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アルマジロのメディスン

2016年12月13日 | ・アニマル・メディスン
今回は、アニマル・メディスン アルマジロ Armadillo の巻です。


写真は、ネットからお借りしました。








動物として


アルマジロ    被甲目 アルマジロ科
学名:Cingulata  英名:Armadillo


アルマジロとは、
スペイン語で「鎧を着た小さなもの」という意味である。


約20種から成り、
北アメリカ南部からアルゼンチンにかけて広く分布。


熱帯多雨林から草原まで、
開けた地域に主に生息している。


アメリカ合衆国南部では、一般的に見かけられ、
テキサス州の州の動物にもなっている。


全身あるいは背中は、
体毛が鱗状に硬く変化した「鱗甲板」で覆われており、
腹部の軟皮や甲の間などには、
長くて柔らかい毛が生えている。


種類によって、
背中に3本、6本、9本の帯があり、
その部分を折り曲げることができるもの、
全身が硬い鱗状になっているものがいる。


敵に出会うと、ボール状に丸まり
身を守ると思われているが、
実際にボール状になるのは、
ミツオビアルマジロ属の2種、
マタコミツオビアルマジロと
ミツオビアルマジロだけである。

マタコミツオビアルマジロ


ミツオビアルマジロ



その他のアルマジロは、
手足を引っ込めるだけである。


鱗甲板は非常に硬く、
弾丸を跳ね返した事例も報告されている。


単独で生活し、群れをつくることはない。


夜行性。
ただし、ムツオビアルマジロは
他のアルマジロ類に比べ、日中もよく活動する。

ムツオビアルマジロ



食性は雑食性で、
昆虫類やカタツムリ、ミミズ、カエル、ヘビなどのほか、
木の根や果実、時には腐肉も食べる。


アルマジロは、夜行性のわりに
視覚があまり発達しておらず、
鋭い嗅覚で食べ物を探す。


地下に巣穴を掘って暮らす。
ナマケモノと同じ異節上目であるため、
睡眠時間が大変長く、
1日のうち18時間も寝て過ごす。


前足の5本の指には、
穴掘りに適した長く鋭い爪をもつ。


鱗甲板の下に空気をためることで
体温を保つことができ、
寒い冬も活動できる。


アルマジロは種類によって、大きさがかなり異なる。
最大種は オオアルマジロ


体長 75~100センチ
体重 30キロ


最小種は ヒメアルマジロ


体長 10センチ
体重 100g


アルマジロは水も好きで
重い鎧を着ているにもかかわらず、
泳ぎも上手である。
水に浮かんで日光浴をするため、
腸を膨らませることもできる。


穴を掘る習性から、農地を荒らす害獣と嫌われ、
駆除の対象になっているところもある。
北アメリカの増えすぎた州では、
狩猟の対象になり、食肉にされている。
南米でも、アルマジロの肉を食用とする他、
甲羅を楽器の材料に使っている。


意外と人懐こく、
ペットとしても人気がある。


アルマジロは、他の哺乳動物と違い、
体温が30度~35.5度と、かなり低い。
このため、低体温を好むライ菌が
霊長類以外で唯一、
ハンセン病を発症させる動物であり、
アルマジロは長年
ハンセン病の研究に使われてきた。


アニマル・メディスンとして


アルマジロが象徴するもの・・・境界、防御、信頼、平和主義、好奇心、客観的


アルマジロのメディスンは、
自分の境界を理解すること、
他人の境界を尊重すること、
自分の弱さや、他人との違いを理解し、
防御策を常に持ち歩くことである。


アルマジロは
自分自身を守るため、
ボールのように丸くなり、
攻撃に対し、完全な甲冑になる。
アルマジロのこの防御は、
私たち自身の感情的、肉体的な境界を
意識的に定義する方法を教えている。



安全なものと、
そうでないものを知ることが重要となる。
アルマジロは、
他人を自分のスペースに迎え入れるにあたり、
どう自分を守るか、
いつ防御を緩めるかを教えている。


アルマジロのカードが出た場合、
自分のスペースを定義する時が来たことを表す。
人に当てにされ、「No」と言うのが難しくても、
自分の個人的なスペースを守り、
自分が望む時だけ、
人を受け入れるよう学ぶ必要がある。


アルマジロの鎧には、大きな象徴的意味がある。
状況的に防衛が必要と判断した場合は、
アルマジロは、内なる自己を守るため、
防衛の姿勢をとるよう伝えている。


アルマジロが弱い腹部を守るため
体を丸めるのと同じように、
われわれも必要であれば、
大事な心臓・ハートを守るため、
自分なりの防衛システムを発動すべきである。


アルマジロのことを、お高くとまっていて、
自分のことしか考えていないと思っている人も
いるかもしれない。
自分のことにかまけているのは
しばしば、利己的で傲慢と認識されがちである。


しかしそうではなく、アルマジロのことを
他から分離し、自己というものを確立した
客観性の代表として見るのが妥当である。
他を理解するということにおいては、
さまざまな性質や仕草を調べ、
受け入れていかなければならない。
その点で、アルマジロは偉大な教師である。


アルマジロは、鋭い爪で地面を掘るのが大好きである。
アルマジロは、物事を深く掘り下げ、
「根本」に辿り着くことの大切さを象徴している。


アルマジロのカードが現れた場合、
現在取りかかっているプロジェクトについて、
もっと深く調査すべきなのかもしれない。
あるいは、ずっと気になっている問題を
掘り下げて調べるべきなのかもしれない。
何かを掘り下げて調査する時、
たとえば家系図を調べる時など、
アルマジロは助けになってくれる。


