母の体内に残る子の細胞が母を救う
妊娠した経験がある女性なら誰であれ、次のことが当てはまります。
例え流産したとしても、例え、悲惨にも間違った選択をして、中絶により授かった命を葬らざるを得なかったとしても、或いは、臨月を迎え、出産し、母と子の細胞が入れ替わっても、その子の細胞は、残りの生涯、あなたの身体の中で生き続けます。
今この瞬間も、あなたの身体の中には、自分の身体に宿った全ての子供達の生きた細胞が、存在しているのです。
例え流産したとしても、かつて(一時的にでも)母であった女性が病気になると、その身体から、ある一定の細胞の群れが、病気の箇所に向かいます。
そしてそれらの細胞が、母であった女性の身体の病気の原因を探り、原因が何であれ、その身体を回復させるために、それと闘うと言う事実を、科学者が発見したのです。
その細胞は何だと思いますか?
あなたが、かつて身体に宿した子供達の細胞です。
母になると言うことは恵みです。
だから、最初に、アダムとイブがエデンの園を追われた時、神は「お前達は、子供を持つことで救われるだろう」と言われたのです。
この「救われる」と言う言葉は、文字通り「健康」と言う意味でした。
流産や中絶によって、例え、その子がもうこの世にはいないとしても、これらの細胞が母を守る為に走る時、 あなたの子供は、あなたの命を救うために戦っているのです。
Tomoko Hoeven 翻訳