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甲斐バンド『KAI BAND 45th Anniversary Tour HEROES 2019』/静岡公演

2019-12-21 20:04:28 | LIVE LIVE LIVE!

2019/12/06


               【日時】2019年12月6日(金)
               【会場】静岡市民文化会館中ホール
               【座席】2階4列31番
               【開演】18:40
               【終演】20:45
               【観衆】900人


10/26川口から始まった全11公演甲斐バンド45周年ツアー、川口と町田に参戦して俄然ヒートアップして来ました。
こうなるとラスト来春NHKホール迄にもう1本行きたい気分、それならば12/6金曜日の静岡に行くしかありません。
仕事を終えて新幹線ひかり号でひとっ飛び、東京-静岡はわずか60分で行けるので余裕で会場に行けるので決行へ。
神戸&大阪から2週間ほど間を置いた甲斐バンドは、バンド間のグルーヴが明らかに上昇して最高のステージを披露。
全く隙のない完璧なライヴを魅せつけてくれ感激の一夜に、行って良かったーっ!2019・12・6甲斐バンド静岡!!




ライヴチケットは公演4日前に池袋パルコのぴあで買いました。
ローチケでPaypay払いで買おうかと思ったのですが、座席を知ってから買いたかったのでぴあへ。
しかしビックリ仰天な事に、サンデーフォークのチケットはぴあでも購入するまで座席が判らないとのこと。
そして不本意ながらぴあで1万1千円もするチケットを購入、席は2階の前から4列目で中央寄りの通路側でした。
サンデーフォークさん!そんな売り方してると観客動員が減りますよ、ファンは席を知ってから買いたいものです。






新幹線チケットは事前に東京駅近く金券ショップを回り、一番安かったお店で定価より600円安く片道5350円でGET。








仕事はソワソワしながらきちっと15時半前に終わらし余裕綽々、16:03岡山行きひかり号に乗る事に。
するとホームの待合所にてジーコさんが居るではー、やっぱりオーラが漂いますね、快く握手して頂きました。









せっかくなので1号車に乗車、飛行機より乗る機会が少ないので毎回ワクワクしてしまいます。








あっという間に静岡駅に到着、ここからバスに乗るので乗り場がある北口へ。
確実に東京より静岡の方が暖かったので感動、やっぱり温暖な気候なのですね。










会場までバス2つめで約7分ほど乗り到着、嬉しい事に料金100円なので良心的価格で感激です。
ホール周辺は緑が広がり人が少なく静か、開場時間まで30分近くあったので大ホールの待合所でのんびり待機。







少し並んで6:10に館内へ、ロビーは立派だけどホール内はちょっと古びた映画館の様な雰囲気でイイ感じ。
2階は予想以上に前のめりになっていてステージが近い、それでも1階PA前の16列目以降が空席だったので変更。





