東日本大震災で多人数の家族を失いながら、宮城女川町唯一のスーパーマーケットを11年かかり、新店舗を開店した若者社長と亡き姉の子を育てていく奮闘ぶりのドキュメンタリーを見た。百年も続き、地元住民に慕われたお店だけに、町の復興・町民の笑顔を求めて頑張る一方、中学生の甥を自分の子供として育てていく姿に感動した。甥は志望した大学も数カ月でやめ、行方不明後、帰ってくるが、社長の伯父は本人と会わず、また時が過ぎて、新店舗オープンの日に顔を見せる。そして、じっくりと話し合う。お互いの気持ちが通じたのかどうかはわからないが、甥はその場を去って、自らの道を歩むことになる。親を失った甥が反抗期を経て、世間の荒波を知り、伯父の愛情も少し理解できるようになって、帰ってくるが、伯父は、まだ駄目だと思い突っぱねる。ここが素晴らしい考えだと思った。本当に反省し、伯父の気持ちや世間様がわかってないと思ったのであろう。勿論、怒りも含めての対応であった。新店舗開店の日に1時間半話し合うが、町民に本当に信頼され慕われる人間でなければ、この店で働ける人物ではないと見たのか、厳しい応対であった。まだまだ、成長しきれてない甥を立派に育て上げるのに、ぐっと耐え、お互いに別れる。真の子供の育成とは、本当の親の愛情とは、・・・など、自分自身が考えさせられるドキュメンタリーであった。
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