Latin for Beginners_398

【本文】
LESSON XVIII
CONJUGATION
THE PRESENT, IMPERFECT, AND FUTURE TENSES OF SUM

 119. The inflection of a verb is called its conjugation (cf.§23). In English the verb has but few changes in form, the different meanings being expressed by the use of personal pronouns and auxiliaries, as, I am carried, we have carried, they shall have carried, etc.

【語句】
conjugation:(動詞の)活用
present:現在
imperfect:未完了過去
future:未来
tense:時制
but few:ほんのわずかの
auxiliary:助動詞

【訳文】
第18課
活用
sum の現在、未完了過去及び未来時制

 119. 動詞の屈折(語形変化)は「活用」と呼ばれる(§23 参照)。英語では、異なる意味が人称代名詞や助動詞の使用によって表されるので、動詞には語形の変化はほんの少ししかない。例 I am carried.(私は運ばれる。) We have carried.(我々は運んだ。) They shall have carried.(彼らは運んだだろう。) 等。

【コメント】
 … being … は独立分詞構文です。ここでは「~なので」と訳してみました。

-初学者のためのラテン語-

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

Latin for Beginners_399

【本文】
In Latin, on the other hand, instead of using personal pronouns and auxiliary verbs, the form changes with the meaning. In this way the Romans expressed differences in tense, mood, voice, person, and number.

【語句】
on the other hand:他方では、これに対して
auxiliary verb:助動詞
mood:法(「動詞の内容に対する話し手の心的態度を表す動詞の形」(三省堂・新グローバル英和辞典)のことを言います。英文法でいえば「仮定法」の「法」です。)
voice:態(能動又は受動を表す動詞の形。ラテン語文法では「相」という用語がよく使われます。)

【訳文】
他方、ラテン語では、人称代名詞や助動詞を用いる代わりに、語形が意味によって変化する。このような仕方で、ローマ人は「時制」、「法」、「相」、「人称」及び「数」の違いを表現した。

【コメント】
 言い換えれば、ラテン語の動詞は、時制人称によって語形変化をするということになります。

-初学者のためのラテン語-

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

Latin for Beginners_400

【本文】
 120. The Tenses. The different forms of a verb referring to different times are called its tenses. The chief distinctions of time are present, past, and future:

【語句】
distinction:区別

【訳文】
 120. 時制 異なった時について述べる動詞の異なった語形は「時制」と呼ばれる。主な時の区別は、現在、過去及び未来である。

-初学者のためのラテン語-

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

Latin for Beginners_401

【本文】

1. The present, that is, what is happening now,
or what usually happens, is expressed by
 THE PRESENT TENSE

【訳文】
1. 現在、すなわち、「今起こりつつあること」又は
「通例起こること」は次の時制によって表される。
 現在時制

【コメント】
 英語の現在形(do, usually do)、現在進行形(be doing, be doing now)は、ラテン語では現在時制(present)で表されます。

-初学者のためのラテン語-

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

Latin for Beginners_402

【本文】

2. The past, that is, what was happening, used to happen, happened, has happened, or had happened, is expressed by    THE IMPERFECT, PERFECT, AND PLUPERFECT TENSES

【語句】
imperfect:未完了過去
perfect:完了
pluperfect:過去完了

【訳文】
2. 過去、すなわち、「起こりつつあったこと」、「以前はよく起こったこと」、「起こったこと」、「起こってしまったこと」又は「起こってしまっていたこと」は次の時制によって表される。    未完了過去時制、完了時制及び過去完了時制

【コメント】
 ラテン語には、英語の過去形(did)に完全に一致するような時制はないようです。概ね、未完了過去時制(imperfect)は過去進行形(was doing)に、完了時制(perfect)は現在完了形(have done)に、過去完了時制(pluperfect)は過去完了形(had done)に対応しているようです。

-初学者のためのラテン語-

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

Latin for Beginners_403

【本文】

3. The future, that is, what is going to happen, is expressed by    THE FUTURE AND FUTURE PERFECT TENSES

【訳文】
3. 未来、すなわち、「起ころうとしていること」は次の時制によって表される。    未来時制及び未来完了時制


【コメント】
 英語の未来形(will do, be going to do)は、ラテン語では未来時制(future)で表されます。また、未来完了形(will have done)は未来完了時制(future perfect)で表されます。

-初学者のためのラテン語-

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

Latin for Beginners_404

【本文】
 121. The Moods. Verbs have inflection of mood to indicate the manner in which they express action. The moods of the Latin verb are the indicative, subjunctive, imperative, and infinitive.

【語句】
manner:態度
indicative:直説法
subjunctive:接続法;(英文法で)仮定法
imperative:命令法
infinitive:不定法;不定詞

【訳文】
 121.  動詞には、動作を表現する態度を指し示すために「法」による語形変化がある。ラテン語の動詞の法は、「直説法」、「接続法」、「命令法」及び「不定法」である。

【コメント】
 ラテン語には法(mood)による語形変化があります(Latin for Beginners_399 参照)。「法」とは「動詞の内容に対する話し手の心的態度を表す動詞の形」と説明されています。この「法」がラテン語には4種類あるということです。
 なお、subjunctive はラテン語文法では「接続法」と訳されますが、英文法では「仮定法」と呼ばれています。また、infinitive はラテン語文法では「不定法」と訳されますが、英文法では「不定詞」と呼ばれています。

-初学者のためのラテン語-

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

Latin for Beginners_405

【本文】
 a. A verb is in the indicative mood when it makes a statement or asks a question about something assumed as a fact. All the verbs we have used thus far are in the present indicative.

