三重県鈴鹿市の歩行者用信号機が、
どうも犬のおしっこで錆びて折れたらしい、
普通なら50年もつ物が、3年で折れたんですって、お犬様恐るべし。
私達の子供の頃、いやさ、幼少のみぎり、糞ガキの時代、
野良犬、いやさ、ストレイドッグスだらけだった。
小池さんみたく、横文字で書いたらカッコ良くなるけど、
野良犬、野良猫、野良猫、野良オヤジ、野良ガキ、野良ジジ、野良ババも、
カー、ペッ !と痰も飛ばし、
目が合えば、お上品な神戸弁で、「おんどれ !」と
あいさつを交わし、ワンコもニャンコも空き缶も空きびんも、
地面に転がっている物は全部、蹴飛ばし、
キャンキャン、ネャンネャン、ガランゴロン、ガチャンパリンと、
色んな音が同時進行で、常に騒々しかったです。
現代は、町の中が静かです、車もブーブー言いません。
そして言葉の中でも、擬音語を使わなくなったと思います。
そういや、ソフトバンクのコマーシャルで、
もうすぐ中一になる寺田心君のリーゼント頭が可愛いです。
昔、電車に乗ってる時に、どこかの大学の学ランを着た、
応援団らしきお兄さん二人のうちの一人は、
金縁眼鏡のレンズ部分が30度ぐらい前傾しているのをかけて座っていて、
前に立っているもう一人に、口角泡を飛ばし説教していて、
後ろに手をまわし、ずっと、オス、オス、と言っていました。
ひときわ、電車の中で、その光景が浮いていて、
可笑しくて、ずっと眺めていました。
まだ、こんなお兄ちゃんらが、おったんやと、かわいかったです。
大阪の有名なK大学の応援団は、昔よく色んな事件を起こしていました。
聞いた話ですが、団長は下級生に運転させたアメ車のリンカーンに乗って
大学に行っていたとか、近所の弱小大学から上納金を取っていたとか、
いろんな暴力事件とか、まー無茶苦茶でした。
ガキンチョは、そこら辺で立ちしょんしている人間を見つけたら、
ケツを後ろから蹴飛ばして、前に倒れそうになる。
その結果、オッサンが、誰じゃコラーと怒り、
アホーと言って逃げても、あれを出したままなので、
そうそう追っかけてきません。
毎日が、気を抜いていたら、何をされるか分からない、
緊張感にあふれていました。
その分、楽しい事でいっぱいでした。
現代は、平和すぎて退屈です。
お犬さん、是非とも頑張ってください。
後ろから蹴飛ばしてませんから。
