京たなべ同志社ヒューマンカレッジで村田晃嗣同大教授の「米中冷戦と日本外交」について、興味深い話を聴いてきました。いつものように軽妙な口調で自己の考えをズバズバ発信するというのは、メディア慣れした評論家そのものでした。世界を意のままにできなくなったアメリカ、必ず到来する中国崩壊をもたらす共産党の恐ろしさ、米中に左右されながら従わざるを得ない日本、など各国の成り立ちや近年までの外交・他からの影響・環境が多面複雑にあると思いました。さらに感じたのは、日本の政治家や外交面の弱さであり、スケールの小ささである。和を尊び、性善説で、他人との争いを避けてきたことがこのような時代となり大いに行き詰っているようにも思う。だからこそ、世界の実態や他を知り、十分判断討論できる勉強をし続けることが大切であると学んだ講演会であった。それにしても、議員や職員の参加をほとんど見ないことに疑問を抱く。
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