億万長者から教わった成功の心構え。今日を最低の1日とするか、最高の1日とするかは心構え次第

2023-09-23 06:01:00 | エピソード

朝が来るのが、いやでたまらなかった人生から、朝が来るのを待ち構える人生に。                

ジェブという少年の話
少年が子供の頃、毎朝5時半になると母親が部屋に入ってきて、「ジェブ、今日はすてきな一日になるわよ」と言って少年を起こすのだ。

しかし、朝っぱらからそんなことを言われても、少年はうれしくもなかった。
来る日も来る日も、少年は朝一番に外に置いてある石炭を取ってきて、火をおこし、家を暖めなければならなかったが、それがいやでたまらなかったのだ。

ある朝、母親が入ってきて「今日はすてきな一日になるわ」と言うと、彼はついに怒ってしまった。

「違うねママ。今日はひどい一日になるよ。もううんざりだ、家の中は寒いし、石炭を取りに行くなんていやなこった。最低の一日だよ!」

「そうなの、あなたがそんな風に感じているとは思わなかったわ。だったらベッドに戻ってもう少し寝ていなさいと母親を答えた

少年はしてやったりと思った、もっと前にこうすればよかった。

2時間ほどして少年が起きると家は温まっていて朝食のいい匂いがしてきた、彼はベッドから抜け出し着替えるとキッチンのテーブルに座った。すごくお腹がすいたよたっぷり寝たし朝ごはんはできてるし最高だよ

「あのね今日はあなたは食事抜きよ。今日はひどい1日になるって自分で言ったでしょう。母親として責任をもって今日ひどい一日にしてあげるわ。部屋に戻って一日中そこにいなさい部屋から出てきたいけません。それに何も食べさせません。明日の朝5時半に起こしに行くから」

ジェブはがっかりして部屋に戻りベッドに潜り込んだ。1時間ほど眠った。そういつまでも寝ていられるものではない

1日中部屋の中でぐずぐずしていたが、お腹はどんどん空いてくる。ようやく暗くなるとまたベッドに潜り込んで眠ることにした
   
翌朝は夜が明ける何時間も前に目を覚ますと、着替えをし母親が5時半に起こしに来た時には、ベッドに腰掛けて待ち構えていた。

母親が何も言わないうちに、少年は飛び上がって言った。

「ママ、今日はすてきな一日になりそうだよ!」

ジョブの物語は誰にでも当てはまる。
誰でも心構えを変えることができる。

他のことを変えるのは難しくても、誰でもより積極的な心構えでことに当たることはできるはずだ。

そして、一番たよりになる助けの手は、自分自身の手であることがわかるだろう。

「夢を実現する戦略ノート」

その時、彼の年齢は65歳、最初に契約をもらったのは1010人目だった

2023-08-27 00:39:00 | エピソード
その時、彼の年齢は65歳。車で生活しながら全米を回り、売り込みをかける。その結果、最初に契約をもらったのは1010人目だった

その人の名は、カーネル•サンダース
彼の作ったフランチャイズ ビジネスケンタッキーフライドチキンは現在世界80ヶ国1万店舗以上展開している

彼は30代半ばで始めたガソリンスタンドの経営に失敗、新しく始めたレストランの経営がやっと軌道に乗った頃、一緒に働いていた息子を亡くし

さらにレストランが火事に、その後独自のスパイスと調理法で作る料理を考え出し経営を立て直すが、お店の近くに建設されたハイウェイで車の流れが激減ついに彼はレストランを手放すことになる

彼の手元に残ったのは1台の車だけ。ただそんなどん底の中でも自分が開発したスパイスと調理法を教えるフランチャイズビジネスの原型となる事業思いつく、その時彼の年齢は65歳

「情熱思考」


私が売ることができたのは顧客がいると信じていたからにほかならない

2023-06-12 03:53:00 | エピソード
20数年も前、私は訪問販売のセールスマンをしたことがある。

マネージャーのウォルターは、私がオフィスに帰ってくると私を呼び、ひとつ頼みたいことがあると言った。

地図の上で私の担当地域を指差すと、何週間前にその地域を訪問したときに、買いそうな女性が一人いたと言うのだ。

そして「どの家だったかははっきり覚えていなが、端から訪問していけばいつか必ず見つかるだろう。探してみてくれないか」と

それなら簡単に売れると信じた私はマネージャーの話に乗った。

外に出て彼に教えられた地域で一軒一軒訪問し、そのたびに買いたがっている女性が必ず見つかったのだ。

マネージャーが言っていた女性は実は存在しなかったのだと気づいたのは、それから何年もたってからだ。

彼はその地域に行ったことすらなかった。

この話の興味深い点は、ウォルターの話を信じた私が、そのたびに必ず商品を売ったことだ。

私が売ることができたのは顧客がいると信じていたからにほかならない。

人の行動は「自分自身について信じていること」や「自分の能力や自分が住む世界について信じていること」と常に一致している。

「誰でもできるけど、ごくわずかな人しか実行していない成功の法則」


「私にはわからない。一生できそうもない」と言ってごらんなさい。そのとおりの結果になります

2023-06-12 03:52:00 | エピソード

この世の中は、私の考えていることをそのとおりに反映するものだ。

「カルガリーの公使がこんなことを言っていました。

世の中は開かれているのだと。自分がどのような考え方を持っていようと、世の中はそれをすべて認めるのだと。

だからもし『俺はチョコレートチップ・クッキーの店を開くぞ』と言えば、そのとおりに反応が返ってくるのです。そして自分の努力に必ず報いてくれます。いつか必ず店を開けるようになります。