16列目の真ん中エリア25番付近にて観させて頂く事に。





開場から開演時間まで30分しかないので直ぐに時間が来てしまいます。
10分遅れでライヴはスタート、スイートキャロラインが流れて早くも会場内は総立ちとなりイイ雰囲気に♪
すっかりこのSEが板についたのか早くも一体感が、キーボードの前野さんからステージに入って来て堪りません。
サポートメンバーが揃うと一郎が!松藤さんも!準備オーライとなるとドラム音が叩き出されオープニングへと!!
『キラーストリート』が始まり甲斐さんがステージど真ん中から現れ一気にスパーク、最高に見易くて感激です。
音響がバッチリで気持ち良過ぎるほど、ライティングの美しさがビンビンに入って来るのでのめり込んしまいます。
甲斐さんの声も好調の様子で問題なし、始まって直ぐだけど明らかにバンドの状態の良さが伝わって来るでは。
そして2曲目の『野獣』に入ると甲斐さんのパフォーマンスは冴えまくり、演奏も素晴らしく見事なアクション。
♪ヤ―ジュ―!ヤ―ジュ―!で拳が着き上がる静岡文化会館、ノリノリな50代の姿がもあれば座ってる60代夫婦も。
曲が終わると「ヒーローズへようこそ!最高のショーを御見せするので存分に楽しみ切って下さい!!」と甲斐さん。
ここでお待ちかね『ダイナマイトが150屯』が炸裂、機敏にマイクスタンドをチェンジするスタッフの対応がイイ♪
豪快に前蹴りを放ちスタンドが舞い会場内のボルテージアップ、もちろん大合唱タイムとなり早くも最高潮!!!
目に焼き付けたいマイクスタンド回転シーンが来ると、なんと甲斐さん両手で持ち上げ頭上を旋回させるでは!!!
この時の動きが超カッコ良く「うおぉー」と叫んでしまうほど、この夜はサラサラなヘアーだったので激しさ倍増。
間髪入れず『らせん階段』への繋がりも素晴らしく緊張感キープ、とにかく音が良いのでビシビシ入って来ます。
甲斐さんはジャケットもインナーも黒が基調でパンツも黒、一郎のギター音が要所要所で冴えまくり見事な演奏に。
『ナイト・ウェイブ』が始まるとこの曲の世界に一気に突入、思わず1980年代にタイムスリップしてしまいます。
間奏のソロパートの演奏が見応えたっぷり、甲斐さんは一旦中央から去るも再度出て来てエンディングへと。
続く『シーズン』では美しいコーラスが何ともイイ感じで、甲斐さんの声も際立ち素晴らしい響きを堪能に♪
マックさんがトライアングルやマラカスなど何種類もの楽器を使い職人芸を披露、音がしっかり聴こえ見事です。
短いMCを挟み『裏切りの街角』が始まると館内はじっくり聴き入るモードに、あっという間に終わってしまいます。
早くも8曲目に突入してジャージーなバージョンでの『そばかすの天使』が始まり、会場内は静かな大合唱タイム。
徐々にボルテージアップという感じで圧巻の後半部分へ、見事に掛け合い的なブレイクが決まってフィッシュ。
美しい盛り上がりに花が咲いた状態なまま『観覧車'82』へと、これが素晴らしく演奏と照明が完璧に決まります。
甲斐さんの歌声も好調そのもので高音がしっかり出て一安心、お楽しみな間奏の素敵な回転シーンも美しい~♪
次は「松藤が唄ってくれる」とボーカルチェンジ、そして松藤さんがセンターに来る「みんな着席~」の号令。
声がかなり良く出ていて夏のライブハウスツアーが嘘の様な出来栄え、そして2番は甲斐さんが一郎側のマイクで。
11曲目の『安奈』は座ったまま楽しめるので願ったり叶ったり、強一さんが前に来てミニドラムでのブラシ奏法。
演奏はこじんまりバージョンでも甲斐さんの歌声はいつものまま、12月ならではのナンバーなので心に響きます。
さぁここで『ティーンエイジ・ラスト』が始まり一気にスタンディングへ、令和に入った甲斐バンドの始まりだ!
♪ゴーゴー!!の部分で拳が上がり、会場内の全体が見渡せるのでパワーが集まる感じが分り何ともイイ感じに。
甲斐さんの♪錆びつく前に奮い立つー部分の熱唱がグイグイ響いて思わずジーンと、今の甲斐バンドにピッタリだ。
一郎の動きがよりアグレッシブになり13曲目は『三つ数えろ』、メンバーの一体感が強まりステージ場が華やかに。
甲斐さんのステージアクションも見事で時間が止まって欲しいほど、後半のブルースハープがメチャカッコイイ!!
そして『氷のくちびる』が始まりライヴは一気に佳境へと、町田では歌詞忘れがあったけど完璧に決める甲斐さん。
何度も言うようだけど音響が素晴らしいので最高潮、間奏の甲斐×一郎の決めポーズも真っ赤に正面からドーンと。
終わるとすかさずマックさんのパーカションが鳴り響いて『ポップコーン』へ!!!炸裂ライティングが眩しい!!!
ここまで素晴らしかった静岡観客のリズムも意外にもここで崩壊、あるあるパターンのグタグタ感のままの前半に。
それでも甲斐バンドがガッチリ決めてくれパーフェクトなポップコーン、会場内大合唱で甲斐さんの声とスイング♪
拳が突き上がるサビ部分16列目中央から見渡す景観が美しい、一気に涙が沸き上がってしまいボロボロ状態に。。
エンディング前の盛り上がり演奏シーンがカッコ良過ぎ!!一郎の力強い姿と甲斐さんのギター姿が堪りません♪♪
超盛り上がり状態のまま『翼あるもの』にIN、気が付くとお酒の入った超ノリノリな僕と同い年位の男性が近くに。
横一列空席だったけど16列目は僕と彼とで超絶盛り上がりゾーンへ、テンションが上がって思い切り楽しむ事に。
思わず1980年代と一緒の手拍子&拳上げジャンプWITH大合唱となり、後半のスピードアップ部分もよりハードに満喫。
後ろが空席なので「倒れてもいいや」の気持ちではち切れてみた翼あるもの、まさか54歳でこんなに跳ねるとは。。
本編ラストの『HERO』は照明全開で煌びやかに、全11公演中8公演目に来たので甲斐バンド自体が強靭になりお見事!!
最後まで甲斐さんの歌声は不死身のままでメンバーのプロ魂が清々しい、もうこれにはチケット代1万1千円に納得。
アンコール前に風邪ひいてノドがガラガラがだったので再確認、まさかこんなに唄えるとは自分でもビックリ。
『嵐の季節』が静かに始まりサビ部分では超合唱へ、そしてそのまま後半分でも思い切り唄い会場内は完全一体に♪
お楽しみはまだまだ続きアンコール2曲目は『きんぽうげ』だ!!!まずはマイクスタンドを右サイドキック!!
当然の如く超合唱タイムとなりノリノリな静岡の雰囲気が実に良いぞ、明らかに絶好調な甲斐さんが実に楽しそう。
ここでメンバー紹介が行われ甲斐さんのシャウトがいつも通りにカッコイイ、そして流れ良く『アウトロー」だ!!!
イントロは一郎がビシッと弾いてくれ気分爽快、♪やりきれないさーは相変わらず低く唄う甲斐さんだけどGOOD。
♪爆発しそうーでは股間に左手をガツっとロックな甲斐さん、アウトロー伝統芸能は維持され大満足フィッシュ。
Wアンコール態勢に入りマイクスタンドが3本立てられ『破れたハート』が、甲斐さん・松藤さん・一郎が並びます。
松藤さんのコーラスが見事で声の好調さが如実に感じられ見事、音が素晴らしいから一郎の声も判り素晴らしい。
甲斐さんの声もオープニングの変わらずそのまま、場内は緩やかにスイングしながらの心地良い大合唱となりました。
ここで甲斐さんから「まだ見た事がない景色、頂が見たくて45年間やって来ました」と。
そして「今夜は来てくれてホント感謝しています、サンキュー、ありがとう」と心のこもった挨拶が。
クライマックスは『熱狂 (ステージ)』で、熱唱するというより思いを込めて歌う甲斐さんが印象的なバージョン。
これには一緒に唄うというよりじっくり聴いてしまう感じに、あっという間にエンディングとなりお別れの時が。
充実の表情で各メンバーと握手する甲斐さんが印象的、最後は甲斐バンド3人だけで残って熱い歓声と拍手を浴びます。
ツアー後半へ差し掛かりより結束力が高まった甲斐バンド、ここて更にアップするとは!静岡まで観に来て良かった♪






