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やる気満々の伊賀市を訪問~伊賀越え出版物調べ、市内ツアー、シンポジウム参加

2017-07-02 03:08:52 | 学ぶこと
7月1日、伊賀に行ってきました。目的は、伊賀越えに関する出版物『伊賀史叢考』(久保文武)、『伊賀旧考』(菊岡如幻)を上野図書館で読むことと三重大「国際忍者研究センター」設立記念講演会・シンポジウムに出席することです。どちらも、新たな情報が得られるとともに、有名人の先生の市内案内と出会いがあり、遠いところまで、遠征したかいがありました。
まずは、環境の良い図書館資料室で出版物を読んでいると、偶然、忍者研究家上忍の池田裕先生にお会いすることができ、突然の市内ツアーに連れて行ってもらいました。忍町、武家屋敷、赤井家住宅、忍者関係の本屋さん、よくテレビで紹介されているお店などを回り紹介していただきました。忍者市宣言をし伊賀忍者が日本遺産となり、市として街として力を入れていることがよくわかります。池田さんもこれまで随分と忍者研究と普及活動をされてきたので、街のあちこちで声がかかり、忙しそうでありながらも楽しそうに動いておられるのがなりよりです。昼からは、講演会(ロンドン大学研究員)、パネルディスカッションがありました。「天正伊賀の乱」の講演は、期待外れでしたが、伊賀市長、観光協会会長、三重大学山田教授のパネラーの話は、まさに今、忍者文化を活用し地域発展を目指そうという意気込みと責任が感じられ、当方が京田辺市や観光協会、同志社大学、市民に訴えてきたものでした。イベント開催の考え方・工夫、コンテンツを生み出すパワー、海外でのPR活動、などトップをはじめ関係者が力を入れ努力し、責任を感じながら進めているのがよく理解できました。ビジョンや中長期計画の欠落、お金を使わず、自ら動かない、責任を感じない地方には、明日はないとあらためて痛感するとともに、そうならないようにまた動こうと思っています。シンポジウム終了後、三重大学の藤田達生先生(『証言本能寺の変』)が来られていたので、名刺交換をし、伊賀越えの穂谷越えについて、少しばかり情報交換をさせて頂きました。先生は、津田や穂谷のところは現地に行ってないからなあとおっしゃっておられました。また新たな情報交流できる先生に出会えたことが本日の収穫でもありました。



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