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最大254色で着色された立体模型を作成可能な「カラー3Dプリンタ」登場

2008年04月10日 20時17分14秒 | パソコン・周辺機器
皆さんこんばんは。


 通常「プリンタ」というと、主に紙にインクやトナーを付着させ、文字や画像を表示する仕組みとなっていますが、ITmediaによると、東京ビックサイトにて4月10日から4月12日まで開催しているカラーデザイン展示会「COLOR SESSION 2008」にて東京江東区にあるDICOという会社が開発した立体模型を作成可能なカラー3Dプリンタ「ZPrinter 450 System」を展示している模様です。


 具体的には石膏の粉にインクと接着剤を吹き付け、少しずつ着色と固める作業を行ない、作業完了後余分な粉をエアブローで除去することで、最大254色で着色された立体模型を作ることが可能で高さ8センチ・幅8センチ・奥行き4.8センチの立体模型なら2時間で完成するようです。


 ITmediaの記事にこの3Dプリンタで作成されたとうもろこしと豚の置き物の画像が掲載されていますが、特にとうもろこしの模型がリアルな出来となっています。


 ここまで読んで欲しいと思われた方もいると思いますが、高さが1m40cm、幅が1m22cm、奥行きが79cmとかなり大きい上、値段は1台880万円と残念ながら普通の人が買える製品ではありませんが、個人的にはパソコン用プリンタもかつては価格が高い上、大きい製品が多かったことを考えると、いつかはこのような3Dプリンタも小型化や低価格化が進み、気軽に買えるようになる日が来る可能性はあると思います。


関連リンク
世界初の「フルカラー3Dプリンタ」で何を作る?(ITmedia)

COLOR SESSION 2008

DICO

ZPrinter 450(DICO)