数カ月前に、市民から問い合わせがあった、『大津越え』について述べる。京都から、大津へ行くのには、幾つかの峠があり、それらを総称して、大津越えかなと回答していた。先日、登った甘南備山の登山道口案内板やマップに大津越、おおつ越 表示を発見。早速、甘南備山保存会会長に問いかけたところ、色々な情報をいただき、自己分析判断し次のように考察した。津は、船着き場の『港』と水上にある人や物が集まるところの『湊』の意味がある。この後者の意味で使われて、近くにある水に関係した扇池への峠道という意味で大津越えとなったのではないかと思う。扇池、おおぎ池、おおぎ、おおつ、大津越え、とこの変化が面白く日本語の奥深さが快い。やはり日本という国は、人間性溢れる素晴らしい国だ。(港と湊も、時代とともに、その意味使い方の変遷がある)
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