アルマジロは、地下にあるものも感知する
非常に優れた感覚を持っている。
アルマジロは、
隠れているものを捜し当てるマスターであり、
埋蔵された宝へのツアーガイドである。
アルマジロは、ひらめきや洞察のような
形がないものも含め、
われわれが必要とするものを見つけてくれる。


アルマジロは、近縁のナマケモノやアリクイのように、
1日のほとんどを寝て過ごす。
アルマジロのカードが現れた場合、
休息を取るべき時なのかもしれない。
社会的なやりとりから身を引き、
リラックスし、体力気力を回復して、
新しくスタートすべき時なのかもしれない。


アルマジロをトーテムとして持つ人は、
生まれながらに防御のシステムを持っており、
非常に自己防衛的であることが多い。


また、感覚が鋭敏で、
周りで何かが起きるとすぐに気がつく。
非常に賢く、好奇心も旺盛である。


アルマジロ人は目が悪く、
視野も狭かったりするが、
自分の世界の中で満足しており、
一緒にいて楽しい人々である。


このような自己充足は、
究極の癒しの状態である。
アルマジロをトーテムとして持つ人は、
穏やかで安定したエネルギーを持ち、
周囲の人を落ち着かせる効果がある。
また素晴らしい記憶力を持ち、
歴史の番人という役割を楽しむ。


知りたがりで、内観的で、思慮深く、
グランディングできていて、
大事なものは決死の覚悟で守る、
これらの言葉は
アルマジロ人を最もよく表す言葉である。


悪意のある言葉や思惑を跳ね返すよう、
境界を設定できるのは、すばらしいギフトである。
他人にズカズカと入り込まれたくない場合は、
アルマジロを呼ぶといい。


境界を設定する方法としては、
まず紙の上に円を描き、
それをメディスンの盾と見なしなさい。
そして円の中に自分が望むもの、したいこと、
自分に喜びを与えるものなど、
すべて書き出しなさい。
その円が境界であり、
選択したものだけを人生の一部とし、
望ましくないものは弾く盾となる。


アルマジロのカードが現れた場合、
すぐに、自分に次の質問をしてみなさい。

1)自分の個人的な楽しみのための時間をもっているか
2)他人から、玄関マットのように踏みにじられていないか
3)他人から当てにされた時、どうして動揺するのか
4)イエスマンでいなければならない理由はあるのか


これらの質問の答えはすべて、境界の設定に関係する。
何があなたを不快に感じさせ、何が慰めとなるのか。
あらゆる状況において、どのように反応するかは、
客観性を保つ能力と関係する。
自分と相手の境界があいまいであるなら、
客観的とはいえない。


その感情は本当に自分のものなのか、
あるいは、他人に感情移入しすぎているのではないか、
自分自身に問う必要がある。
他人と自分の境界を
アルマジロの鎧で切り分けて、
自分自身の感覚に戻らなければならない。


鎧を持つすべての動物は、
中世ヨーロッパの伝説の騎士とのつながりをもつ。
アルマジロは、メキシコとペルーの征服で有名な
16世紀スペインの征服者とつながりがあるとされる。
騎士道、強さ、防御はしばしば
ヨーロッパの騎士の持つ理想的な資質であり、
これは、アルマジロの
最大の攻撃は強力な防御であるという事実に反映されている。


アルマジロをトーテムとして持つ人は、
表には現れない人の感情を探求する能力を持っており、
自身の感情的で俗っぽい側面も探求することができる。
アルマジロをトーテムに持つ人にとって、
それらの敏感な部分を他人に見せる時と
隠す時を知ることが重要であり、
アルマジロが教えてくれる。


アルマジロのメディスンあるいはメッセージは、
自分の境界を設定すること、そして
自分の弱さを時には見せること。
境界は、あなたがどんな人物かを反映する。
アルマジロは、ずっと丸まっているわけではなく、
柔らかい下腹部を見せる時もある。
あなたが望むギフトを楽しむためには、
自分の弱さも時に喜ばなくてはならない。


《逆位置》


丸まりたいなら、丸まって隠れていなさい。
現在の状況で勝つ唯一の方法は、
鎧の下で無敵であるふりをすることだと思っているようだが、
それでは成長できない。
むしろ鎧を開き、
自分の弱さと強さをしっかりと認識する方が良い。
それは素晴らしい体験をもたらすだろう。


弱さは、肉体というギフトを楽しむための鍵である。
肉体で感じることで、さまざまな表現が可能となる。


重要なのは、アルマジロの助けを借りて隠れるのをやめ、
アルマジロの鎧を使って負のエネルギーを逸らすこと。
そうすることで、いかなる感情、行動、エネルギーの流れも
隠れることなく受け入れるか、拒否することができる。


本当の気持ちから隠れ、
失敗や拒絶を恐れることは、
鎧の保護を更に必要とすることになる。
あなたは疑いを取り除き、
存在の最も深い部分に触れる力を持っている。


唯一、本当の拒絶は、
自分を守るために使った鎧から出ようとしないこと。
鎧は刑務所になっていて
看守を怖れているのではないか。


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ヤマアラシのメディスン

2016年12月11日 | ・アニマル・メディスン
今回は、アニマル・メディスン ヤマアラシ Porcupine の巻です。


写真は、ネットからお借りしました。



動物として


ヤマアラシ     ネズミ目(齧歯目)ヤマアラシ科
学名:Hystricidae  英名:Porcupine 


ヤマアラシは、ヤマアラシ科と、
アメリカヤマアラシ科の2つに大きく分かれており、
約5属 15種から成る。


ヤマアラシ科は
「旧世界ヤマアラシ」とも呼ばれ、地上性。
アジアとアフリカ、一部ヨーロッパの森林や草原に生息。
夜行性で、昼間は岩陰や地中の巣穴に潜む。
足の裏には毛がない。