反対に、もし『ああ、どうしたらチョコレートチップ・クッキーの店が開けだろう。私にはわからない。一生できそうもない』と言ってごらんなさい。そのとおりの結果になります。まず店を持つことはできません」

「人間は自分が考えているような人間になる」



なぜ彼はそんなに早く昇進できたのか。彼が使ったプラスアルファの魔法

2023-06-12 03:51:00 | エピソード

キャロル・ダウンズは、最初は当然のことだが比較的重要でない地位にいた。

だがやがてデュラントの右腕になるまでその腕を買われ系列の自動車販売会社の社長となった。

ところでこの地位は報酬以上の働きをすることによって得たものである。
彼にどうしてそんなに早く昇進できたのかを尋ねた。
彼はその理由を短い言葉で説明してくれた。

最初デュラント氏の下で働いていたとき、私はあることに気がつきました。
それは、社員全員が退社したあとでも、氏だけが遅くまで残って仕事をしていたことでした。それで私も残って仕事をするようにしたのです。

誰に頼まれたわけでもありませんが、誰かがそこにいてデュラント氏が必要とする手伝いをしなければならないと考えたからです。

というのは、デュラント氏がよく「誰か手紙のファイルをもってきてくれないか」とか、「ちょっと誰か手伝ってくれ」といって、周りを見回している姿を見かけていたからです。いつの間にか私は、その「誰か」の役目を果たしていたわけです。
それでデュラント氏は私を呼ぶ習慣がついてしまったのです。

「私を呼ぶ習慣がついてしまった!」
この言葉を噛みしめていただきたい。この言葉には、深い大きな意味があるからである。

デュラントには、なぜ「ダウンズ」の名を呼ぶ習慣がついてしまったのだろうか。
それは、デュラントが「誰か」を呼ぼうとしたとき、いつもダウンズがいたからである。
しかも、ただいたわけではない。役に立とうという心構えでそこにいたからである。

ダウンズは誰かに命令されて、そこにいたわけではない。また、彼はそうすることによって給料を得ていたわけでもない。

「思考は現実化する」

ウイリアム・クラボ・デュラント(1861年~1947年)
自動車産業創成期にゼネラルモーターズ(GM)を創業した人物

このエピソードで重要なことは、報酬以上の仕事をしない者は、仕事並みの報酬しか得られないということである
これはゆるぎない仕事の法則である。

キャロル・ダウンズは、プラスアルファの魔法を使ったのである。

「私はこの仕事の分の給料はもらっていない。バカバカしい、こんなことをやれるもんか」
こうした事を口にするタイプの人間で成功した人は、一人も見たことはないし、成功することはこれからも皆無だろう。


YES と答えた人はたったの3%でした

2023-06-12 03:49:00 | エピソード

ハーバード大学の MBA コースの卒業生に、未来について明確な目標を紙に書きそれを達成するための計画を立てていますかと問うたところ

YES と答えた人はたったの3%でした。
13%の人は目標を持っていましたが紙には書いていませんでした。
残り84%は卒業後の夏休みを謳歌することに精一杯で、明確な目標など何一つ持っていませんでした。

10年後、調査員は同じメンバーに再びインタビューを行っています。
目標を持っていたが紙に書いていなかった13%の学生の平均収入は、目標を持っていなかった学生たちのをおよそ2倍でした。

しかし、何より驚いたのは紙に書いた明確な目標をもって卒業した3%の人の平均収入が、残り97%の人の平均収入のおよそ10倍だったということです。

まず思わなかったら、そうはならない

2023-06-12 03:45:00 | エピソード

昭和40年頃私は、松下幸之助さんのダム式経営についての講演を聞く機会がありました。

ダムを作って常に一定の水量があるような余裕のある経営をやるべきだということを話されました。

すると一人の人は、私もダム式経営に感銘を受ける。しかし今余裕がないのどうすればいいのかそれを教えて欲しいと質問をしました。

松下さんは、「そんな方法は私も知りませんのや。知りませんけれども余裕がなけりゃいかんと思わないといけませんな」と答えられました。

そうすると全然答えになっていないとみんな失笑するのです。

しかし私は強烈な印象を受けたのです。 

つまり松下さんは「まず思わなかったらそうはならない」ということを言われたのです。

理想に対してそうは思うが現実にには難しいという気持ちが心の中にあっては、物事の成就が 妨げられると言われたのです。

京セラ会長 稲盛和夫


そう思わなければ


真夜中のキャンドルサービス

2023-06-01 02:06:00 | エピソード
男は人生に疲れていた。人生に惨めさを感じていた。今日という日が自分の誕生日であることをこの世の中の誰も知らないという虚しさを味わっていた
そしてこの誕生日にバースデーケーキの一つも買えず、満足な食事にもありつけない自分の人生を悲観していた