【語句】
statement:陳述
assume:仮定する、みなす、当然…と思う
thus far:これまで、これまでのところ

【訳文】
 a. 動詞は、事実と考えられる事物に関して陳述又は質問をする場合には、「直説法」になる。我々がこれまで用いてきた動詞は全て直説法現在である。

【コメント】
 「直説法」は、「話し手が主観的要素を交えずに事実をそのままに述べる語法」(小学館・大辞泉)と説明されています。本書でこれまでに出てきた動詞の形は全て直説法です。

-初学者のためのラテン語-

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

Latin for Beginners_406

【本文】
 122. The Persons. There are three persons, as in English. The first person is the person speaking (I sing); the second person the person spoken to (you sing); the third person the person spoken of (he sings).

【語句】
speak to ~:~に話しかける
speak of ~:~について話す

【訳文】
 122. 人称 英語と同様に、3つの人称がある。第1人称は話をする人物である(私は歌う)。第2人称は話しかけられる人物である(あなたは歌う)。第3人称は話題にされる人物である(彼は歌う)。

【コメント】
 第1人称は、「話し手」(私、私たち)のことを言います。第2人称は、「聞き手」(あなた、あなたたち)のことを言います。第3人称は、話し手又は聞き手以外の「第三者」(彼、彼ら、彼女、彼女ら)のことを言います。

-初学者のためのラテン語-

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

Latin for Beginners_407

【本文】
Instead of using personal pronouns for the different persons in the two numbers, singular and plural, the Latin verb uses the personal endings (cf.§22a; 29).

【訳文】
2つの数(単数と複数)の異なる人称に人称代名詞を用いる代わりに、ラテン語の動詞は人称語尾を用いる(§22a; 29 参照)。

-初学者のためのラテン語-

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

Latin for Beginners_408

【本文】
We have already learned that -t is the ending of the third person singular in the active voice and -nt of the third person plural. The complete list of personal endings of the active voice is as follows:

【訳文】
我々はすでに、第3人称単数能動相の語尾が -t であること、第3人称複数の語尾が -nt であることを学んできた。能動相の人称語尾の完全なリストは以下のとおりである。

【コメント】
 例えば、ama-t は「彼(彼女)は愛する」の意、ama-nt は「彼ら(彼女ら)は愛する」の意となります。
 as follows は次回読みます。

-初学者のためのラテン語-

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

Latin for Beginners_409

【本文】

 

SINGULAR

PLURAL

1st Pers.      I -m or -ō           we -mus
2d Pers. thou or you   -s you -tis
3d Pers. he, she, it -t they    -nt


【語句】
thou:汝、そなた

【訳文】

 

単  数

複  数

第1人称       -m 又は -ō       私たち -mus
第2人称 あなた -s あなたたち -tis
第3人称 彼、彼女、それ   -t 彼ら、彼女ら、それら   -nt


【コメント】
 例えば、動詞「愛する」を例に能動相現在で人称語尾を活用させると以下のようになります。

 

単  数

複  数

第1人称   am-ō(私は愛する) amā-mus(私たちは愛する)
第2人称 amā-s(あなたは愛する)    amā-tis(あなたたちは愛する)
第3人称 ama-t(彼は愛する) ama-nt(彼らは愛する)

-初学者のためのラテン語-

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

Latin for Beginners_410

【本文】
 123. Most verbs form their moods and tenses after a regular plan and are called regular verbs. Verbs that depart from this plan are called irregular.

【語句】
after:…にしたがって、…にならって
plan:手順、計画
regular:規則的な、規則変化の
irregular:不規則な、不規則変化の
depart from ~:~からそれる、外れる、逸脱する

【訳文】
 123. 多くの動詞は規則的な手順に従って法及び時制を作り、「規則動詞」と呼ばれる。この(規則的な)手順から外れる動詞は「不規則動詞」と呼ばれる。

-初学者のためのラテン語-

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

Latin for Beginners_411

【本文】
The verb to be is irregular in Latin as in English. The present, imperfect, and future tenses of the indicative are inflected as follows:

【訳文】
動詞 to be(…がある、…である)は、英語と同様にラテン語でも不規則である。直説法の現在、未完了過去及び未来時制は以下のように語形変化する。

【コメント】
 as follows は次回読みます。

-初学者のためのラテン語-

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

Latin for Beginners_412

【本文】

PRESENT INDICATIVE

 

SINGULAR

PLURAL

1st Pers.    su-m, I am su-mus, we are
2d Pers. e-s, you(1) are es-tis, you(1) are
3d Pers. es-t, he, she, or it is      su-nt, they are

(1) Observe that in English you are, you were, etc. may be either singular or plural. In Latin the singular and plural forms are never the same.

【訳文】

直説法現在

 

単数形

複数形

1人称    su-m
(私は…である)
su-mus
(私たちは…である)
2人称 e-s
(あなたは(1)…である)
es-tis
(あなたたちは(1)…である)
3人称 es-t
(彼(彼女、それ)は…である)    
su-nt
(彼ら(彼女ら、それら)は…である)

(1) 英語では you are, you were 等は単数にも複数にもなり得ることに注意すること。ラテン語では、単数形と複数形は決して同じにはならない。

【コメント】
 動詞 sum の人称と数による活用は上記のとおりです。ハイフンで人称語尾が分けて示されていますが、不規則動詞でも人称語尾は規則的になっています(Latin for Beginners_409 参照)。
 sum の活用は口調で覚えてしまうしかないでしょう(太字はアクセント部分)。
  ム-ス-スト-ムス-スティス-ント

-初学者のためのラテン語-

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 前ページ