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UQコミニュケーションズが料金・端末を無料にしてモバイルWiMAX試験サービスを行うことを検討中

2008年07月26日 19時35分00秒 | インターネット
皆さんこんばんは。

 ケータイWatchによると、モバイルWiMAXの事業者免許を取得したUQコミニュケーションズが7月23日に開催されたWIRELESS JAPAN 2008の基調講演にて今後のサービス展開について明らかにした模様です。

明らかとなった主な内容は下記の通りです。



エリア関連

・2009年2月 東京23区・横浜市・川崎市にて試験サービスを開始

・2009年夏 商用サービスを開始及びエリアを八王子・埼玉・成田方面及び名古屋市・大阪府・京都府・神戸市に拡大

・2009年度末 全国政令指定都市へ拡大

・2010年度末 全国主要都市へ拡大し、人口カバー率を76%に

・2011年度 93%を越える人口カバー率とする



通信品質関連

・ダイヤルアップによるネットワーク接続時の煩わしさを解消し、起動時にすぐ接続可能な環境となる

・通信速度はサービス開始当初は最大40Mbps、次のステップで最大80Mbpsに拡張する予定

・新幹線での利用に向けて技術開発に取り組んでいる

・成田エクスプレス車内で利用可能に

・屋内向けに市販されている無線LANアクセスポイント並の大きさとなる超小型基地局を開発している



料金・サービス関連

・月額5000円程度となっている3G方式のパケット料金定額サービスよりも安く、ADSLと同じ料金レベルにしたい

・試験サービス時には通信料金や専用端末も無料にすることを検討中

・試験サービス時限定でUQコミュニケーションズ製の端末を配布予定(正式サービス開始時は各メーカーが発売するデータ通信カード・ノートパソコンなどの端末を利用)



 個人的にはUQコミュニケーションズは音声通話サービスは提供しない方針を明らかにしているため、別途携帯電話会社と契約した上で音声通信端末とデータ通信端末の同時に持ち歩く事になりますが、韓国ではWiMAX方式の通信サービスが月額約2000円の定額制で開始されており、日本でも2台の端末を持ち歩くことを許容できる位の安価な料金が実現する可能性が高い事を考えると、2009年2月に開始予定の試験サービスの募集形式によっては、音声通話サービスを行なわない点が異なりますが、かつてNTTドコモが実施したFOMA試験サービスのモニター募集時に36.75倍という競争率になった前例があるだけに、狭き門となる可能性がありますが、とりあえず応募してみようと思います。



関連リンク
【WIRELESS JAPAN 2008】 UQコミュニケーションズの田中社長、モバイルWiMAX戦略を語る(ケータイWatch)

超小型基地局 画像(ケータイWatch)

KDDIがWiMAX試験サービスを来年2月に開始(でじたるな部屋)

韓国版モバイルWiMax、ユーザー急増の理由はやっぱりあれ:趙 章恩「Korea on the Web」(PC online)

FOMA試験サービスに応募殺到、競争率36.75倍の狭き門に(マイコミジャーナル)

WIRELESS JAPAN 2008 | ワイヤレスジャパン2008

UQコミュニケーションズ株式会社





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