Dr.K の日記

日々の出来事を中心に、時々、好きな古伊万里について語ります。

入院

2020年07月04日 19時31分49秒 | 病院

 先日の6月29日から今日(7月4日)までの6日間、またまた入院してきました(-_-;)

 病名は、急性腎盂・腎炎です。

 私は、ここ何年間か、前立腺肥大の治療のため、通院しているんです。

 定期的にいろいろと検査もするんですが、最近の採血検査の結果、血尿(といっても、顕微鏡に現われる程度の量ですけれど)の量が少し多くなってきたこともあり、膀胱鏡検査もすることになりました。

 膀胱鏡検査の際、医師は、「膀胱に特に問題はないようですが、念のため、ちょっと粘膜組織を採取し、それを検査に回してみましょう」ということで、採取した粘膜組織を検査に回したんです。

 そうしましたら、「いくらか、膀胱ガンの疑いがみられるが、まだはっきりしない。経過観察をする必要がある」旨の結果が出てしまいました(><)

 それで、医師は、「現段階で、ガンになているかどうかをはっきりさせるには、更に詳しい検査が必要です。ただ、その検査は、もっと大掛かりな検査になり、麻酔をかけてするので入院も必要です。しかも、その検査の結果、なんでもなかったということにもなりかねません。それに、当病院には、そのような機械もありませんし入院設備もありません。もし、希望するのであれば、別な病院を紹介します」と言ってきました(もっとも、詳しく言えば、その病院そのものには、入院設備はあるんですが、泌尿器科担当のその医師は非常勤の医師で、週に1日しか出勤していないので対応出来ないんです)。

 それで、私としても、早く白黒をつけたいですから、他の病院への紹介状を書いてもらい、他の病院へと赴いたわけです。

 それで、さっそく、紹介された病院に行ったわけですが、その病院としても、紹介してきた病院の紹介状に添付されている情報を鵜呑みにし、ただちにその大掛かりな検査に着手するわけではないんですね。

 紹介された病院の医師は、「紹介された趣旨は分かりました。ただ、当方としても直接の情報も得たいので、血液検査、膀胱鏡検査、CT検査を改めて実施します。そのうえで、その大掛かりな検査が必要なのかどうかを検討してみたい」と言ってきました。そして、直ちに、血液検査と膀胱鏡検査を実施したわけです。それは、6月22日のことでした。CT検査は、その3日後の6月25日に再度病院に赴いて実施しています。

 それで、その大掛かりな検査の必要性の有無の判断結果は7月13日に伝えますので、その日にまた来てください、ということになっていたんです。

 ところが、6月28日(日)の朝、急に熱っぽさを感じ、体温計で計ってみましたら37.4度ありました。その後も体温はどんどん上がり、39度近くになってしまいました(><)

 翌6月29日(月)になても熱は下がりませんので、これは、もしかして、コロナに罹ったかなと、非常に心配しました。

 でも、風邪症状がなく、ただ熱だけが出ていますので、あるいは、これは、膀胱鏡検査の際、膀胱に細菌が入りこみ、急性腎盂・腎炎なったのはないかと疑いました。

 そこで、朝、紹介された病院と連絡をとり、その病院に赴きました。朝9時半のことです。おそらく即入院になるだろうと予測し、入院の準備を調えて、、、。

 ところが、今は、大きな病院ほど、コロナ対策のチェックが厳しいんですね。病院の入口で体温測定を行い、熱がある者は入れないんですね。

 熱のある者は、別な入口に案内され、「発熱外来」なるところに連れて行かれるんです。そこで、問診やら、血液検査やらをやらされ、やっと泌尿器科にたどり着いたのは12時近くでした(><)

 案の定、即入院と決まり、病棟に連れて行かれました。入院の手続きをしたり、病院内のレストランで遅めの昼食を摂ったりして、やっと、病室のベットに横たわることが出来たのは13時半頃でしたでしょうか。

 そこから直ちに点滴に入りましたが、結局、その日は、体温は下がらず、最高39.3度までなりました(><)

 でも、翌6月30日(火)には37度台に下がり、7月1日(水)には平熱となりましたので、その日の翌日から(7月2日から)は点滴は無しになりました。

 結局、点滴は6月29日~7月1日までの3日間で終わり、その後は錠剤で様子をみましたけれど、発熱しないので、今日、退院となったわけです。

 よく考えてみますと、今回の騒ぎは何だったの? の思いです!

 本来の目的は違ってたんですよね!

