
「隠れた理由」を追求しなさい。

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