アフリカタテガミヤマアラシ


インドタテガミヤマアラシ


アフリカフサオヤマアラシ




アメリカヤマアラシ科は
「新世界ヤマアラシ」とも呼ばれ、樹上性。
北アメリカと南アメリカに生息。
夜行性で、昼間は岩陰や樹洞に潜む。
木登りに適した丈夫な爪をもつ。

北アメリカヤマアラシ


カナダヤマアラシ


オマキヤマアラシ



この2種は、別々に進化した独立の系統であり、
トゲ以外にはほとんど共通点はなく、近縁の関係性もない。
アメリカヤマアラシ科は、ヤマアラシ科よりも、
むしろテンジクネズミ科に近い。


違う系統にもかかわらず、
同じ名前で呼ばれるようになった経緯は、
旧大陸から新大陸に渡った開拓者が、
当地で出会ったアメリカヤマアラシ類を
旧知のヤマアラシ類と混同して呼んだため。


日本名の「ヤマアラシ」は、
漢字で「山嵐」「山荒」と書くが、
敵を威嚇しようと激しく尾を振る音が
山に吹き荒れる嵐のように聞こえることが
その由来とされている。


体長 20~90センチ
体重 5~25キロ
尾長 10~30センチ
体格は種によってさまざまだが、
最大種は、ケープタテガミヤマアラシで、
30キロに達する個体もいる。

ケープタテガミヤマアラシ



食性は、草食寄りの雑食性。
穀類、果実、木の葉、草などを主に食べるが、
噛む力が強いので、樹皮や木の根も食べる。
稀に昆虫も捕食する。


視力はあまり良くないが、
嗅覚がよく発達しており、
匂いを頼りに穴を掘り、
木の根や球根を見つけて食べる。


最大の武器は、硬くて鋭い背中の針。
約3万本生えているといわれる針は、
毛が変化したものであり、
抜けてもすぐに再生する。
非常に硬く、ゴム製の長靴も貫通する。


警戒心が強く、気性はかなり荒い。
ハリネズミなど、他の針を持つ動物とは違い、
ヤマアラシは天敵に出会うと、
自ら積極的に攻撃を仕掛ける。
尾を振り、後ろ足を踏み鳴らしたり、
トゲをバサバサと振ったりして、
大きな音を出して相手を威嚇し、
最終手段として、背中の針を逆立て、
後ろ向きに相手に突進する。


ヤマアラシは、狂犬病など
感染症を引き起こす菌を保有していることが多く、
ヤマアラシを捕食した動物は、
口内や内臓を針に傷つけられ、
そこから菌が入って感染症になり、
死に至るケースが多い。


弱点は、針が生えていない頭部。
仲間同士では、頭部を寄せて温め合ったり、
寄り添って寝たりする。


アニマル・メディスンとして


ヤマアラシが象徴するもの・・・
  純真さ、無邪気さ、喜び、防御、力、好奇心、怖れ知らず、希望


メディスンホイールにおいて、南は、
子供のような無邪気さと謙虚さが在る方角である。
そこは、遊び心のふるさとであり、
ヤマアラシが位置する場である。


ヤマアラシは、信念と信頼という
山をも動かすことができる
非常に強力なメディスンを持っている。


ヤマアラシをトーテムに持つ人の役割は、
人生には神の計画が内包していることを信じ、
自分の最大限の力を使って、
神の計画を推し進めるための
最も価値ある道を見つけること。
信頼は心を開き、
愛や喜びを仲間と分かち合うことを可能にする。


ヤマアラシは、われわれに
恐怖、強欲、苦しみが蔓延る
混沌とした「大人の世界」から
離れているよう伝えている。


ヤマアラシのメディスンは
人生の深刻さからの解放である。
ハートを開いて、
子供の頃に喜びだったものを思い出しなさい。
空想したり想像をめぐらすことは、
喜びに満ち、生き生きした人生を
再びもたらしてくれる。


ヤマアラシは気立てのいい動物であり、
子供のような天真爛漫さや
純真さを持っている。
鋭い針で体を覆い、身を守っているが、
その針を武器として使うのは、
不意に触れられたり、脅かされたり
信頼が裏切られた時だけである。
ヤマアラシはカワウソとよく似て心優しく、
愛に満ちた動物である。
決して、好戦的・攻撃的ではない。
ヤマアラシが怯えていないなら、
人間の手から食べ物を与えることもできる。


ヤマアラシには、天敵はほとんどいない。
控えめで小さなヤマアラシは、
われわれに、楽しく生きる方法を示している。


ネイティブアメリカンは、
ヤマアラシの針を多用した。

裁縫の針にしたり、
衣服の装飾にしたり、
戦いの際の胸当てにつけたり、
用途は多岐に渡ったが、
猛々しく優れた戦士だったアラパホ族は、
ヤマアラシを戦士とみなし、
ヤマアラシの針で作った羽飾りを
戦いのヘッドドレスとして身につけた。

またアラパホ族は、ヤマアラシは
霊的な領域との交信を行うと信じ、
必要になった時には、
ヤマアラシが仲介してくれると考えた。


アフリカの部族は、何世紀にもわたり、
ヤマアラシの針を魔除けや護符として身につけたり、
美しい飾りを作ったり、
中が空洞なのを利用して楽器にしたり、
悪霊を追い払う時に利用してきた。


