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アメリカで砂糖から家庭用エタノールを精製・給油可能な自家用スタンドが発売

2008年05月10日 18時28分00秒 | その他
皆さんこんばんは。

 ITmeidaによると、アメリカの新興企業E-Fuelが5月8日、家庭用電源で自動車燃料として利用可能なエタノール精製・給油機「EFuel100 MicroFueler」を米国内向けとして9995ドル(約102万円)にて第4四半期から出荷を開始すると発表し、現在自社Webサイト上にて受注を受け付けており、今後中国とブラジルでの販売も予定しているそうです。


 具体的には本体はガソリンスタンドにある給油機程度の大きさになっており、本体の発酵タンクに「砂糖(またはビール、ワインなどの蒸留酒)」「イースト菌」「水」を入れてからタッチパネルで発酵オプションを選択すると、4.5キロから6.4キロの砂糖で1ガロン(約3.8リットル)のエタノールを精製出来、1日で最大5ガロン(約19リットル)精製することが可能なようです。


 個人的には日本で家庭用として使うには砂糖の価格が地域によってばらつきはあるでしょうか、私の周辺でおおよそ1キロ210円前後となっており、精製してもガソリンより割高になってしまうことを考えると不向きだと思いますが、前述した通り砂糖の代わりとして飲み残しのワインやビールも利用可能になっているため、ビールやワインを取り扱う飲食店向けとして需要がある可能性が高いですが、エタノールは容易に飲用のアルコールに転用すること可能なため、販売がアルコール事業法に基づく許可制となっており、利用可能にするには法改正が必要な可能性が高いことを考えると日本で販売する事は難しいと思います。


関連リンク
砂糖からつくるエタノール燃料の「自家用スタンド」登場(ITmedia)

※英語表記です。E-Fuel

自動車燃料(エタノール)(ウィキペディア)

アルコール事業法について(東北通商産業局 アルコール課)




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2007年5月10日の記事

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