昨日に続き、経済建設委員会の視察です。
愛媛県内子町の、内子フレッシュパークからりに訪問しました。
この施設は産直施設を農業公園内に設置し、レストランなども併設しています。
産直施設としては、POS管理などの情報ネットワークを利用していますが、さほど目新しいとは思いませんでした。
しかし、トレーサビリティとして栽培履歴管理システムを導入し、この野菜がどんな場所で、肥料や農薬の使用履歴が、インターネットでも照会できるようになっています。
また、販売される生産品は、全て内子町内で生産されたものでならない点も徹底されています。
また、第三セクターの運営ですが、町が50%で他は一般町民より公募で株式を持っていただいている点に特徴があります。
町民に自分たちの施設として認識させる効果がありますね。
そして、何より儲けを中心に考える民間の経営感覚ではありません。
産直施設中心ではなく、公園に併設している点。
また、農業施策の振興を第一義に考えている点などが特徴です。
結果、多くの町民が潤い、厳しい基準で町認定の作物として、からりブランドとして定着しています。
全ての効率化により、官から民への流れが多い中にあって、行政だからできること それを勉強させていただいた視察でした。
民間の役割、行政の役割 お互いに補完しあった まちづくりをこれからも考えてまいります。
ところで市議会委員会の視察は「恒例」で実施してるんですか?
喫緊のテーマがあって直接見る必要があるとか、そうでない漠然と「見聞を広める」だけなら止めた方が良いですよ。
いつもコメントありがとうございます。
視察は、恒例というか慣例のようになっている点はございます。
常任委員会は毎年行われていますが、特別委員会などは、行わない場合も多いです。
但し、見聞を広める為の視察は行っていません。
必ず、市政が抱えるテーマを基に視察を行っています。
もっとも、税金ですのでその遣い方など精査する必要はあろうかと思います。