祖母の五七日と節分

２月３日（土）<節分>

ここ数日、私はこんな動きをしておりました。

まずは２月３日（土）の様子から。


２月３日（土）　午前８時５０分

愛知県の南部にある、とある禅宗寺院に来ました。



細長い参道を進み山門をくぐると本堂が見えて来ます。



この日は私の祖母の五七日（いつなのか）の法要の日でした。
五七日というのは亡くなってから３５日目ということです。
禅宗では亡くなってから四十九日までの七日ごとに法要が営まれるのです。

私の祖母は今年の１月１日（元日）の午前６時２７分に亡くなりました。
昨年の８月９日に入院し、点滴だけで５ヶ月近くがんばった祖母。
いつかはこの日が来るとは分かっていたけれど、
動かなくなった祖母を目の前にした時は
言葉にならないくらい悲しみでいっぱいになりました。
７年前の自分の父親の時もそうだったけど、
大好きな人との別れは何回経験しても辛いものです。



大好きだったおばあちゃんの家の庭から見える風景。
私がまだ３，４歳だった頃、おばあちゃんは私を連れて
よく山の中腹にあるミカン畑に行ったそうです。
私は山へ上る道の下で待つように言われたのに、
おばあちゃんの姿が見えなくなると大声で泣いて困らせたそうです。
実は私、その時のことをよ～く覚えてるんです。
私はおばあちゃんの後を追いかけて山を登ろうとするんですけど、
山が急斜面だったのでズルズルとずり落ちてしまい、
あっという間に顔も服も土まみれ。
登るのを諦（あきら）めた私はその場に転がって大泣きしてました（笑）
これにはおばあちゃんも困ったことだろうな～～
ほんとゴメンちゃい！

学生の頃、春・夏・冬の休みになると
必ず泊まりに行っていたおばあちゃんの家。
これからはもうあまり行くこともなくなるんだろうな。。。

会うたびにいつも優しく微笑んでいてくれたおばあちゃん。
自分のことよりも周りのことをいつも気遣ってくれたおばあちゃん。
おばあちゃん、
僕はいつまでもずっとおばあちゃんのこと大好きだからね！



おばあちゃんとの思い出の夏ミカンの木には
黄色く輝く大きな実がいっぱい付いていました。

毎週土曜日が七日の法要。
２月１７日（土）に七七日（四十九日）を迎えます。


さて、話は変わりこの日の夜は節分ということで
「恵方巻」の丸かぶりと「豆撒（ま）き」をしました



「恵方巻」用に選んだ巻き物は、



「エビのサラダ巻き」と



「鉄火巻き」の豪華２本（４本？）立てでした（笑）

今年の恵方（えほう）である北北西に向かって
無言で黙々（もくもく）と丸かぶりました。
今年が縁起のいい年になりますように！

引き続きまして節分の豆撒（ま）きです。



「鬼は外！」には右側の福豆を、
「福は内！」には左側の落花生を撒（ま）きました。
えっ、何故、撒（ま）く豆の種類が違うかって？
それは部屋の中に撒（ま）いた豆を拾いやすくするためだよ～ん（笑）

こうして２月３日（土）<節分>の一日が終わったのでした。



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