 本番は、泌尿器科での大掛かりな検査の必要性の有無の判断の結果待ちだったんですよね。その前に、予想外の大きな出来事が生じてしまったわけです。それだけに、7月13日が一層待ち遠しいような、待ち遠しくないような、、、。


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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
unknown (遅生)
2020-07-04 22:02:45
大変心配していました。
ブログを書くのにも何となく力が抜けて。

でも、大丈夫、これは炎症の熱ですね。

実は、私も長年、前立腺肥大で大変でした。癌疑いも含め紆余曲折はありましたが、結局、手術(全身麻酔通算5回目(^^;)となり、今は、スッキリとしています(^.^)
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Dr.kさんへ (酒田の人)
2020-07-04 23:11:53
このところ姿が見えないので、心配しておりました
入院されてたんですね、39度を超える熱では大変だったでしょうね・・・
何といっても健康が一番です、ご自愛下さい。
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遅生さんへ (Dr.K)
2020-07-05 08:26:45
ご心配、ありがとうございました。

今日も平熱ですから、これは炎症による熱だったようですね。
問題はこれからですよね。本番は。
ホント、これが本当の本末転倒の話です、、、(-_-;)

遅生さんも前立腺肥大で悩まされましたか。
私も、これから、この男の特権(?)のような病気と、真剣に向き合っていこうと思います。
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酒田の人さんへ (Dr.K)
2020-07-05 08:34:43
ご心配、ありがとうございました。

今日も平熱ですので、この病気は大丈夫なようです。

高熱が出ましたが、この病気は、熱だけがやたら出るだけで、それほど気分が悪くなるわけでもありませんでしたので楽でした。

これからの本番に備え、体調を整えていこうと思います。
ありがとうございました。
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大変でしたね。 (不あがり)
2020-07-05 13:37:10
Dr.K様へ
それは大変でしたね。検査って、これだから怖いです。でも熱が出るっていうのは辛いですよ。入院するまで重労働でしたね。13日が良い結果である事を切に願っております。有難うござます。
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不あがりさんへ (Dr.K)
2020-07-05 13:50:15
コメント、ありがとうございます。

検査って、怖い面がありますよね。
病気を検出するためにする検査で病気になるんですものね(-_-;)

幸い、急性腎盂腎炎は、高熱が出るだけで、さして気分が悪くなるわけでもなかったですから、それほどダメージを受けないで済みました(^-^;

13日には良い結果が出ることを期待したいと思います。
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こんにちは (つや姫日記)
2020-07-05 16:23:26
しばらく更新がないので
何か身体の不具合が。。。と気をもんでいました。
お大事になさってください。
検査で不調になることはありますよね。

13日が待たれますが
良い方に結果が出ますことお祈りします。
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つや姫日記さんへ (Dr.K)
2020-07-05 18:43:36
検査のために病気になってしまい、ちょっと体不調になりました。
でも、今日も平熱ですし、この病気では大丈夫そうです。

もっとも、この入院のお陰で、病院内に置いてあった、膀胱ガンについて比較的に詳しく書いてあったパンフレット読み、だいぶ膀胱ガンに関する知識を得、膀胱ガンをそれほど恐れなくなりました。
何の知識もないと、余計、不安になりますね。
病気については、或る程度の予備知識も必要なことを痛感しました(^-^;

13日が待たれるところです。
良い方に結果が出ることに期待したいです(^-^;

ご心配、ありがとうございました。

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Unknown (pada)
2020-07-06 02:42:07
そうだったんですね。
ここしばらくブログからは遠ざかっていましてINSの方で見えないので、旅行でも行ったのかと思いましたが、そうなっていたなんて知らぬが仏でした。我が家の孫も滋賀県立医大に行きましたらコロナの疑い有るなんて大変な事になり随分と心配しました。まだ0歳児なんですが、本病の方は忘れました(笑)とにかく検査検査で大変ですが、これは避けては通れません!お気をつけて行ってください。
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padaさんへ (Dr.K)
2020-07-06 08:47:19
どうも、予想外の展開になってしまいました(-_-;)
本病のことを忘れるような騒ぎになりました。

今は、熱を出したら、まず、コロナを疑われ、受診するまでが大変ですね(><)
私の様に、熱があっても、高熱だけで、風邪症状もなかったですし、高熱の原因がややはっきりしていましたので、なんとか受診できました。

padaさんは、今は、INSに力を入れているようですね(^-^;
私は、まだ、INSには馴染めないでいます(><)
例えば、或る方への記事にコメントを書いても、そのコメントを後日読めないんです。それで、そのうち、過去に何を書いたのかも忘れてしまい、その方からリコメが届いた時、「あっ、あの時のコメントへのリコメか」という状態になります。
記事の書き込み欄も狭くて、入力もし辛いし、なんか馴染めません。
ただ、骨董に関する情報を得るには便利なようですので、必要最小限に利用はしようと思っています。
で、これからも、このブログを宜しくお願いいたします。
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