多くの神話において、
ヤマアラシは太陽の動物とみなされ、
火と関連づけられた。
それは、針を立てたヤマアラシの姿が
光を放つ太陽のように見えるからである。
アフリカのキクユ族には、
ヤマアラシが人間に火をもたらしたという伝説がある。
太陽と火の動物として、
ヤマアラシが象徴するものは、
エネルギー、活力、成長、精神性、
喜び、希望、パワーと考えた。


ヤマアラシのパワーを持つ人は、
強い連帯感、好奇心、喜びの心を持ち、
子供のような純粋な気持ちを持って
人生を生きる。


しかし、誰か、何かに腹を立てた時には、
非常に激しく攻撃する傾向もある。
鋭い針は、いつも使うわけではないが、
使う時には、相手にとって
一番ダメージが大きいやり方で使用する。


ヤマアラシがトーテムの人は、
他人からの批判を気にしすぎたり、
他人に対し、批判的すぎるかもしれない。
それはおそらく、過去に刺さった棘が
現在の人生に影響しているせいである。



ヤマアラシのカードが現れたら、
以下の点を考えながら
人生を振り返ってみることが必要。

・人の言うことを気にして、
 楽しみをはらんだ探検を諦めていないか。

・レクリエーションの時間をもっているか。

・他人からの批判に傷つきすぎていないか。

・あなた自身が他人の楽しみを邪魔していないか。

・古い棘をそのままにしていないか。
 一時的に痛みがあろうとも、
 古い棘は、思い切って抜かなくてはいけない。
 そのままにしておくと、人生の害になるだけだ。


ヤマアラシは、どんな状況でも深刻になりすぎず、
人生を楽しみつつ、
目標を達成する方法を教えてくれる。
人生のすべての棘から内なる子供を護り、
弱さの中から、
本来持っている強さを引き出してくれる。


真剣すぎると、人生というゲームでは
負けてしまうことが多い。
打撃を受けると、
信頼が揺らぎ、自信を失うものである。
ヤマアラシのメディスンは、
われわれが困難を喜びとともに乗り越え、
再び自分自身や他人を信じることができるよう
サポートしてくれる。



《逆位置》


深刻になりすぎているのではないか。

何か打撃になる様な出来事が起き、
信頼することが怖くなっているのではないか。

もしそうなら、信頼する心を取り戻し、
喜びをもって、試練を克服しなければならない。

あなたは自分自身を信頼しているか。
信頼しているのなら、
今置かれている状況から出てくる感情を
紙に書き連ねてみるのがいいかもしれない。
大人になった自己として、内なる子供を慰め、
内なる子供に、信頼を取り戻す方法を教えなさい。

逆位置に出たヤマアラシのカード、すなわち
仰向けになったヤマアラシは
防御ができない状況である。

希望を取り戻そうとして、
自分の弱さをわざとさらけ出しているのではないか。

おなかを撫でてもらうために
わざと仰向けに転がってみたのではないか。
この体勢を取ったという事は
他人から少しの愛を受け入れる準備が
できているのかもしれない。

いずれにせよ、
再び信頼することに気が進まないのであれば、
どうしてそう思うのか、考えなくてはならない。
自分の気持ちに向き合いなさい。


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レイヨウのメディスン

2016年12月07日 | ・アニマル・メディスン
今回は、アニマル・メディスン レイヨウ(羚羊) Antelope の巻です。


写真は、ネットからお借りしました。


動物として


レイヨウ    偶蹄(ぐうてい)目 ウシ科
学名:Alcelaphinae  英名:Antelope


姿はシカに似るが、ウシの仲間である。

偶蹄(ぐうてい)目ウシ科から、
ウシ亜科とヤギ亜科(スイギュウ、ヤギュウ、カモシカ、ヤギ、ヒツジなど)を
除いたものの総称。

ウシ科 約130種のうち、約90種が該当する。
種類が非常に多く、
分類の仕方にもさまざまな説があり、
今も不確実な部分が多い。

15属は、絶滅の危機に瀕している。


代表的な種は、以下の通り。

ブラックバック


ガゼル


ダマガゼル


スプリングボック


ゲムスボック


ボンゴ


インパラ


エランド


セーブルアンテロープ


ウォーターバック


最大種 クロクビイランド(ジャイアントイランド)


体長 2~3メートル
肩高 1.8メートル以上
角長 1.2メートル
体重 400~900キロ


最小種 ローヤルアンテロープ


体長 40~50センチ
肩高 30~40センチ
角長 2~3センチ
体重 3~4キロ


アジアの一部(インド、モンゴルなど)に
少数の種が生息しているが、
ほとんどはアフリカに分布。


たくさんの種や系統があるが、
共通の特徴としては、
生え変わりしない、枝分かれしない角を持ち、
草食性、短い尾を持つことなどが挙げられる。


角については、
オスだけが持つもの(ブラックバック族など)が多いが、
オスメス共に持つもの(ハーテビースト族など)もいる。


ブッシュバック族を除き、
目の下に、強い匂いを発する液を分泌する
眼下腺(がんかせん)を持つ。


非常に警戒心が強く、群れで生活する。


強力な大腿四頭筋により、
高く弾むように走ることができる。
いくつかの種は、時速100キロで走ることができ、
これは、チーターの時速100~115キロに匹敵するが、
持久力においては、チーターより遥かに勝る。


「カモシカのような足」という比喩の「カモシカ」とは、
本来はレイヨウを指しており、
レイヨウは、以前は「カモシカ」と呼ばれていた。
現在、カモシカはヤギ亜科に含まれ、
レイヨウではない。


