
ドバイには朝の4時到着。
ミニバスでトランスファーエリアまで行くんやけど、車内アナウンスでは、どうやら2箇所に止まるらしく、最初に止まる方が乗り継ぎする人、後の方が入国の人らしい。なので最初に止まった所で降りたのだけど、英語に自信のない私はドキドキ 同じ便でやって来た日本人も不安だったのか、係員に「トランスファー?」って尋ねてて、そうだと教えられてのを聞き、ここでパスポートコントロールを受ける。が、またまた手荷物を通さないとアカン。カバンからジッパー付き袋にまとめていた液体類を取り出し、私はベルトを外さなかったけど、他の人はベルト外したりでこれまた難儀だわ。
パスポートコントロールを受けて通った先は免税店。このドバイの免税店は24時間営業していて、今が夜だというのを感じさせない。せっかく来たので、免税店の方々を探索。免税店はあんだけ明るいのに、店がなくなったゲート前はかなり暗い。そこにはベンチがたくさん並んであり、夜を明かす多くの人が横たわっていた。ベンチに寝ている人、地べたに寝ている人──。このあたりを見たら、アラブ諸国という感じがする(人々の服装とか、布団代わりにかけてる布とかが)。
1時間くらいぶらついた後、またお腹の調子が悪くなりトイレへ(日本出発当日、会社でお腹の調子崩してました )。空港のトイレ、わりとキレイってか、便器も洗面台もTOTO製で、蛇口には“自動”とおもっきし漢字が書かれてあるゾ
6時前に、エミレーツ航空利用でトランジットが4時間以上ある人は無料で使えるというラウンジに行ってみる。どうやら普通のレストランみたいなんやけど、エミレーツ航空利用の人は、入り口横にカウンターがあって、そこで搭乗券を見せて無料券みたいなのをもらう手続きを踏まないとアカンらしい。私もその列に並んだのに、搭乗券見せた時点で「4時間以上の滞在にならないからダメです。」と断られた。実際にはこの空港に4時間滞在するねんけど、すでに1時間半以上は経っていたからアカンの?しかたなく、私もベンチで寝ることとする。
7時半頃、そろそろ出発のゲート確認しようとモニターを見に行ったけど、まだ表示されてなかったのでまたベンチに戻り、8時過ぎに再度モニターを確認。しかし、またもや表示がまだだった。もう、ボーディング時間が迫っていたのでトイレに行った後、インフォメーションで聞く。モニターに表示されてなかったくせに、ちゃんとゲート番号は判明しててというか、急ぎ足でゲートに着くと、既にゲートも開いていた。
待つつこと10分で機内へ。今度の機体はパーソナルTVも小さいし、席も普通。関空~ドバイのフライトでもらった機内グッズ(靴下・アイマスク・耳栓・歯磨きセット)の配布はもちろんなかった。
私は真ん中の4列並び席の通路側。隣のアラブ系女性に、「あそこに父が居るので、席変わって。」とお願いされたので、片言の英語で「通路側の席なら変わります。」と言うが、よく伝わらず。結局「父の席を見に来て。」と連れて行かれたんやど、窓側の席だったのでお断り。ここでも「窓側の席だからイヤです。」と言ってみたが伝わらず、かなり強引に「この席に座りたい。」と言っておいた。けど、すんごい罪悪感が残る。これから長いフライト、彼女の隣に座るわけやし何か気まずい 結局、このままの席に座り離陸。ベルト着用サインが消えた頃、白人男性が「同じ通路側の席が空いてるけど、変わってもらえる?」とやって来る。指差された後ろの方を見ると、ちらほら空席があることに気付く。通路側なら問題ないのでOKと言い、さっそく席替え。この男性、たぶん先ほどのアラブ系女性のお父さんの隣に座っていた人で、気を利かせてくれたのだろう。彼は私の訴えた(通路側の席希望という)意味を分かってくれてたんやね。移動先の座席、4列並びの真ん中2席が空いてたので、かなり広く感じた。その後寝てたら、CAさんに起こされ「元の席はどこですか?戻ってください。」とお叱りを受ける。が、先ほどの白人男性が事情を説明してくれたので、このままでOKとなる。暫くして1回目の機内食。ブルーベリーマフィンがかなり美味しかった
