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脊髄損傷の再生医療で回復した未承認治療薬の存在が気になる

2018年05月18日 23時59分59秒 | 健康

 事故などで中枢神経を傷つけ脊髄損傷に
なってしまうと、治療が難しいというか完治は
見込めないのが現代医療の限界では有るようだが?

GM-1ガングリオシドの再生医療の効果は?

 昨年ではプロレスラーの高山善廣氏【 51 】が
試合中に頸髄完全損傷になられたり、俳優の滝川英治氏【 39 】が
ドラマの撮影中に転倒して、脊椎損傷を受傷している。

今年に入ってからも、仮面女子のメンバーでアイドルの
猪狩ともか氏【 26 】も脊髄損傷に掛かっている。

基本的に、脊髄や頸髄などの中枢神経を一旦、傷つけてしまうと
元には戻らないのが定説になっている。

ところが、数年前に放送されたテレビ番組では、
GM-1ガングリオシド 」なる治験薬が脊髄損傷の
再生医療に抜群の効果を発揮したという内容があった。↓

GM1ガングリオシド

簡単に説明させて頂くと、1998年のアメリカで木登りをしていて
落下した少年が脊髄損傷を負ってしまい当時、米国では未承認だった
「 GM-1ガングリオシド 」なる治験薬で麻痺した中枢神経の回復に
効果が有ったということなのだ。

ただし、脊髄損傷を受傷してから72時間以内という条件の中、
実質6時間遅れの78時間後に投与したが、
それでも劇的な回復をしてくれたのだという。

神経の損傷の軽減 」より引用↓

ほかの薬もテストされている。

そのなかにGM-1ガングリオシドがある。

これは二次損傷を防ぎ、受傷後の傷付いた神経細胞の
回復を促進するようである。

最近の研究では受傷後24時間以内にメチルプレドニゾロンを投与し、
その後の6~8週間、GM-1を投与するのが良いようである。

「 出典:米国脊髄損傷資料集 」↑

ただし日本の厚生労働省では、理由は
定かではないが、まだ未認可の様である。

また、上記の脊髄損傷の回復の治験の症例は
あくまでも1つの参考例なので、万人に同じ効果が
得られる訳では無いのだ。

不肖この私めも別ブログでは「 脊髄損傷 」の事を
書き綴っているのだが、GM-1ガングリオシドの薬品名は
書き記すことが出来なかった。

Googleアドセンス・ポリシーチームのガイドラインで
一般的な販売薬以外の具体的な薬品名を
書き記す事は出来なかったからだ。

さて、木登りをしていて落下したアメリカの少年は
上の動画内では自力で歩いたり、ボールを投げたりすることが
出来るまでに回復を見せている。


 

メチルプレドニゾロン( ステロイド )は効果あり?

 脊髄損傷の患者に対する治験薬には前章の
GM1ガングリオシドが回復医療では最も有名な薬品だが、
日本では厚労省からの認可がまだ下りていない。

で、もう一つの治験薬として有るのが、
メチルプレドニゾロン( ステロイド )だという。

神経の損傷の軽減 」より引用↓

1990年以来、メチルプレドニゾロン(ステロイド)は
一般的な治療薬であった。この年の研究で、受傷後8時間以内に
この薬を服用した人は細胞膜に対する損傷が
少ないということが示されたのだ。

この細胞膜は神経細胞の死の一因となっている。

またこの薬は傷のまわりの炎症を軽減し、神経への
損傷の要因となる免疫細胞の活動を抑制する。

「 出典:米国脊髄損傷資料集 」↑

前章でも引用させて頂いた上記の文脈を見ると、
いかにも特効薬的な印象を受けるが、実際はどうなのだろうか?

脊髄損傷 」より引用↓

脊髄損傷後の二次損傷予防法として
メチルプレドニゾロン大量投与療法があるが、
その効果や施行の是非については議論がある。

「 出典:Attribution-NoDerivatives 2.1 Japan 」↑

つまり、効果の方はGM1ガングリオシドほどの
劇的な効果は望めないかも知れないとの上記の引用内容である。

しかし、やはりいずれの場合も、受傷してから
短時間の間に投与しないとダメらしい。

だが、基本的には末梢神経ならば、ある程度は回復も
するらしいが脊髄や頸髄などの中枢神経は、
1度傷つけてしまうと完治は、まず無いのが現実である。

前章で、動画を貼らせて頂いたテレビ番組で紹介された
アメリカのロバート少年も、脊髄損傷から劇的な回復を見せて
歩けるまでに回復したのは事実だが、まったく元通りに
完治したかと言われれば違う。

思えば、不肖この私めは、本当に強運でバイクで
160キロで転倒したり、車の中で助手席で寝ている最中に
80キロで事故を起こしたり、2.6メートルの高さから落下したりと
脊髄損傷どころか死んでいても、おかしくは無い場面が何度も有ったからだ。

脊髄損傷の治療から社会復帰まで―全国脊髄損傷データベースの分析から
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