建仁寺(その2)
さて、これから潮音庭の向こう側に行ってみましょう。
向かって右側の廊下を渡ります。
【本坊から見て右側の渡り廊下】
私のお気に入りの廊下です。
廊下を渡った先の大広間から撮っています。
瓦には「建仁」の二文字が入っています。
【廊下を渡ってすぐの大広間】
とても広々としています。
奥に達磨さんの掛け軸が見えます。
大広間から先程までいた本坊の方を見るとこんなふうになります。
【本坊から見て左側の渡り廊下】
やっぱり廊下が素敵です!
長い廊下好きの私です。
でも雑巾掛けするのが大変そう。。。
【中庭】
白砂の波紋が美しいです。
【金魚鉢】
建仁寺の涼を呼ぶ夏の小物のひとつです。
建仁寺には他に涼を呼ぶ小物として、
「風鈴」「蚊取りぶた」がありました。
古き良き日本の夏の佇(たたず)まいに癒されます。
【大雄苑に向って右側の庭園】
方丈の前庭に向かう途中のお庭です。
【大雄苑に向って右側の庭園】
一つ前の写真のお庭の左端。
ここが方丈の前庭・大雄苑の右の角にあたります。
【方丈の前庭・大雄苑】
大雄苑というだけあって、広々として開放感があります。
奥に見える建物は「双龍図」の天井画がかかる法堂(はっとう)です。
【方丈の前庭・大雄苑の左隅】
白砂に波紋が美しく、夏の日差しで眩しかったです。
石の配置も巧みです。すべてに意味があるのでしょう。
何ひとつ無駄がないといった感じです。
松の緑、苔の緑も目に鮮やかです。
【花頭窓のフレーム】
ここに来ると何故かこのアングルで撮りたくなります(笑)
【花頭窓の向こう側】
一つ前の写真の先はこんな風景です。
禅寺のお庭は見ていると心がスッとした気分になります。
さあ、次はいよいよ「双龍図」のある法堂(はっとう)に入ります。
【法堂内の須弥壇(しゅみだん)】
本尊の釈迦如来坐像と迦葉(かしょう)尊者、
阿難(あなん)尊者が祀られています。
【須弥壇(しゅみだん)】
暗くてよく見えなかったのでフラッシュをたいてみました。
そしてそして、天井を見上げるとそこには。。。
【双龍図】
小泉淳作の「双龍図」が大迫力で描かれていました。
パンフレットやガイドブックの写真では知っていましたが、
実物はやっぱりスゴイ!感動で鳥肌が立ちました。
この「双龍図」は是非自分の目で見て頂きたいです!
法堂を出るといよいよ建仁寺を去る時が来ました。
建仁寺の南側にある三門の方へ歩いて行くと、
途中で庭掃除をされている若い修行僧さんがいました。
やはりここは禅の修行道場なんだと思いました。
でも、こんな素晴らしい環境で修行できるなんて幸せですよね。
【三門(さんもん)】
三門の太い柱の間から見た法堂(はっとう)です。
【三門に掛かる扁額(へんがく)】
この扁額は「望闕樓(ぼうけつろう)」と読みます。
「御所を望む楼閣(ろうかく)」という意味です。
そして、ついに建仁寺の南端にある勅使門まで来ました。
一休さんのご案内で初めて訪れた建仁寺ともこれでお別れです。
【勅使門(ちょくしもん)】
勅使門から振り返ると、先程までいた三門が遠くに見えています。
これで夏の京都の旅も終わりなんだな~。。。
この後、一休さんと八坂の塔(法観寺)の方に向かって歩きました。
あまりの暑さに途中で行き先を祇園のスターバックスに軌道修正し(笑)、
そこで一休さんにいろいろなお話を伺いました。
普段はひとり旅の私ですが、京都好きの方と巡る旅もいいものだな~
と、心から思った今回の京都でした。
一休さん、暑い中ご一緒頂きましてありがとうございました!^^
そして、今回の京都オフ会で出会えた皆さん、楽しいひと時をありがとう!
京都駅のホームに新幹線が来ました。
いよいよ京都を離れます。
う~~ん、なんだかいつもより淋しい気分だよ。。。
新幹線の窓から見た夕日。
楽しかった夏の一日が終わります。
☆7月の京都☆もこれで終わりです。
建仁寺(けんにんじ)
京都市東山区大和大路通四条下ル小松町
TEL: 075-561-6363
拝観時間 午前10時~午後4時(拝観終了:午後4時30分)
拝 観 料 500円(小学生以下無料)
※拝観の方は駐車場1時間無料
最新の画像[もっと見る]
「京都の秋に出会う旅」とテーマを決めて出掛けたのに、昨日の京都は夏でしたね(笑)もう汗だくになって歩き回りましたよ~~
それにモブログのやり過ぎで、旅の途中からデジカメだけでなく携帯までバッテリー切れという想定外の事態に。。。かなりヘコミました
でもね、今回は京都の人とのいい出会いがあって、すっごくいい旅になりました
ブログを始めてちょうど1ヶ月。やっとここまで記事が書けるようになりました。でも、まだまだです。里奈さんのような記事が書けるよう自分も頑張って行きたいと思います