BLUE HEAVEN

行きたい海が尽きません
未だダイビングに夢中です

甲斐バンド THE KAI BAND Billboard Live 2021 『EASTもWESTも』/初日2ndStage

2021-04-30 11:50:23 | LIVE LIVE LIVE!

2021/04/17

               【日時】2021年4月17日(土)
               【会場】東京・Billboard Live TOKYO
               【座席】カジュアルエリア4F/4A-7番
               【開演】18:35
               【終演】19:45
               【観衆】250人

昨年11月に行われたビルボードLIVEから半年が経ち、今年も甲斐バンドとしてのビルボードLIVEが開幕。
東京・名古屋・大阪・横浜の4か所にて多数のステージがスタンバイ、その初日公演2ndステージに参戦です。
収束しないコロナの影響で開演時間を早め開催、短い尺にてどんな曲が放たれるか緊張感溢れるLIVEを堪能。
2015年から始まったビルボードシリーズの中で今回が一番好みのセトリに、『25時の追跡』!!感動!!!
全12曲わずか70分というLIVEでしたが、1曲1曲のインパクトが強く胸に突き刺さる印象深いLIVEとなりました。









甲斐バンドのライヴに雨なし、晴れ男の異名を持つ甲斐さんだけど生憎の雨空に。
新板橋から三田線で日比谷乗換えして日比谷線で六本木へ、外に一歩も出る事なくミッドタウンに到着です。







カフェやレストランは混雑していて、ケーキ店などは並んで待ち状態の店もあるほどでした。








17時半ジャストにビルボードに到着、一旦受付にローチケを見せ座席案内をして頂き会場へ。







今回なんとローチケをペイペイ支払い出来て1%の110円還元に、これからチケット購入はローチケが良いです。









ドリンクはコロナビールに、カジュアルは1000円安くドリンク付きなのでボクは好きです。





定刻5分遅れ、ニルヴァーナの「スメルズ・ライク・ティーン・スピリット」が流れ甲斐バンドの3人が登場。
なんと先頭が一郎でステージ上手側へ、オープニングは松藤さん&一郎がアコギを奏で『野性の馬』から。
甲斐さんのボーカルが生音に近い感じでゾクゾク、11月違っていきなり甲斐バンド3人の姿から始まり嬉しい♪
1曲目をビシッと決めてくれると、2曲目は甲斐バンド1976年3枚目のアルバムから『あの日からの便り』を。
ギターの鈴木健太&ベース木村クンが加わり一郎は下手側へ、すると一郎がミニキーボードを弾くシーンも。
懐かしいメロディーが心地良く幸せな気分に、コロナビールのライムの香りが爽やかで楽曲に酔いしれます。
そして3曲目は公式サイトでリハがYouTubeアップされた『射程距離』、この編成ならではのスタイルで披露。
完全に意表を付かれたのが4曲目で、なんとKAI FIVEのナンバーをしっとり妖しげに甲斐さんが歌い上げます。
全く予想が付かないのがビルボードの舞台、いきなり『ナイト・ウェイブ』が始まり自然とスタンディングに。
フルバンドの時みたく重厚な音ではないけど、甲斐さんが唄い出すと一気に世界が一変して熱い雰囲気へと。
この時点でカジュアル席で立ってるのはボクだけ、甲斐さんがここでMCに入ると係員の男性がボクの後ろに。
そして「大変申し訳ないのですが、ご着席いただけますでしょうか」と丁重に、下のフロアでも同じ光景が。
一旦座るも次の7曲目から再びスタンディングへ、嬉しい事に大好きな『眩暈のSummer Breeze』が炸裂です♪
今の甲斐バンドにしっくり来るナンバー、緊張感溢れるステージに拍車がかかる雰囲気に包まれ刺激たっぷり。
イイ感じのまま次の曲は鈴木健太がバンジョーを奏でての『メモリーグラス』!!まさか演ってくれるとは!!
演奏はフルバンドとは全く違う音だけど甲斐さんの声が突き刺さり堪りませんっ、うぅぅ思わずが涙がぁ。。
まさかの名曲炸裂に感激してるとそのまま次も堪らない曲が、なんと『ダイヤル4を回せ』が始まります!!!
甲斐さんの唄いっぷりが素晴らしく一郎の間奏エレキがグイグイと、松藤さんはキーボードに専念してお見事。
そして圧巻だったのが次の9曲目、鈴木健太のギターからあのイントロと同じ音が!!『25時の追跡』!!!!!
コンパクトな編成だけどビルボードという煌びやかな空間で奏でられる質感が新鮮、ハードボイルドな世界へと。
甲斐さんの低音ボイスが素敵で鳥肌もの、一郎のギターがうねりを上げてくれ甲斐バンドの凄みが出まくりでは。
演奏のフィニッシュシーンがバチっと決まりカッコ良過ぎ、あまりにも圧倒されっ放しとなりやや放心状態に。
ここで早くも本編ラストナンバー『光あるうちに』が変則的に、甲斐さんのボーカルがパワフルに炸裂しました♪
アンコールではハプニング勃発、『レイニードライブ』の松藤さん唄い出しで2回甲斐さんからダメ出しが。
やり直し2回目でスムーズに、前半松藤さんボーカルで途中ウクレレバージョンで甲斐さんが唄う斬新な展開。
サビの美しいハーモニーは生かしてくれて圧巻、最後にまた松藤さんが唄って〆るという画期的な一幕でした。
オーラスはバックの幕が開いて夜景を楽しみながらの『嵐の季節』、松藤さん&一郎のコーラスがグイグイと!!
思わず大合唱だけどマスクの中で少しだけ、あまりにも美しい光景に涙が溢れて来て最高のラストシーンに♪
相変わらず短時間なライヴだったけど今回はセトリ抜群で漲る充実感、別の公演も行きたくなる中帰りました。


【セットリスト】

M01.野生の馬
M02.あの日からの便り
M03.射程距離
M04.落下する月
M05.ナイト・ウェイブ
M06.眩暈のSummer Breeze
M07.メモリー・グラス
M08.ダイヤル4を回せ
M09.25時の追跡
M10.光あるうちに

E01.レイニードライブ
E02.嵐の季節




【バンドメンバー】

甲斐よしひろ:Vocals・Guitar
松藤英男:Guitar・Keyboard
田中一郎:Guitar

鈴木健太 (D.W.ニコルズ):Guitar
木村将之:Bass

最新の画像もっと見る