【セットリスト】

M01 キラーストリート
M02 野獣
M03 ダイナマイトが150屯
M04 らせん階段
M05 ナイト・ウェイブ
M06 シーズン
M07 裏切りの街角
M08 そばかすの天使
M09 観覧車'82
M10 メガロポリス・ノクターン
M11 安奈
M12 ティーンエイジ・ラスト
M13 三つ数えろ
M14 氷のくちびる
M15 ポップコーンをほおばって
M16 翼あるもの
M17 HERO (ヒーローになる時、それは今)

E01 嵐の季節
E02 きんぽうげ
E03 漂泊者 (アウトロー)
E04 破れたハートを売り物に
E05 熱狂 (ステージ)





【バンドメンバー】

Vo:甲斐よしひろ
Gt:田中一郎
Dr:松藤英男
Per:Mac清水
Key:前野知常
Ba:岡沢茂
Dr:佐藤強一
Gt:稲葉政裕





ライヴ後は山梨のMさんの車で静岡駅へ、松戸Mさんも含め3人にて静岡ビールで至福の乾杯です。








駅ビルに入った山久というお店で静岡おでんを、魚粉をかけて頂くわけですがメチャウマでは♪
おでんのスープが豚骨醤油味で具材に染み渡って素晴らしい味わい、一気に静岡おでんのファンになりました。
あっ、タコの唐揚げも絶妙な揚げ具合で最高!







3人でライヴの感想を話してたら気持ち良くなってしまい、いつしか時の流れが曖昧に。。。そして事件勃発!!
時刻は22時半過ぎ。。な、なんと、最終の新幹線に間に合わなくなってしまったのです。
こうなったらトコトン静岡遠征を楽しむ事にして、甲府まで帰るMさん車に一緒に乗り真夜中のドライブへ。
車内でのBGMはアルバム『地下室のメロディー』、普段は出来ない濃厚な甲斐バンド話を2人で話せて格別な時間に。
真っ暗で景色が見えないのが残念だけど、山梨に入ると徐々に気温が下がり途中ローソンに寄ると空気が美味しい。
甲府に着いたらカラオケ店で数時間過ごすことに、どうにか1000円引きクーポンをGETして2500円でOKに。
すっかり声帯が失われたかのように声が出なくなり、仕方ないので音と映像だけ付けて過ごしてみました。








ネット購入のみの甲府-新宿の高速バス2200円があったので、夜中の3時過ぎにスマホ予約しセブンで発券。
そして4:45にカラオケ店を出て甲府駅南口のバス乗り場から乗車、満席になってしまったので買えてラッキー。
キャンセルが出たのか運良くお隣が空席で楽々と、新宿到着は7時過ぎで自宅には8時前に帰れました。





















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