エジプト神話の豊穣と戦いの女神サティトは
レイヨウの角を冠につけている。



アニマル・メディスンとして


レイヨウが象徴するもの・・・行動、スピード、決断力、注意力、鋭い五感、


レイヨウは、物静かでシャイな動物であり、
鋭い聴覚、視覚、嗅覚を駆使し、
常に周りを警戒している。
敵を感知した場合、周囲の環境に溶け込んで、
敵が通り過ぎるまで、じっとして動かない。


レイヨウは強力な四肢を持ち、
巨大なウサギのように
弾むような独特の走りをする。
時速100キロで走る種もあるレイヨウは、
陸上に生きる最速の動物のひとつであり、
優雅に素早く走るレイヨウは、
風とのつながりが深い生きものと考えられている。


レイヨウの角は、世界の多くの国で
医療的・魔術的なパワーを持つ
聖なるものと考えられてきた。
コンゴでは、レイヨウの角の空洞は
悪霊を封じ込めるものと信じ、
キリスト教の象徴においては、
レイヨウの2本の角を、
キリスト教のふたつの霊的な武器、
すなわち旧約聖書と新約聖書に見立てている。


レイヨウのメッセージは、
肉体のあらゆる感覚を使い、
観照、瞑想、思考を通じ
“静”の意識レベルに到達すること。
その状態になることで、
一瞬の判断で素早い動きを取れるようになり、
より高い目的に向かって
進むことができるようになる。


速く走るためには、
スピードの制御とバランスが重要となる。
よく考え、シナリオを組み立ててから、
最終的な判断をする必要がある。
レイヨウは、心の平静こそが
それを可能にするものと考える。


考えることとスピードと行動を連携させることが、
レイヨウの大事な教訓のひとつである。
レイヨウとしっかりとつながっていると、
安全で調和に満ちた平和の道へと導かれる。


レイヨウのトーテムは、霊的な領域とも関係するため、
内なる平和、調和にも導いてくれる。
霊的な領域を目指すものは、
正しい道を選び、
最後までその道にとどまらなくてはならない。


生き残ることは、
レイヨウのもうひとつの大事な教えである。
レイヨウの一生は、
生きているうちに遭遇するすべての危険から
自らを救って生き残る、
終わりない闘いをわれわれに示している。


また、生き残ることと同時に、
死についても示している。
レイヨウの優れたサバイバル能力と驚異的なスピードは、
レイヨウ一族を、サバイバルに長けた動物の象徴としている。


レイヨウのメディスンは、命のめぐりを知ること。
死を知ることで、本当の意味で生きることができる。
そして行動することは、
生きることのキーであり本質である。


レイヨウは、われわれのマインドと心に力を与え、
物事を素早く終わらせるため、
迅速かつ決断力に満ちた行動を取る力を与えてくれる。
「今すぐ取りかかれ、ぐずぐずするな」と
レイヨウはわれわれに伝えている。


レイヨウの本質は、
自分自身を知ることである。
自分の弱点と能力を知り尽くすことで
内なる自己や直感を
しっかりとつかむことができるようになる。
自分を信じ、自分の能力を信頼しなさい。
そうすることで、他の人に対しても、
より深く信頼することができるようになる。
レイヨウのメディスンの助けを借り、
われわれは、人生で遭遇する
ほとんどすべての事柄において、
大きな愛や豊かさを
見い出すことができるようになる。


レイヨウは、人間が肉を食べない限り、
氷河期を生き残れないことを知っていた。
氷河が大地を覆いつくす前の地球は、
果実や野菜が豊富で、
動物の肉を食べる必要はなかった。
レイヨウは人間に自分たちの肉を与え、
人間は、その肉を食べることで、
レイヨウの知恵や本能、サバイバルの真髄を
自分たちの体に取り込んだ。


人間はレイヨウから
必要以上に獲ったり、
無駄にしてはいけないこと、
神からの贈りものである命を敬い、
無差別な殺生をしないこと、
そして、必要に迫られた時は、
勇気を持って行動を起こすことを学んだ。


レイヨウは、知識に裏打ちされた行動を重要視する。
レイヨウを観察することで、
命には限りがあることや、
この星での自分の命の短さを
より深く意識するようになる。


レイヨウのカードが現れた場合、
自分の周りを注意深く見なくてはならない。
あるいは、見逃している何かがあると
注意を促しているのかもしれない。


レイヨウのトーテムを持つ人は、
機転が利いて、知的である。
どんな瞬間においても、
センタリングし続ける方法を知っている。


レイヨウのトーテムを持つ人はまた、
他者との交流やコミュニケーションを楽しむ。
豊かな想像力を持ち、好奇心旺盛で、質問好きである。
質問を通じて知識を広げ、
知恵へとつなげていく。
ただし、他人を喜ばせようとするあまり、
自分を犠牲にしないよう、
注意が時に必要である。


レイヨウのパワーは、
この世の夜明けから尊重され、
シャーマ二ズムに取り入れられてきた。
レイヨウの一族は非常に数が多く、
レイヨウをトーテムに持つ人の力は大きい。


行き詰まっているように感じるなら、
レイヨウを呼びなさい。
がんじがらめになっているなら、
レイヨウが取るべき行動を教えてくれて、
自由にしてくれる。


レイヨウは、意識と力があれば、
自分の弱さに直面しても、
心安らかにいられると伝えている。


自分の本来のエネルギーを取り戻すのが大事。
無駄な考えや努力で
エネルギーを無駄にしてはいけない。


すべてのエネルギーを、
ポジティブな方向に注ぎなさい
未知の道を歩む時、
人間は臆病になり、自分が弱いと考えがちだが、
レイヨウは、意識と力をもっていれば、
未知のものを探検することは楽しいと伝えている。
人生は冒険である。
両手とワクワクする気持ちを持って、
しっかりと人生をつかまえなさい。


