詩育日誌03.15雨顔
ほんのすこしの希望をつたい雨が顔に落ちている双眼鏡で住んでいた街を見ている寒い春がク...
青いイルカの夢㉛眼の戸惑い
眼のまんなかにトンネルの入り口がきているその向こう肉眼では見えない浜辺があるしめ縄が...
詩育日誌03.13どしたん?
店にはいるとL字カウンターがある満席の背中をすりぬけて階段まで行こうとするとどちらへ...
いま世界はうなだれている(37)「 」のなかに
(このニンゲンは「 」、というロシアの言いぶんには 黙っているむじゃきに、信じる。声...
詩育日誌03.11通勤
(通勤時間に、大津波におそわれる、なにごともない日常にいきなりの災い…想像してみた。) 瀬戸大橋線のホームで...
ゆらぐかけらShakenFragments㉒戒
戒のゆらぐかけらがべしべし肯定でもよいところを 否定で揺れている不殺生脳にある神経細...
詩育日誌03.09異次元からの発芽
月を見る人光をやどす最終形を見あげている上弦だずっと自分だけいない砂漠を見ている横たわる顔が重たくなって 顔を持つ人両手で支えている横顔が三日月になってずれる尖ってきたあごが...
青いイルカの夢㉚危ない海域
プールサイドにはだれもいなくなった帰ろうとするとなんか、変。 しずけさがこころになっ...
詩育日誌03.07耳の散歩
皿のうえである日ピクッと耳が魚になって泳ぎだした散歩しよう バケツに入院しているお母...
いま世界はうなだれている㊱欲望のばね
(ほんとのロウ梅はにせのロウでできている 編集長、すみません。ぬかるみを避けてページ...