goo blog サービス終了のお知らせ 

オー、捨てないと!

隠れオタクな会社員の買い物や感じた事

PETZL TACTIKKA XP

2007-12-28 21:33:06 | こだわりの一品
先月末の夜釣りの準備として購入し、実戦投入したのがフランス・ペツル社のヘッドランプ、
タクティカXPだ。

ヘッドランプに関しては、以前から欲しい物のリストに入っていたものの、
活用する機会が思い浮かばないという理由から購入を控えていた。
そのため、10月上旬のある日、少々不便を感じることとなったが、
やはり何時「次の機会」がくるのか分からず、購入することは無かった。

しかし、今回は夜釣りである。
絶対に必要であることが予想されたため、今回の購入となった。
買うとなると機種の選定が必要となるが、
引きこもりアウトドア派(笑)の私はアウトドア関連で有名なフランス・ペツル社のヘッドランプに憧れていた。
しかし、5000円を上回る価格はおいそれと買うわけにいかず、結局溜息をつくばかりだった。
そして今回、やっと購入となったのである。



地元アウトドアショップで現物を手にした時、先ずもって驚いたのはその小ささだ。
およそ60×40×45mmという本体のサイズは正にポケットサイズという言葉が相応しい。
それでいて1WLEDを採用しているので連続照射時間は最大でなんと120時間という驚くべき性能を有している。
電池は単4電池3本を使用し、電池込みでの重量は95gという軽量化に成功している。
以前、私が使ったことのあるヘッドランプは単3電池4本を使用している豆電球の物であり、その暗さと重さには閉口したものだった。
重い本体は使用中にずり下がってくるし、それを防ごうとヘッドバンドをきつくすると頭が痛くなり、
あまりいい思いはしなかったものだ。
しかしタクティカは重さがほとんど気にならない。

細部を見てみよう。

本体は角度を10段階で調節できるが、真下に向けることはできない。
もう少し下を向けられるといいのだが。

本体上部に2つのスイッチがあり、向かって右が通常のスイッチとなっている。
スイッチを押すごとにモードが切り替わり、それぞれ
・最大光(Muximam):照射距離35m、連続点灯時間60時間
・最適光(Optimum):同27m、80時間
・エコノミー(Economic):同18m、120時間
・点滅(Flashing):1分間に約95回の点滅(実測値)
の4モードとなる。
向かって左側はブーストモードで、50mの照射距離を誇るがLEDの加熱等負担がかかるため、
スイッチを押している間のみの点灯、連続25秒のみとなっている。
欠点としてはスイッチが隣接しており、押し間違える事があることと、
即座に好みのモードで点灯させられない点
(釣りでは点灯・消灯の操作が多いが、一般的なアウトドアでは点灯しっぱなしになるだろう)
が気になる。

本体右側面にはバッテリーインジケーターが付けられており、
ライトを点灯して6秒後からバッテリーの残量に応じて青・黄・赤のいずれかのランプが点滅する。
もっとも装着した状態では見えないのであまり意味を成さず、何か別の方法があったのではないかと思いたくなる。

また、ライトの光は収束光であるが本体に内蔵されたレンズをスライドさせると散光となり、広い範囲を照らすことができる。
ヘッドランプによってはヘッドを回転させて集光と散光を切り換えるタイプのものもあるが、
実用を考えるとこういった2段切り替えのほうが便利に思える。
また、レンズには透明のほか赤・緑・青の三種類が用意されており、
ヘッドバンドには予備のレンズを1個収納しておくレンズキャリーが付属している。
もっともレンズキャリーはレンズをきつく保持しているので、マイナスドライバーのような物が必要だったりする。(私だけか?)

実はこのタクティカXP、ほとんどティカ(TIKKA)XPと同一の物だ。
違いは本体の色と付属のカラーレンズ(ティカは透明のみ)、レンズキャリーの有無だけであり、性能は全く同じものだ。
なお、タクティカには今回購入したデザート(いわゆるタンカラー)のほかにカムフラージュ(迷彩色はヘッドバンドのみ)の2色がある。
約7000円の価格は決して安くは無いが、価格分の満足感は得られるだろう。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 現状報告 | トップ | 現状報告 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

こだわりの一品」カテゴリの最新記事