《逆位置》


あなたは耳を閉ざし、何も聞こうとせず、
神の意志に沿って行動していないのではないか。

あなたは自分が与えるよりも
欲張って多くを取ろうとしてはいないか。

あなたは頭に血が上っていて、
ケンカ腰になっているのではないか。

優柔不断になり、どの方向に進むべきか
自分で決断できなくなってはいないか。

自分や他人に対し、嘘をついていないか。
自分にとっては有利になるとしても、
嘘をつくのはやめなさい。

いままでの古いやり方に固執したり、
他人の後ばかり追従しているのではないか。
自分自身に決める権限を持たせなさい。

レイヨウの心臓が
あなたの体で力強く鼓動しているのをイメージしなさい。
そうしたら、正しい道を見つけるだろう。

常に「実行せよ」と心に刻め。
行動し始めると、
未知のものに対する恐れは消え去るだろう。

何かを始めるという決定が、今こそ必要なのかもしれない。
ぐずぐずと行動を遅らせる主な原因は
確信の欠如に在る。

話したことを実行することが、レイヨウ人の本質であり、
「実行する」と話すだけなのは、全く逆である。

正しい状態にするためには、
以下の3つのステップが必要である。

1. 何かをしたいという希望を持つ
2. 行動を開始するという固い決意を持つ
3. 実行!


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リスのメディスン

2016年12月04日 | ・アニマル・メディスン
今回は、アニマル・メディスン リス Squirrel の巻です。


写真は、ネットからお借りしました。







動物として


リス 栗鼠    ネズミ目(齧歯目) リス科
学名:Sciuridae  英名:Squirrel 


現生種は、5亜科58属285種。

体長わずか10センチ前後のものから、
70センチを超えるものまで、大きさはさまざまで、
マーモットやプレーリードッグ、
モモンガ、ムササビも同じリス科である。

マーモット


プレーリードッグ


モモンガ


ムササビ



南極大陸、オーストラリア、ポリネシア、マダガスカル、南アフリカ、砂漠などを除き、
全世界に分布。

北極には、ホッキョクジリスが生息


主に樹上で生活する種と、
地面に巣穴を掘り、地上で生活するジリス類に分かれるが、
シマリス類はどちらにも暮らしている。


樹上性のリスは、枝や樹洞に巣を作り、
ほとんどの時間を木の上で過ごす。
群れを作らず、縄張りもほとんど持たない。
寒冷地に生息する種も、冬眠はしない。
昼行性~薄明薄暮性。

ジリスは、草原や地面に巣穴を掘り、地上で生活する。
高山に住む種もいる。
社会性があり、家族を中心とした集団で生活し、
縄張りを持つことが多い。
多くは冬眠をする。
昼行性~薄明薄暮性。

滑空するモモンガやムササビは
滑空に適した高木の多い森林に生息し、
樹洞に巣を作り、樹上でのみ生活する。
冬眠はしない
夜行性。


樹上性リスは、主に草食性だが雑食で、
ミズナラやオニグルミなどの木の実、
果実、キノコ、昆虫、爬虫類、小動物を食べる。
また、巣穴や土に木の実を貯蔵する。(貯食)

ジリスは、主に草食性で、
昆虫や小動物を食べることもある。

シマリス属やジリスは、
頬の内側に“頬袋”をもち、
たくさんの食物を入れて運ぶことができる。


アニマル・メディスンとして


リスが象徴するもの・・・蓄え、準備、慎重、エネルギー、遊び好き、無邪気、社交的、バランス


リスのギフトは、機知、素早い方向転換、
将来の計画性、先を見越す慎重さ、授受のバランス、
動と静、警告、発見、行動力である。


リスは、どんな障害も乗り越える。
決して諦めるということをしない。
リスは、人生のどん詰まりにいると感じている時や、
諦めそうになっている時、
力強く助けてくれるパワーアニマルである。
リスは、忍耐強さや
臨機応変にあらゆる方法を試すことが成功の鍵であると
われわれに教えている。


リスはまた、備えることがいかに重要かも教えている。
秋の間、リスほど忙しく動き回る動物はいない。
リスは冬越しに備え、
充分な木の実や種を集め、埋めておく。

しかしながら、どんなに忙しい時も、
リスはよく遊ぶ。
木の実を集めながら、仲間同士で飛びつきあったり、
落ち葉の中を転がり回ったりする。
そして、時には木の枝の上で、
平和と静寂を楽しむかのように休息する。

リスは、仕事、遊び、休息、瞑想を
バランス良くとることが、
われわれの幸福や、心身ともに健全な生活において
不可欠であること、そして
われわれはもっと楽むべきだと伝えている。

人間は、人生を真剣に取りすぎて、
無駄に忙しくしていることが多く、
遊びも重要であることを忘れがちである。

エネルギーの浪費は避け、
必要な時のために、セーブしておかなくてはならない。
人生という旅で目標を達成するには、
遊びや社交の時間を作ることが重要である。


リスは時に、一度に多くのことをしようとして
注意散漫になり、その結果、
とんでもないことをする傾向がある。
立ち止まって、内なる自己に耳を傾け、
集中して物事に当たるのも重要である。


