Days of Dragonflies & Moths

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写真集「関東甲信越のトンボ2010plus」

2012年を振り返る (初夏編)

2013年01月24日 | トンボ


先日に引き続き2012年を振り返ってみたい(笑)。
今回は、初夏編。

2012年は、とにかく自分がこう撮りたいと望んだシャッターチャンスには全く恵まれない一年だった。
自分の日頃の行いの悪さを痛感した一年でもあった。
それでも好きなものはやめられない訳で、期待を裏切られても裏切られてもただでは転ばんぞ!と
意地になってフィールドに出た一年でもあった(爆笑)。



2012年の目玉にしようと思っていたフレクトゴン35mm、ヘリアー75mm、Q+魚眼のうち、
ヘリアーだけはあまり活躍する場がないまま終わってしまった(一応、フィールドでは度々稼働
したものの、あまり面白い絵が撮れなかった)。ハッチョウトンボは年に一度は写すことにして
いるが、2012年は雨でも晴れでもない半端な天気の日に90,75,35,Qと個人的注目機材で写した。
フレクトゴンで写した左側は随分ハッチョウトンボらしく(笑い)写っているが、これは別に
小ささを表現しようとした訳ではなく、普通の感覚で写したらこんな風に写っただけ。元々、自分
はへそ曲がりなので小さいものをどうやって小さく表現しようなんてことはあまり考えない。
Qで写した右は普通の広角風画像になってしまったが、Qの情報の豊富さが功を奏したショットにはなった。



2012年初夏は、ちょうどQ+魚眼の扱いに慣れてきた頃だったので、手当たり次第とにかく「Qde魚眼」を実践した。
従って、ハイ魚眼で寄って写しました!的な工夫の少ないショットのオンパレードになってしまった。
これらはその中では比較的面白く撮れたかな?というものだと思う。いかんせん、トンボは小さいのであまり
デフォルメは効かないから、こうした失敗を機により魚眼らしさを追求するという自分の好みとは真逆の方向に
進むことになってしまった(笑



2012年初夏は、フレクトゴンの面白さにちょうどはまっていた時期でもあり、フレクトゴンの神通力を素直に
信じていた頃だ。お陰でショットを量産してしまい、シーズン途中で飽きてしまうという事態に陥った訳だが、
その裏味でフレクトゴンの本当の魅力の片鱗も少しわかった気がする。
来シーズンはその辺を踏まえて引き続き愛用していきたいものだ。



2011年よりチャレンジしているオナガサナエの夜間羽化撮影。2012年は子供を連れてバーベキューでもやるかな
と思っていたが、ゲリラ豪雨が続いてそれどころではなくなり、本番に臨んだ日もものすごい濁流の中での撮影に
なってしまい、下手をすれば翌日に「男性濁流にのまれて云々。。。」という記事になりかねない状況だった。
今年は異常気象は少なくあって欲しいものだが。。。

(夏編につづく?)


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