~ラテン語をゆっくりと自習するブログです~
PAGINA DIADUMENIANI
Latin for Beginners_2389
【本文】
"Tēcum esse mihi semper est grātum; nec Pompēiōs umquam vīdī.
【新出ラテン語句】
umquam
【コメント】
本文のラテン語を訳してみると以下のようになるかと思います。なお、誤りがあれば御容赦願います。
○ "Tēcum esse mihi semper est grātum; nec Pompēiōs umquam vīdī.
(訳)
「あなたと一緒にいることは、私にとって常に喜ばしいことです。そして、私はポンペイを未だかつて見たことがありません。」
(解説)
tēcum は「あなたとともに」の意味です(Latin for Beginners_1065 参照)。
“与格+ grātus”は「~にとって喜ばしい、~の気に入った」の意味です(Latin for Beginners_474 参照)。ここでは、不定法句 tēcum esse がその主語になっており、形容詞は grātum と単数中性形になっています(Latin for Beginners_735, 736, 738 参照)。
nec は「そして、~ない」の意味です。
umquam は否定文で用いられて、numquam(決して~ない)と同様の意味で用いられているものと思われます。ここでは完了形の動詞 vīdī とともに用いられており、英語における経験を表す現在完了の用法から類推して、「未だかつて~したことがない」と訳してみました。
-初学者のためのラテン語-
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