リスは常に準備万端ではあるが、
どこに木の実を隠したか、忘れることも多い。
この忘れっぽさこそ、
時にリスをスローダウンさせ、注意を促す。
過剰に準備するのは、愚かである。
どれくらい必要かを考えて集めているのではなく、
集めること自体に執着しているのではないか。

リスは、集めることと、
他の者に譲ることの
バランスが大事であることも教えている。
われわれも、自分のお皿には
一度にいっぱい盛りすぎないよう
気をつけるべきである。


リスは、社交的でコミュニケーションを取るのが上手であり、
仕事と遊びの両方で、よく声を出す。
リスの絶え間ないおしゃべりは沈黙を乱し、
気を散らし、落ち着かない雰囲気を作り出す。
リスの延々と続くおしゃべりが気に障る時は、
自分を省みる必要がある。
自分自身が状況に応じ、
はっきりと効果的に話をすべきか、
あるいは沈黙を貫くべきか、
しっかり判断すべきである。


リスのカードが出た場合、
不要なものを手放し、
自分の荷物を軽くする必要があることを
示しているかもしれない。
自分が変わる準備をする必要があるのかもしれない。
過去に集めた想い、心配、ストレスなど
現在の人生を混乱させるだけのもの、
現在の自分の役に立っていないものは、
手放さなければならない。


リスはまた、退職、保険、何かの修理など、
現実的な問題の存在を
われわれに気づかせようとしているかもしれない。
適切に準備を進めているかどうか、
考えてみる必要がある。


リスをトーテム・アニマルにもつ人は手際がよく、
現在や将来のために必要なものを
明白に理解している。
あらゆる機会に備えて準備をしておきたいと考え、
人とはいつでも楽しく交流したいと願っている。
リスのエネルギーを持つ人々は、
仕事と遊びの生活のバランスを取るのが上手である。


リスは、貯食場所の大部分を覚えることができる
素晴らしい記憶力を持っている。
また、リスが忘れた木の実はやがて芽吹き、
森林の次世代を担う木に成長し、森を更新する。


今日は激動の時代であり、
未来のために準備するのは賢明である。
リスはまさかの時の頼りになってくれる
フレンドリーなメディスンである。


リスのひとつの教訓は、
集めたものを置く安全な場所と関係する。
その安全な場所とは、どっしり構えた心とマインドであり、
そこに貯めるべきものとは、
知恵と思いやりの心である。
集まったエネルギーは、心とマインドを自由にし、
未来への恐れは消滅するだろう。


《逆位置》

活動的すぎであるとか、
非活動的すぎであるということはないか。
バランスを欠いているのではないか。

悲観的、あるいは臆病になりすぎて、
貯め込むことに執着しすぎていないか。

ただ何か起こるのを待っているのは
罠にかかっているようなものである。
自分から行動を起こさないのは
停滞しているのと同じである。
リスの行動力を借り、状況を自分で動かしなさい。

豊かさという考えに取り憑かれ、
欠乏に対する恐れから、
ものの見方が逆になっていないか。

豊かさを迎え入れるのに
十分なスペースを生み出す力を持っていないのではないか。

万物の循環の元、母なる大地とのつながりを
否定しているのではないか。

準備を通じてパワーも集めるのではなく、
心配・不安から、エネルギーを漏らしているのではないか。

リスの仲間、ムササビとモモンガは、
イーグルからエネルギーを集め、
神とつながりを持っていることを忘れてはならない。
だから、リスは大空も飛べるのだ。


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ライチョウのメディスン

2016年12月01日 | ・アニマル・メディスン
今回は、アニマル・メディスン ライチョウ Grouse の巻です。


写真は、ネットからお借りしました。








動物として


ライチョウ     キジ目 ライチョウ科 ライチョウ属
学名:Tetraoninae   英名:Grouse 


英語圏の国においては、
冬に白い羽に換わるライチョウ属3種を“Ptarmigan”、
通年、羽の色が変わらない種を“Grouse”と呼び分けている。

世界に、6属17(あるいは18)種、
23~30の亜種が生息している。

北半球の北極海沿岸、ツンドラ地帯、寒冷な高山地帯などに生息。
生息環境別に、森林性・林緑性・草原性・ツンドラ性に分けられる。

体長 30~90センチ
体重 0.3~6.5キロ

ライチョウの足は、猛禽類のように太くて爪も長い。
また、足先まで羽毛に覆われている。
この足のおかげで、険しい岩場や雪深い高山地帯での生活に
よく順応している。

オスの眼の上には、
肉冠(にっかん)と呼ばれる赤い部分があり、
興奮すると、大きく膨らむ。

メスの肉冠は非常に小さく、ほんのり赤く見える程度。

食性は、主に植物性。
植物の芽、葉、小枝などを食べるが、
ヒナの時は、主に昆虫やミミズなどを食べる。

森林に生息するいくつかの種は、
他の動物が食べない硬い針葉樹の葉を食べる。
これは、大きな砂嚢と
よく発達した盲腸を含む長い腸を持つおかげである。

草原に生息する種は、秋から冬にかけて群れをつくる。
その他の季節は単独で暮らすが、
縄張りで遭遇しても争うことなく、お互いを容認する。

草原に生息するライチョウは、
他の場所に棲む種よりも社会的であるが、
ツンドラに棲むライチョウはさらに社会的で、
冬になると、100羽ほどの群れをつくる。

すべてのライチョウは、ほとんどの時間を地上で過ごすが、
緊急時には急に飛び立ち、長く滑空することもある。

ほとんどの種は、
一年を通して同じ繁殖場所に留まるが、
季節によっては、短距離の移動をするものもいる。
カラフトライチョウなどは、
多くの個体が数百キロの距離を移動する。