あと数10分で自分の誕生日が過ぎようとするとき男は考えた、せめてロウソクに火を灯し自分の誕生日を祝ってやろう

男は白いお皿の上にろうそくを自分の歳の数だけ並べていったその後、男は疲れと空腹の中深い眠りに落ち不思議な夢を見た

男の前にろうそくを火をつけてくれる人が次々現れて男に話しかける夢だ


「誕生日おめでとう。私も一日一回の食事もまともにできない無名の男です。でもいつか必ず超一流の俳優になってみせます」

ジム・キャリー

「誕生日おめでとう。私も何も買えない貧乏暮らしです。でもこのノートに書いた一曲で世界一のバンドになってみせます」
ポール・マッカートニー

「誕生日おめでとう。私も生活保護を受け苦しい毎日です。でもこの「ハリーポッター」という小説で必ずベストセラー作家になります
J・K ローリング

「お誕生日おめでとう。私も今はポケットにわずか37ドルしか入ってないないわ。でも大丈夫私は世界ナンバーワンのシンガーになるから」
マドンナ

「誕生日おめでとう。俺も生活費がなく大事なペットも手放したよ。俺も一人ぼっちさ、でもきっと自分の映画でハリウッドスターになってやるさ」
シルベスター・スタローン

男は目を覚ますと心に誓った。私の人生に必要なものはお金ではなく夢なんだ。私は本当になりたい自分になろうと

「情熱思考 夢をかなえた45人の物語」

7人のサンタクロース

2023-06-01 02:04:00 | エピソード
クリスマスの夜、ある人が人生に限界を感じもう死にたいと泣きながら眠りについた。すると、さまざまな人と話をする夢を見た

「聞いてください
私は倒産しました
恋人も失いました
選挙に8回も落選しました」

「私もだよ。それが何か?」
第16代アメリカ大統領 エイブラハム・リンカーン

「聞いてください
私は言語障害です。入試に3度も落ちました選挙に2回も落選しました」

「私もだよ。それがなにか?」
イギリス首相 ウィンストン・チャーチル

「聞いてください
私は知能が低いと言われました
仕事を2度もクビになりました
ある研究で1万回も失敗しました」

「私もだよ。それがなにか?」
発明王 トーマソ・エジソン

「聞いてください
私はなかなか言葉が話せず
読み書きを覚えるのにも時間がかかり
妄想癖があり どこの学校にも入れてもらえませんでした」

「私もだよ。それがなにか?」
20世紀最大の天才 アルバート・アインシュタイン

「聞いてください
私はお店も、資産も失いました
息子も亡くしました
新し仕事の売り込みは
1000人以上の人に断られました」

「私もだよ。それがなにか?」
伝説の起業家 カーネル・サンダース

「聞いてください
私は7回も事業に失敗しました
5回も破産しています」

「私もだよ。それがなにか?」
自動車王 ヘンリー・フォード

「聞いてください
私は想像力が乏しく、アイデアにセンスがないと会社を解雇されました
何度も破産を繰り返しています」

「私もだよ。それがなにか?」
アニメの神様 ウォルト・ディズニー

その人は夢の中で、7人の偉大なる凡人に出会った。彼らから、どんなことにも傷つかない心と、あきらめない勇気をもらった

成功するまで、何度失敗してもつきることのない情熱をもらった

その人のハートは
窓の外の雪をすべて溶かしてしまうほど
熱くなっていた

人生に限界はない
失敗を恐れてはいけない

成功は偉大なる失敗の連続から生まれる結果だから

情熱を持って
偉大なる失敗を繰り返せる凡人が
世界を変える

「Merry X'mas !」

『情熱思考』夢をかなえた45人の物語

神が存在するということは不可解であり 、神は存在しないということも不可解である

2022-11-11 09:00:00 | エピソード

とにかく神があるかないか言ってみい。ただし真面目に!

「ありません。神はありません」

不死はあるか

「不死もありません」

もういっぺん最後にはっきり言うてくれ、神はあるのかないのかこれが最後だ。

「いくら最後でもないものはないのです」

じゃ、誰が人間を愚弄しておるのだ。

「きっと悪魔でしょう」

そんなら悪魔はおるのか

「いや悪魔もいませんよ」

そりゃ残念だ。じゃあ、わしは神を考え出したやつをどうしたらよいというのだ。

「もし神を考え出さなかったら文明というものもてんでないでしょう」

カラマーゾフの兄弟

ドストエフスキー

神が存在するということは不可解であり 、神は存在しないということも不可解である。

パスカル