安いと思って地元のスーパーで買ってきた大根。
買ってきたばかりなのに、切ってみるとどこを切っても真ん中の部分が、黒というか青というか青緑というか、カビみたいな色に変色しています。
切り口からは、変な臭いもしないし、筋っぽくもなく、見た目はみずみずしいです。
え~っ腐ってるの~一本丸々食べられないの~と思ってネットであちこちのサイトを見てみたら、
青あざ症、青変症、油芯症、油心症などいろいろな名前が出てきましたが、要するに、大根の生理障害のようです。
土壌の乾燥、地質の上昇、環境ストレスによって、大根自体に含まれる色素により変色するのだそうです。
出荷後の保存状態が悪い時にも発生することがあるそうです。
発生してから時間がたつと、硬くなったり苦味や辛味が増したりするようですが、初期なら問題がないとのこと。
苦味が増してからも、お米のとぎ汁で下ゆでしてから使えば大丈夫と書いてあるサイトもありました。
古かったり腐ったりしているわけではないとわかって、お味噌汁に使ってみました。
なんと加熱したら、色も抜けて、透明な普通のおいしい大根に変身
全く問題なし
捨てなくて良かった
黒い点々がある時には、黒い部分は使わない方がいいと書いてあるサイトもありました。
大根は、本当は寒い冬に適した野菜なので、夏場に栽培された時に出やすい現象とのこと。
人間のエゴで一年中食べようとするから、デリケートなダイコン君が対応しきれなくなってしまうのですね