ツンドラに生息する3種は、生息数を維持しているが、
草原や森林に生息する種は、
生息地を管理されているアカライチョウとエリマキライチョウを除いて
大きく減少しており、
ガニソンライチョウ(下の写真)を筆頭に、多くが絶滅危惧種になっている。


オスのライチョウは繁殖期になると、
メスのライチョウの気を引くため、
集団でディスプレイを行う。


日本の固有種であるニホンライチョウ(下の写真)は、
国の特別天然記念物であり、
富山県、長野県、岐阜県の県鳥に指定されている。



アニマル・メディスンとして


ライチョウが象徴するもの・・・聖なる螺旋、踊り、個人のもつパワー、悟り、自己犠牲


平原に住む多くのネイティブアメリカンの部族は、
ライチョウを称えるダンスを踊る。
その動きは、古代より
誕生と再生の象徴である螺旋を描く。
聖なる螺旋はまた、個人のパワー、
個人のビジョン、悟りの象徴でもある。


ライチョウは非常に崇高な鳥であり、
ライチョウと螺旋の組み合わせは
非常に強力なトーテムである。


外側から内側、
そして中心へと到達する螺旋は
悟りへの到達を意味している。
そして、中心から外側へと戻る時には、
神秘的な力が宿っていると考えられている。

聖なる螺旋を繰り返すダンスは、
意識をより高い状態へと導く。


ライチョウのメディスンを持つ人は、
様々な動きを思い浮かべながら
瞑想してみるといいだろう。
壮大に渦巻く銀河の中の太陽から始め、
自分という宇宙の中で回転する
DNAの二重螺旋へと意識を遷移させながら
瞑想してみなさい。


多くのスピリチュアルな鍛錬においては、
内なる自己を観照するためには、
外的な動きをすべて止めるよう命じる。
しかし、ライチョウのメディスンは
ダンスをするよう勧めている。

ライチョウは、内なる平和や知識は、
必ずしも、静寂に在るわけではないことを理解している。
すなわち、身体を動かすことは、
肉体と心と精神のバランスを取り戻すのに
有効であることを理解している。


ライチョウは、聖なる螺旋の踊りによって
神を祝福する。
そして、踊りをギフトとして
われわれにも与えてくれる。

ダンスをいかに母なる大地のサイクルと調和させるか、
そして、いかに無私の美をダンスによって表現するか、
われわれは生涯、ライチョウから学ばなくてはならない。


ライチョウのメディスンは、
スーフィー・ダンスのエネルギーに似る。
(スーフィーとはイスラム教の神秘主義哲学で、
禁欲的で厳しい修行を行う。神との一体化を追求し、
白い服を着て、一心不乱に回る舞踊を行う)
 

スピンすることで、自分自身とより深く結びつき、
より高い思考や意識レベルに到達できると考えられている。

ライチョウは、自分の存在を示すため、
螺旋を描きつつ旋回する。
ライチョウは、われわれにも
生命のダンスに加わるよう伝えている。


ライチョウは、パワーの象徴でもあるが、
それは時に、マイナスな面も含んでいる。
ライチョウをトーテムに持つ人は、
成功を求めて常に貪欲であり、
より多くのパワーをさらに得ようとする。
現状に決して満足せず、欲張るあまり、
却ってパワーを消耗する結果になることがある。


ライチョウはエネルギーの象徴でもあるので、
ライチョウをトーテムに持つ人は活発であり、
集団において、人を惹きつける魅力を持つ。
人生は短く、笑いなしで過ごすのはもったいないと考え、
周りの人を楽しくさせる。


ライチョウは、天敵から巣とヒナを守るため、
自らを犠牲にするのを厭わず、
天敵の注意を自分に引き付けて逃げ、
天敵を巣から遠ざける。
ライチョウは、自己犠牲と献身を深く理解している。


ライチョウのカードが出た場合、
エネルギーを活性化したり、
補給する必要があるのかもしれない。

仕事中毒になっているのなら、休暇を取りなさい。
自分に厳しすぎていないか、省みなさい。

独りの時間を見つけ、
ライチョウの踊りのリズムをイメージして
身体を動かしてみなさい。
ライチョウのダンスにつながれば、
あなた個人が持つパワーが明確になるだろう。



《逆位置》


宇宙・自分のソース(根源)とのつながりを失っていることを表す。
セルフコントロールと自律に欠け、
意図せず、エネルギーを無駄にしていないか。

足元から落下しているような気分になっていないか。
自分自身、あるいは周りにいる人の混乱と
しっかり向き合いなさい。

自分のエネルギーが摩擦、火花を起こしていないか、
何をはっきりさせるべきか、状況をよく調べなさい。

自分のエネルギーを活用し、
それを自分で決めたゴールに向けるよう努めなさい。
それがライチョウのダンスの本質である。

好ましくない状況を正すため
ライチョウのダンスを利用していると、
ダンスとは、センタリングとグランディングのツールでもあることに
気づくだろう。
グランディングすることで、
母なる大地ともう一度つながり、
頭の中の混乱から抜け、バランスを取り戻すことができる。

もはや明確さを欠いた考えや問題に
いつまでも関わっていると、
頭がくらくらしたり、集中できなくなる。
それは、思考という宇宙に入り込みすぎて、
物理的な現実と乖離していることの現れである。

その場合は、グランディングが必要である。
ダンスをしたり、歩くことは、
意識を肉体と母なる大地に
しっかりと戻してくれるだろう。

ライチョウは、肉体と心と精神を調和させ、
バランスをとるエネルギーフローに気づく方法を
教えてくれるだろう。


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