待ち合わせの時間まではあと2時間。
そこで、京都ミニ観光をすることにしました。
最初に訪れたのは「梅の名所」「学問の神様」で有名な
北野天満宮です。「北野の天神さん」の呼び名で親しまれています。
正面にある石の大鳥居(一の鳥居)をくぐると、
楼門まで両側を石灯籠と松並木が並ぶ参道が続きます。
しばらく歩いていると、向かって左手の松並木の向こう側に
こじんまりとしたお寺が見えて来ました。
【洛陽観音霊場三十一番 朝日山北野東向観音寺】
天神さんの本地佛である十一面観世音菩薩がご本尊です。
再び石畳の参道を本殿に向かって歩き始めます。
間近に楼門が見えて来ました。
おや、その手前にいるのは。。。
【神牛像】
そうです、神牛像です。天神さんといえば「牛」ですね。
境内にはこんな姿の牛たちが15体いるらしいです。
撫でると「学業成就」や「病気平癒」などの願いを
叶えてくれるということ。
私も頭を中心に撫でまくりました(笑)
この神牛像の右手奥に立派な石碑が立っています。
【北野大茶湯之址(きたのおおちゃゆのあと)の石碑】
1587年(天正15)に太閤秀吉が空前絶後といえる規模の
大茶湯をこの辺りで盛大に催したという。
そしてこの石碑は、京都市茶業組合が創立100周年を
記念して、1979年(昭和54)に立てたものだそうです。
さあ、目の前には楼門が見えています。
【楼門(ろうもん)】
楼門の中央に扁額(へんがく)が懸かっています。
この写真では小さくてよく分かりませんが、
扁額には「文道太祖 風月本主」と書いてあります。
楼門をくぐって少し歩くと感じのいい中門が現れます。
【三光門(中門)】
梁間(はりま)に日輪・月輪・三日月が彫刻されているので
「三光門」というのだそうです。趣のある立派な門です。
そして、いよいよ本殿に到着です。
【北野天満宮 拝殿・本殿(国宝)】
ご祭神、菅原道真公がご鎮座されています。
受験シーズンになると京都市内だけでなく、
全国各地から多くの方が参拝に来られます。
私も初めてここに来たのは大学受験の合格祈願の時でした。
結果は同志社大学の英文学科にふられ、
某東京六大学に合格でした。
拝殿の右側にある授与所でお守りを頂きました。
国家試験を控えているので、ズバリ「勧学御守」です!^^
受験勉強がんばるぞ~!
この後は、北野天満宮正面の大鳥居の前にある
粟餅所「澤屋」さんで、名物の粟餅とお茶で一服です。
お皿の上にはこし餡3個ときなこ2個のおいしそうな粟餅が
のっていました。それにお茶がついて510円。
お餅はその場で丸められた出来立てホヤホヤが出てきますよ!
甘いもの大好きなので、幸せな気分にどっぷり浸れました。
次は「北野天満宮前」から市バスを乗り換えながら
「京都市役所前」をめざします。