その後、かろうじて日本語で見れる映画があり、時間つぶしに見てみたけど、そんな面白くはなく、見終わってからは爆睡。2回目の食事提供に気付かなかったので、周りが食べ始めた頃に目覚め、CAさんに持ってきてもらう。これ、けっこうやってしまうんやけど、毎度恥ずかしい(起こしてくれるほうがまだましかも?)。1回目の食事を平らげてたせいか、今回はあまり食欲がなく残してしまう。デザートは別腹で食べたんやけど、チョコのかかったプチシュー美味しかった。
定刻よりちょっと遅れて13:15、ウィーンのシュヴェヒャート空港に到着。機内から降りてすぐにパスポートを提示するよう言われ、列に並ぶ。何故か列の進みが遅い。前の人がかなりパスポートをチェックされているもよう。挙句の果てにパスポートの写真をルーペまで出して見られていた。で、私も人のことは言えず、かなりじっくり見られた。後ろに居た日本人に「わー、メッチャ見られてるー。」って言われたくらいなので。 荷物は最終地までスルー出来たので入国する必要がなくなり、乗り継ぎカウンターを探す。到着ゲートからすぐの所にオーストリア航空のカウンターがあり行ってみると、ここですんなりチェックインできた。あっけに取られて、窓側の席を希望するの忘れたわ。
フライトは17時。16:40までにゲートに行けばいいので時間はたっぷりある。ここで、母からのリクエストで、父方の叔母へ買うスワロフスキーのお店に行く予定。昨年、叔父が手持ちのドル紙幣を大量にくれたので、その御礼にってことで(もちろん、叔父・叔母に何かお土産は買うつもりやったけど、何買っていいか分からんかったので、母に聞いたわけで…)。仕事で海外出張ばかりしていた叔父は、退職してからかなり経つのにドルを持ったままで、換金するのが面倒ってことでくれたのだけど、800ドルくらいあった。今までも何度か、私が海外に行くと言うと「ドル紙幣使ってきてよ。」と、お小遣いをもらっていたのやけど、今回はいつも以上にもらってしまったので、お土産も気を使うな~
このウィーン空港は、何度も利用していてかなり地図が頭の中に入ってるつもりだったが…。そもそも、一度入国するつもりだったので、ウィーン空港の地図を確認して来なかったのがいけなかった。ドバイからゲートAに着いたんやけど、次のプラハまでも同じAのゲートから出発。近くをぶらぶらしてみたら、いつもある免税店が近くになく、どうやらゲートB・C方向に行かないとダメらしい。次のフライトもゲートAからなので、ゲートB・Cのパスポートコントロールを通れないはず。ゲートAからでも行けるか?と、パスポートコントロールを通ると・・・ メッチャしけたゲートで、もちろんここから免税店に行くことは出来ず。A45前後のゲートは離発着少ないらしく、人も殆ど居ない。お目当ての免税店と言えば、売店くらいのスペースに、お酒とチョコが売ってる所しかなく、しかも、近くのゲートでボーディングが始まる10分くらい前からしか開かない。で、皆が乗り込んだら、また閉めるという・・・。あ~~、免税店行けない~~
一度入国して、再出国手続きしてから免税店をぶらつくのが正解だった~
ウィーンの空港はスワロフスキー以外にも、見たい土産物があったってのに…。チロル地方のかわいい雑貨とかね。それとザッハートルテとか。あっちに行けば、フードコートもあったから、時間潰せたってのに、これから4時間近くどうしよう。とりあえず、ベンチに座って、ここまでに日記を簡単に書く。が、そんなので時間は潰れん。そうこうしてると、中東アジア系ビジネスマン(?)が、なにやら英語で話しかけてきた。なんで英語喋れない私に話しかけて来るねん
