気になること 090603

・規制
例のエロゲ規制が現実のものとなったようです。
本来は色々と書きたいことがあるのですが、
現段階で過剰反応するのは正しいことではなく、
もう少し流れを静観するのが正しいようですので今回は書きません。

ということで気になったこちらの話題について
・山口県のホテル一酸化炭素中毒
修学旅行中の小学生が食堂で食事中に体調不良を訴えたのを発端として
結果として同行のカメラマンが亡くなるという悲惨な事故になりました。
何らかの原因で地下のボイラー室などが不完全燃焼を起こし、
発生した一酸化炭素が充満したものと考えられますが、
個人的にもっとも気になったのは救助に駆けつけた消防隊員8名も受傷したとの事。

通報の際にどのような情報がもたらされたのかは知るよしもありません
（単に体調不良の生徒が出た、程度の救急通報だったかも）が、
喉の痛みを訴えているとか、急に倒れたという情報があったのであれば食中毒などではなく
何らかのガスの影響と判断してよかったのではないかと思われます。
この場合
・（空気）呼吸器の完全着装
・酸欠空気危険性ガス測定器（ガス検）の有効活用
による隊員の受傷事故防止が徹底されるべきです。

なんて偉そうなこと言っても一酸化炭素の場合は臭気がないため判り難く、
こういった事例での消防隊員の受傷事故は時々起こります。
現場が即座に毒性ガスの可能性があると判断できれば
（もっといえば通報を受けた際に判断できれば）よいのですが、
こういった部分は経験がものをいいますので、実際に直面した経験が少ないと難しいのかもしれません。
とはいえ最初の通報電話から3時間以上経ってから一酸化炭素濃度を測定したとなると
誰もその可能性に気付かなかったことになるわけで・・・。
あまり望ましい状況とは言えませんね。