NHK日曜討論「マイナンバーカード問題の対応」で河野デジタル大臣は、原因の詳細をよく理解していた。というのは、今までの、平井、牧島両名のICT力は、ICT素人政治家連中の中の次元の低い知識理解で、リスク管理や運用といったものが十分理解できていない人だっただけに、期待を込めて、河野さんが最後の砦だと思っていた。しかし、マイナンバーカードに連携する各省庁や地域システムまで、徹底して正確に理解しているのは、この世にはいないと思う。要は、このような仕組み・システムでデジタル化社会を構築できるといった平井元大臣の罪は重罪である。情報システムは、仕組み・システムだけでなく、運用する自治体・省庁などお役人、そして、市民レベルのICTリテラシーを向上することが後々の新たな問題を解決することへの近道である。河野さんの英断を期待したい。