行きから必要以上に英語喋らされてる気がしますが?彼は、まず何時かを聞いて時計の時刻を合わしてから、自分のフライトのゲートがここでいいかを確認してきた。チケットを見せてもらったら私と一緒。A48ゲートですのでそこですと指差し、さらにモニターに表示されてる便名と出発時刻をも指差す。が、チケットにはボーディングタイム「16:40」が印字されてあったので、「何で違うの?」と聞いてくる。ボーディングタイムがこっちで、フライトタイムがあっちですと言うが、私のつたない英語&彼はかなり目が悪いらしく、チケットの字も時間しか見えないみたいで、ちゃんと伝わらない。結局、近くに居た白人男性に再度聞きに行ってた。やっぱ英語って苦手
イタリア語も喋れるわけちゃうけど、「A」は「ア」、「O」は「オ」としか発音しない言語なので、喋るの楽チンなんよね~。
その後は、ベンチに横たわり寝ていた。ボーディングタイムが近づくと、乗客がやって来たんやけど、何故か周りは日本人だらけ。ツアーでもなさそうやけど。日本人が来ると、ベンチで寝てるのもどうかと思い、トイレ行ってからは起きていた。 16:40になってもいっこうにボーディングが始まらず、結局17時のフライトは30分遅れとなった。搭乗券の半券を切られて、機内に向かう途中、新たな失敗に気付く。そっ、ウィーンでチェックインしたこのフライトのマイレージを付け忘れ まあ、後から半券を送れば済む話やけど、プラハに着くまでにいったいいくつの失敗したら気が済むんやろ
ウィーンからプラハへのフライトは約1時間。チロリアン航空とのコードシェア便だったけど、今までにウィーンから近距離フライトした時とは違い、それほどしょぼい機体でなかった。で、ラッキーにも窓側の席だったので、ウィーン上空を眺めながらの快適なフライト 機内では200ml弱の水のペットボトル、ドリンクサービスでコーヒー、そして大きくはないけど、温かいパイが配られる。
プラハには18時半到着。トイレに行って暫くするとスーツケースも出て来て入国。ウィーンと違いかなり簡素な感じだった。
到着後、まずは両替。チェコの通貨であるコルナは、現地でしか両替できないので、これからバスに乗るためには空港内で両替が必要。両替機とカウンターとあったけど、両替機の方でチャレンジ。ドルから両替するほうが得だと聞いたので、100ドル紙幣をコルナへ。両替機表示のレートの他、手数料とやらが取られ、あまりよいとは思えないが致し方ない。そのお金を持って、バスのチケットを買いに行く。どうせ2日間滞在するのならと、取りあえず1枚、一日乗車券(24時間有効)を購入。そして、小銭が必要かもとカウンターの両替に行ってみたんやけど、すんなり断られる。なんで?小銭無いわけちゃうやろうに…。仕方がないのでこのままバスへ。同じ飛行機で到着した日本人達は、おそらく観光地近辺(プラハ1区内)にホテルを取ってるんやろね。だいたいの人がそっちに行くバスに乗って行ったので。が、私はプラハ5区、ちょっと郊外にホテルを取ってるので、まずは179番のバスに乗り、途中からトラムに乗り換える。この乗り換えが心配で、車内ではずっと耳と目を凝らしていた。ガイドブックを読む限り、アナウンスはまず次に停まるバス停、そして次の次に停まるバス停って感じに流れるんだか。が、駅名と途中のチェコ語が全く聞き取れない。で、前の表示も見てたわけで…。暫くすると何となく分かってき出したので、ちゃんと乗換駅で降りれた。ここからちょっと行った先にトラムが走ってて、これもうまい具合に乗れ、なんとかホテル前の停留所で降りることができ、ホテルには20時頃到着。微妙にお腹が空いてたけど疲れてしまったので、足を地面に着けた状態でベッドに横たわり、結局そのまま寝てしまう。日本から24時間以上かけてやっと着いたプラハだった。
〔ドバイ空港〕
ノートPCやSDカード(かなり安かったような…)などの電化製品、洗剤・シャンプーなども売ってました。
〔ウィーン上空〕 この川ってドナウ川?
*** トップの写真 ***
ドバイ~ウィーンの機内食。関空~ドバイのより、量が明らかに多かった
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