~ラテン語をゆっくりと自習するブログです~
PAGINA DIADUMENIANI
Latin for Beginners_2502
【本文】
Ad locum postquam exercitus pervēnit, aliī mīlitum (4)in armīs erant, aliī castra mūnīre incipiēbant.
(4) in armīs erant, stood under arms.
【語句】
under arms:武装して、武器を取って
【訳文】
Ad locum postquam exercitus pervēnit, aliī mīlitum (4)in armīs erant, aliī castra mūnīre incipiēbant.
(4) in armīs erant 「武装して立っていた」
【コメント】
本文のラテン語を訳してみると以下のようになるかと思います。なお、誤りがあれば御容赦願います。
○ Ad locum postquam exercitus pervēnit, aliī mīlitum in armīs erant, aliī castra mūnīre incipiēbant.
(訳)
軍隊がその場所に到着した後、兵士たちのうちのある者たちは武装して立ち、また、ある者たちは野営地を築き始めていた。
(解説)
“ad +対格 perveniō”は、「~に到着する」の意味です(Latin for Beginners_2287 参照)。
接続詞 postquam(~した後)は、文頭ではなく、ad locum の後に置かれています。
“aliī ~ aliī ...”は、「ある者たちは~、ある者たちは ... ;~する者たちもいれば、... する者たちもいる」の意味です(Latin for Beginners_373 参照)。
mīles(兵士)の複数属格 mīlitum は aliī に係っているものと解してみました。この属格は部分属格でしょうか(Latin for Beginners_1379 参照)。
in armīs erant は、直訳すると「武器の中にいた」となりますが、注(4)にあるように、「武装して立っていた」の意味になるようです。
mūniō は「守る、城壁を築く」といった意味です。castra mūniō は「野営地を守る」とも訳せそうですが、ここでは「野営地を築く」と訳してみました。
“不定法+ incipiō”は「~し始める」の意味です。
主節の動詞が未完了過去形になっていますが、訳し方が難しいです。ここでは、そのまま「~していた」と訳してみました。
-初学者のためのラテン語-
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