「そうだろう、いいかい、お前が思ったその通りになったのだ。
人間はね、自分の思った通りになるものなのだ。
この前あの犬が足を切られた時、犬はどうした。切られた箇所をひたすら舐めながら必死に逃げて行った、理屈抜きに傷口を舐めて舐めて治る事を信じて、ただ舐め続けておった。
ところがお前はどうだ。何を考えていた。私が変わりに言ってやろうか 。いいかい、お前はとっさにこう考えたのだろう。
こんな野良犬の血のついたままの小刀で切られた。
あいにくここは亜熱帯性気候だ。湿度も高くおまけに不衛生な環境だ。消毒も薬も包帯もない。
これでは傷口から破傷風菌が入って、外毒素のために中枢神経が侵された。間違いなく破傷風になると思っただろう。
はい、思わず頷いた。しばらく置いてもう一度、はいその通りですと言って神妙に頭を下げた」
中村天風
「人生とは、自分自身が脚本を書き、主役を演じるドラマだ。
どのようなドラマを描くかは自分次第であり、心や考え方を高めることによって、運命を変えることができる。
人生というドラマにおいては、自分を主役にして脚本を書いた人と、目的意識もなく惰性で生きた人とでは、たいへんな違いができるのです」
稲盛和夫
「私たちは日一日と自分が考えている通りの人間になっていく」
いい言葉はいい人生をつくる。
脳がときめく言葉を使うと、なりたい自分にあなたもなれる。
脳の中では、いついかなる時でも10万から100万の化学反応が起きていると言われている。
常にポジティブな言葉を脳に送り続ける。
大切なのは自分の夢を実現するために役立つ言葉を日々インプットすることです。言葉が人を作り、言葉が人生を作るからです。
私が知っている成功者の多くも、脳がときめく言葉を送り続けています。
「大切なのは自分の夢を実現するために役立つ言葉を送り続けること。
そうした言葉を送り続けると、脳は幸運を感じて自動的に夢の実現やなりたい自分に向けて成長しようとします。
脳は成長することが大好きだからです。私が知っている成功者の多くも、脳がときめく言葉を送り続けています」
「茂木健一郎の脳がときめく言葉の魔法」
毎日自分に言い聞かせなさい。 今日が人生最後の日だと。
「一日一生」 一日は貴い一生である。これを空費してはならない。
今日という一日で一生は終わるつもりでやるのだ。そうしないと本当に何もできない一生となる恐れが強い。
今日一日しかないと思えば、かなりのことはできる。そんな貴重な一日の積み重ねが一生なのだ。
ほんの数日は、あっという間に数週間になり、数週間は数ヶ月に、数ヶ月は数年になります。
すぐに、すべてが終わってしまい残されるのは中途半端に送った人生だけです。
一生は長いと思っていると、あっという間に終わってしまう。気がついたらすぐに50歳、60歳と人生の晩年にさしかかる。20代や30代というのは、これから先いくらでもあると思いがちであるが本当に月日がたつのは早い。
そのためにはどうしたらいいのか。やはり内村鑑三が言うように、「一日一生」のつもりで生きるべきだろう。明日からやろう、明日に延ばそうではだめである。